盛る

実用日本語表現辞典

盛る

読み方：もる

(１)食事などを器によそうこと、また上に重ねていくこと。
(２)実際よりも程度や量を多くまたは良く見せたり申告したりすること。

（2014年2月8日更新）

デジタル大辞泉

さか・る【盛る】

読み方：さかる

［動ラ五（四）］

１ 勢いが盛んになる。「火が―・る」「燃え―・る炎」

２ 繁盛する。にぎわう。はやる。

「大川の舟遊びも―・っていた」〈秋声・縮図〉

３ 動物が発情する。交尾する。つるむ。

「犬ガ―・ル」〈和英語林集成〉

も・る【盛る】

読み方：もる

［動ラ五（四）］

１ 物を容器に入れて満たす。「飯を茶碗に―・る」

２ 積んで高くする。積み上げる。「果物を山と―・る」「入り口に塩を―・る」

３ 薬剤を調合する。また、それを与える。特に、毒を飲ませる。「一服―・る」

４ あるまとまりの中に別のものをもりこむ。「新味を―・る」「共同宣言に平和への決意を―・る」

５ 秤(はかり)や物差しなどの目をきめてしるしをつける。目盛りをする。「はかりに目を―・る」

６ 俗に、化粧を濃くする。また、大げさに言う。「化粧を―・る」「話を―・る」

７ 酒を飲ませる。

「御酒参ったの。いつ―・らしゃった」〈浄・忠臣蔵〉

[可能] もれる

ウィキペディア小見出し辞書

盛る（さかる）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/10 17:28 UTC 版)

「ゲイ用語」の記事における「盛る（さかる）」の解説

性行為をすること。恥も外聞も捨てて欲望の赴くまま性行為することを「ノリよく盛る」などと表現する。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

盛る

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:29 UTC 版)

和語の漢字表記

盛る

1. 「さかる」を参照。
2. 「もる」を参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「盛る」の例文・使い方・用例・文例

• ご飯を盛るには底の浅いお皿よりもどんぶりの方がいい
• 消防士たちは何とか燃え盛る建物にホースを向けようとした
• 彼らは燃え盛るホテルの窓から助けを求めて絶叫した
• それらを共に器に盛る
• それを皿に盛る
• その消防夫は勇敢にも燃え盛る家から赤ん坊を救った。
• 鉢に盛る
• 物差の目を盛る
• 飯を茶椀に盛る
• 度を盛る
• 毒を盛る
• 毒薬を盛る
• 一服盛る
• 軽く盛る
• 薬を盛る
• 食物を皿に盛る
• 飯を盛る
• 毒を盛る、一服盛る
• 碁盤の目を盛る