『A's』におけるフェイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 07:51 UTC 版)
「フェイト・テスタロッサ」の記事における「『A's』におけるフェイト」の解説
なのはとの再会の約束を胸に、1期の一連の出来事(PT事件)の重要参考人として裁判を受けていたが、ユーノやクロノ、リンディの働きかけで、保護観察は受けるものの(なお、保護観察官はギル・グレアム提督である)ほぼ無罪が確定。その裁判の途中に嘱託魔導師となり、またなのはやその親友のアリサ、すずかともビデオメールで交遊を重ねていた。その後、ヴィータの襲撃を受けたなのはの窮地にユーノ、アルフと共に駆け付け、戦いに加わることになる。そして、魔導師を襲撃して闇の書を蒐集するヴォルケンリッターと幾度となく衝突。その戦闘の最中、ヴォルケンリッターのリーダー格であるシグナムとは好敵手のような関係となった。そのため、事あるごとに勝負をするため、ヴィータからはシグナム共々「バトルマニア」呼ばわりされているが、シグナムとの模擬戦が好きなだけで決して好戦的というわけではない(ただし、負けず嫌いではあるらしい)。他にも運動神経が良く接近戦が多いためかフェイト役の水樹奈々やファンなどから王子様キャラだと思われがちだが実際はレヴィにセクハラをされ、真っ赤になるなどなのはよりも女の子らしい部分があり、『The MOVIE 1st』の告知の時、キャロから「守ってあげたくなるお姫様タイプ」と言われている。 突然起こった事件の捜索と、時空管理局の巡行艦「アースラ」の修繕を機にリンディ、クロノ、アルフと一緒に海鳴市の高級マンション(高町家の近所にある)で新たな生活を始め、アリサ、すずかとも晴れて対面しての友達となった。その数日後、留学生という形で私立聖祥大附属小学校へ通うことになる。またPT事件後、リンディから養子縁組の申し出をされており、戸惑い保留していたものの、「闇の書」事件終結後にそれを受け入れ、「フェイト・T・ハラオウン」を名乗る。 リーゼ姉妹の評価によると能力的にはクロノと完全に兄妹と言ってよいほど近いらしく、『-THE BATTLE OF ACES-』でのシグナムの見立てでは性格面でもクロノとの血縁を疑うほど似ているとされている。また、あまり登場しないが闇の欠片の彼女は、ジュエルシードを探していた頃(ヴィータシナリオ)と母親に捨てられた自身の苦悩が具現化した者が登場し、フェイト本人やクロノと対決しており、闇の欠片からも彼女の繊細さが現れている。「闇の書事件」後、小学4年生のときに時空管理局執務官候補生となり義兄クロノと同じアースラに勤務。その後、時空管理局執務官となっている。執務官試験に2度落ちており、そのことは禁句。シグナムは事あるごとに、フェイトをからかうためにそのことを引き合いに出す(ただし、試験時期になのはの看病に時間を割いたために、万全の状態で試験に臨めなかった可能性が『StrikerS THE COMICS』でそれとなく記述されている)。また、自宅から聖祥大附属中学に通学している。『-THE GEARS OF DESTINY-』の描き下ろしお風呂ポスターでは、レヴィに抱きつかれ、体を触られたり、前を隠そうとしないなのはにタオルを渡すなどやや苦労人として描かれている。
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