『StrikerS』におけるフェイト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 07:51 UTC 版)
「フェイト・テスタロッサ」の記事における「『StrikerS』におけるフェイト」の解説
第23話を除く全話に登場する不動のレギュラー。ただし物語の中核が「なのはと教え子たち」に置かれているためか、前二作と比べると幾分比重が落ちている(後期OPでなのはの対として描かれるキャラもフェイトからスバルに代わっている)。そのためか模擬戦に参加することもあまり見られなくなった。 なのはと共に正式に管理局に所属。訓練学校を経て義兄のクロノと同様時空管理局執務官となり、法務や事件捜査を担当している。執務官試験に2回落ちているが、なのはが負傷したことが原因になっていると思われる。新暦71年5月にシャリオ・フィニーノを希望指名し執務官補佐につけた。 執務官時代にエリオとキャロを保護し、2人に対しては本当の親子のように接している。さらに、ヴィヴィオと保護するなのはの後見人にもなっており、ヴィヴィオからは「もう1人のママ」と思われている(とはいえ、フェイト自身は本当の意味でヴィヴィオが「母」と慕っているのはなのはであると語っている)。 教育方針は少々過保護気味で、エリオとキャロの二人が局の魔導師になったことを本心では快く思っていない。また、ヴィヴィオが転んだときに自力で立たせようとするなのはに対し、泣きそうになっているヴィヴィオの元に駆け寄って「なのはママは厳しすぎ」と評したことからも幼い子供に対しては少なからぬ過保護な面が垣間見える。一方、それらの過度の愛情がエリオ、キャロの大人びた感性や急激な成長と食い違い、深く悩む一幕もあった (StrikerS SS02)。 エリオ達のような子供を保護したり、またハラオウン家で甥と姪(クロノとエイミィの子供)や、遡っては幼いころに当時生まれて間もなかったアルフの面倒を見ていたりしたためか、子供の扱いは手馴れており、なのはを困らせていたヴィヴィオを諭してみせてスバル達に感心される一幕もあった。といっても最初から上手く出来たわけではないらしく、子育てを始めた当初はリンディやレティ、桃子に相談を持ちかけたり、大量の育児書を読み漁っていたらしい (StrikerS SS02)。 親友のはやてが設立した機動六課に出向という形で所属し、部隊付執務官として法務担当と広域捜査の主任を務める一方、「ライトニング分隊」隊長としてエリオとキャロを率い、前線で活躍する。手が空いているときは2人の訓練も手がけるが、執務官という役柄上隊舎を空けることが多く、普段はなのはやヴィータに訓練は任せている模様。そのほかにも、シャーリーの新人4名用新デバイスの設計に協力もしていた。 最終話の模擬戦については、彼女のみ聞いておらず「全力全開」での模擬戦に戸惑っていたが、呆れながらもヴィヴィオに諭され納得し、準備段階から真・ソニックフォーム形態で勝負をすることになった。 第26話エピローグの機動六課解散後は次元航行部隊に復隊、その際ティアナを2人目の補佐官として、執務官志望の彼女を現場で鍛え続けた。ティアナは約1年半後にさらに難関となった執務官試験に見事合格している。
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