“討滅の獄”に登場したフレイムヘイズ
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「フレイムヘイズ」の記事における「“討滅の獄”に登場したフレイムヘイズ」の解説
鎌池和馬による二次創作であり、下記の文はいずれも正式な設定の上に成り立った物かは不明。本編との展開に齟齬が見られ(カムシンが御崎市に立ち寄っているなど)、公式な内容ではない可能性が強いと思われていたが、XVI巻での吉田一美とカムシンの会話の内容から、公式外伝ではないことが確定した。 シュルス・レルリス コミックス二巻の付属品、グリモア内小説“討滅の獄”にて登場。 『末路の語り手(まつろのかたりて)』という称号を持つフレイムヘイズ。 男性ということ以外、容姿に関する詳細は不明。復讐を目的とする「典型的なフレイムヘイズ」であり、“壊刃”サブラクへの復讐心を糧に討滅を続けていた。優れた自在師であり、過去の『大戦』そのものには参加していないが、その後の混乱を鎮める際には多大な功績をあげた。 御崎市のギリギリ外側、大戸でノトブルガの襲撃を受けて、自身の“存在の力”の破裂に怯え自在法を使えないまま、『レオナルドゥスの解放』によって貫かれ爆死する。“筆記の恩恵(ひっきのおんけい)”ペネムエ[Penemue] シュルスと契約している“紅世の王”。神器や炎の色など、詳細は不明。 大戸でシュルスが戦死した事で、“紅世”へ帰還した。 ノトブルガ コミックス二巻の付属品、グリモア内小説“討滅の獄”にて登場。 『潜める追っ手(ひそめるおって)』という称号を持つフレイムヘイズ。 フレイムヘイズを殺す討滅者。外見は幼い少女で、身長は140センチ前後で髪は金髪と茶髪が混じり合っている。透き通るような白色の肌で、顔立ちは端整。服装は黒一色で声は低い。 中世の『大戦』の前に名を馳せ、この世と“紅世”を行き来する自在法の研究を行っていた“紅世の王”を愛したが、その“王”が宝具『討滅の獄』により無理矢理人の身に封印・契約させられた為、それ以来彼の探索・解放を目的としている。 『討滅の獄』とは中世の『大戦』直後のフレイムヘイズ不足の最中、“探耽求究”ダンタリオンによって開発された宝具(ちなみに、この宝具は教授が他の“紅世の徒”から忌まれる遠因の一つであるとされる)。この世と“紅世”どちらに存在するかにかかわらず、“紅世の王”を普通の人間と強制的に契約させる効力がある。ただしこの方法で契約した“紅世の王”は契約した即席フレイムヘイズが契約を解くと言うまでは、たとえそのフレイムヘイズが死んでも“紅世”に帰ることはできず、消滅してしまう。また、顕現防止機能が備わっており、“王”はこの世に顕現することも不可能。 通常の契約とは違い、安易な覚悟で契約をする即席フレイムヘイズが“存在の力”を悪用し始める事件が多発したため、彼らを討滅する部隊が結成された。この時ノトブルガはカムシンと共に討伐組として戦っている。 ノトブルガは元凶である『討滅の獄』を破壊するが、同様の方法で契約を行った他の即席フレイムヘイズの契約が解除されなかったため、フレイムヘイズをこじ開け中身を取り出すために神器『レオナルドゥスの解放』の改良を行う。 『レオナルドゥスの解放』には彼女が契約したラツィエルのものである、フレイムヘイズ殺しの能力の一端が備っており、鉄爪の音を聞き、輝きを目にしたフレイムヘイズの神器は壮絶に加圧され、神器からフレイムヘイズに対する“存在の力”の逆流が発生する。結果としてそのフレイムヘイズは「自己の“存在の力”を繰ることで自爆」するか、「破裂することに怯え“存在の力”を行使することができなくなり、その状態で攻撃を受け爆砕」するかの運命を辿る事になる(結果だけ見れば宝具『トリガーハッピー』と酷似)。また、契約した“紅世の王”の強制覚醒・解放も誘発する。フレイムヘイズにとっては最悪の能力であり、相手をすれば対処できず確実に敗北することになる。なお、この能力はノトブルガ自身には効果がない。 また、愛する“紅世の王”に対して即席フレイムヘイズが最期に使用すると思われる、「“紅世”に返さない」「再顕現できない」といった封印機能を解除する自在法、『高貴な居場所(ノビリアクム)』の開発も行う。尚、『高貴な居場所』開発にノトブルガは500年の歳月をかけている。自在法の開発に成功したノトブルガは即座に探索を始め、片っ端からフレイムヘイズをこじ開けていき、わずか1週間で50人前後を殺害する。 事件の概要を外界宿で知り、実行者の使用した能力を推測したカムシンが、御崎市の坂井宅で神器に関する実験を行う(尚、この際神器内の“紅世の王”4人とその周辺人物の間で普段あまり見られない珍問答が繰り広げられる)。それを踏まえ、『フレイムヘイズではない“討ち手”』『封絶内を自由に動き回る』『並みの“徒”を超える“存在の力”を持つ』という条件を兼ね備えた、宝具『零時迷子』を宿す“ミステス”坂井悠二にノトブルガの確保を依頼。フレイムヘイズ達を助けるために、悠二はシャナ・マージョリー・ヴィルヘルミナ・カムシンそれぞれから宝具・自在式などを借り受け、ノトブルガと1人闘うことになった。 そして、御崎市のギリギリ外側で始まった坂井悠二とノトブルガの戦いは、地力の違いから悠二が危機に陥るが、悠二の持ち前の機転によってノトブルガに一瞬の隙を作らせ、悠二がシャナから借り受けた『贄殿遮那』でノトブルガの胸を貫いて、戦闘不能状態となった。その直後、悠二に何故フレイムヘイズを討滅し続けたのかを問われたノトブルガはその理由を話し、自分の行為が既に“紅世の徒”と何ら変わらないと気付いていながら止められなかったと自嘲し、悠二にとどめを刺すよう暗に促すが、その直後に彼女と契約した“王”ラツィエルがノトブルガがまだ生きて封絶を維持できている状態にもかかわらず、ラツィエルの持つフレイムヘイズ殺しの力で内側から強引に、契約者ノトブルガの器を破壊して仇討ちの為の顕現を果たそうとして、ノトブルガは消滅の危機に陥るが、悠二が必死にラツィエルを説得して一命を取り留めた。“秘説の領域(ひせつのりょういき)”ラツィエル[Ratziel] ノトブルガと契約している“紅世の王”。炎の色は薄紅色。細い鎖によって形作られる鉄爪型神器『レオナルドゥスの解放』に意思を表出させている。低い男性の声で話し、フレイムヘイズ殺しの能力を持つ。 御崎市のギリギリ外側で始まった坂井悠二とノトブルガの戦いで、ノトブルガが戦闘不能になり悠二に暗にとどめを刺すよう促した直後に、悠二に語りかけてノトブルガがまだ生きている状態であるにもかかわらず、自身が持つフレイムヘイズ殺しの力でノトブルガを内側からこじ開けて、強制的な顕現を果たそうとした。それは、ノトブルガの行為を感情の波の無い言葉で言い当てるのとは裏腹に、契約者を思いやる性格からの行動であったが、悠二の必死の説得によって思い留まった。 キリスト教・ユダヤ教で天界と地上における全ての秘密を知っているとされる天使ラジエルの別名がラツィエルである。 表 話 編 歴 灼眼のシャナ メディア展開ドラマCD - 漫画 - アニメ(劇場版) - ゲーム 登場人物人物一覧 – フレイムヘイズ - 紅世の徒 関連楽曲 OP緋色の空 - being - JOINT - BLAZE - Light My Fire - Serment ED他夜明け生まれ来る少女 - 紅の静寂 - triangle - Sociometry - sense - I'll believe - ONE - u/n - 光芒 OVAProphecy - All in good time - portamento 劇場版天壌を翔る者たち - 赤い涙 その他オリジナルサウンドトラック 関連項目 人物高橋弥七郎 - いとうのいぢ - 笹倉綾人 - 木谷椎 - 三木一馬 項目アスキー・メディアワークス(旧・メディアワークス) - 電撃文庫 - 月刊コミック電撃大王 - 電撃マオウ - NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ジェネオンエンタテインメント) - ショウゲート(旧・東芝エンタテインメント) - J.C.STAFF - MBS - TBS - タイトー - ワーナー・ホーム・ビデオ - 電撃学園RPG Cross of Venus - 電撃文庫 FIGHTING CLIMAX カテゴリ
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