おこ・る【怒る】
読み方:おこる
[動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》
1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって—・る」
2 よくない言動を強くとがめる。しかる。「へまをして—・られた」
[可能] おこれる
[用法] おこる・いかる——「父親は息子のうそにおこって(いかって)殴りつけた」のように、日常的な怒りが行為や表情となって外に現れる場合には、ほぼ共通して使える。◇抽象的ないかりの場合は「政界汚職にいかる」のように用い、「おこる」はふつう使わない。また、「いかる」は文章語的でもある。◇類似の語「しかる」は、相手の言動やあやまちなどを強い調子で責めること。「父親はうそをついた息子をしかった」のように用いる。
おこ・る【×熾る】
おこ・る【興る】
おこ・る【起(こ)る】
おこる
出典:『Wiktionary』 (2021/11/26 12:53 UTC 版)
動詞:怒る
おこる【怒る】
活用
発音
類義語
- いかる
- どなる
翻訳
動詞:起こる・興る・熾る
- 【起こる】それまでなかった事態や現象などが現れる。
- 事故が起こる。
- 感情が生じる。
- 執着心が起こる。
- 【熾る】炭などに火がつき、継続して燃え続けるようになる。
- 火が熾る。
- 【興る】新たに発生し勢いが盛んになる、ある地域などに勢力を有するようになる。
活用
関連語
翻訳
発音
動詞
おこる【起こる】
活用
ラ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
おこ | ら | り | る | る | れ | れ |
噁
嫳
浡
興
興 |
艴
「 おこる」の例文・使い方・用例・文例
- 呼吸器疾患は呼吸器官でおこる病気の総称である。
- 帯電して静電気がおこる
- 未来に何がおこるか知ることはできない。
- 次に何がおこるかは誰にもわからない。
- 事故はいつ何どきおこるかわからない。
- そもそも事故の大半は熱帯雨林ではなく、身近な場所でおこるのである。
- そして、こうしたものからほんのわずかしか隔たっていない知覚が、直接的な信号がまったくないのにおこる、「超感覚的な」というレッテルを付けざるを得ない知覚なのである。
- 心臓発作は、心臓組織の破壊に付随しておこる
- 漸進的なこと、あるいは徐々に段階を踏んでおこることの特性
- 素晴らしい演技の最後に聴衆からおこるような、賛同の叫び
- 媒介生物が人に噛み付くか接触するとおこる、病原体の間接感染
- さまざまな,条件の相違からおこることばの違い
- 古代中国で,王朝が倒れて新しい王朝がおこること
- 強風でおこる雪崩
- (うるしや薬品などにより)皮膚に炎症がおこる
- (火が)かんかんおこるさま
- 金融界におこる恐慌
- 気力がおこる
- 列車が進行中にまきちらす汚物によっておこる被害
- 国家がおこることとほろびること
- おこるのページへのリンク