生物多様性とは?

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せい ぶつたようせい -たやう- [1] 【生物多様性】


生物多様性

生物多様性 いま家や学校職場で使っているパソコンと生物多様性とのかかわり考えたことはありますか。「生物多様性」とは多様な動植物存在です。もうすぐ国連生物多様性条約締結国会議(COP10)が愛知県名古屋市始まります(2010年10月)。生物多様性を復習ましょう
 例え考え下さいには木だけでなくや花も生えています。ほかにもサルなどの動物昆虫もいます。これが、多様な動植物存在する空間です。
 仮に木が次々伐採されたらどうでしょう木の実エサにしていたサルからいなくなります。昆虫の巣もなくなります。木の根蓄えていた土の中のも減るため、や花だけでなく、地下生物も住みにくくなります。つまり木が失われただけで生物多様性が保たれなくなってしまいます。
 それではパソコンと生物多様性はどんな関係があるでしょうか。まずパソコン材料から考えてみましょうパソコン中にある電子部品には金属が含まれます。金属を切り開いた鉱山から土を掘り返し採掘されます。つまり鉱山開発採掘で生物多様性が失われているかもしれません。パソコンを使っている時はどうでしょう電気消費されていますが、その電気火力発電所作り出されているとします。火力発電所では石炭燃焼によってたくさんの二酸化炭素CO2)が発生します。CO2増える地球温暖化進みます。すると氷河が溶けて海面上昇し、動植物生息する陸地が減ってしまいます。
 パソコン直接、生物多様性を破壊するような事はありません。しかし、生産使用によって間接的に生物多様性に影響与えていると言えます。とはいえパソコン1台がどれぐらい影響与えたか、はっきりとわかりません間接的わかりにくいことが、生物多様性を守るために何をすればいいのか、はっきりしない原因一つです。
 いま、いろいろな企業製品事業活動と生物多様性のかかわり調べています。東芝製品が生物多様性に与え影響評価しています。先ほど説明した材料使用のほか、生産廃棄された時の影響評価します。いろいろな影響分析し、最終的には生物多様性が失われた被害金額という形で算出します。計算難しいですが、製品1台が生物多様性に与え被害大きさがわかります。
 帝人製品が生物多様性に与え影響大きさ計算しています。製品新しく開発する時に影響が前のモデルと同じか、少なくなければ製品化の許可が出ません。
 パナソニックは竹製の振動板搭載したスピーカー調べました。通常スピーカー振動板針葉樹材料に作られています。針葉樹一度伐採されると育つまで時間がかかりますが、竹なら生育早いため、ある程度伐採なら竹のを守れます。
 三菱電機工場と生物多様性のかかわり調べています。工場の中や周辺にいる動植物をまとめた地図作る計画です。地図を見れば生物多様性を守る意識強くなります。
 身近にある製品が生物多様性とどうつながっているのか、一度考えてみてはどうでしょうか

(掲載日:2010/09/27)

生物多様性

 生物の間にみられる変異性を総合的に指すことばで、生態系生物群集)、種、遺伝子(種内)の3つのレベル多様性により捉えられる。従って、生物多様性の保全とは、様々な生物相互の関係を保ちながら、本来の生息環境の中で繁殖続けている状態を保全することを意味する。

生物多様性 (せいぶつたようせい)

 地球上の生物多様さとその生息環境多様さをいう。生態系多様な生物生息するほど健全であり、安定しているといえる。この生物多様性の保護に関して生物種生態系および遺伝子多様性保護するため、「生物の多様性に関する条約」が1993年12月157カ国の締約によって発効した。

生物多様性

地球上のすべての生物違いがあることをいうもの。森林や川、サンゴ礁など様々なタイプの自然があること(生態系多様性)、いろいろな種類生物がいること(種間の多様性)、同じ種でも異なった遺伝子を持つこと(種内の多様性)の3つのレベルでの多様性がある。生物多様性は生命地球誕生してからの約40億年に及ぶ進化結果創り上げられたもので、地球上の全ての生命存続支えている。生物多様性を包括的保全し、生物資源持続可能な利用目的とした国際的枠組みとして「生物の多様性に関する条約生物多様性条約)」がある(1993年発効日本同年締結)。

生物多様性

読み方せいぶつたようせい

地球上の生物多様さと生育環境多様さをいう。生態系多様な生物生育するほど健全であり、安定しているといえる。この生物多様性の保護に関して生物種生態系および遺伝子多様性保護するため、「生物の多様性に関する条約」が締結されている。

生物多様性

英訳・(英)同義/類義語:biodiversity

地球上に様々な生物種類数多く存在すること。
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性質をあらわす:  真陽性  神経可塑性  水溶性  生物多様性  旋光性  選択的透過性  全能性

生物多様性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/19 02:23 UTC 版)

生物多様性(せいぶつたようせい、英語: Biodiversity)とは、生物に関する多様性を示す概念である。生態系生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指す。生態系の多様性、種多様性遺伝的多様性(遺伝子の多様性、種内の多様性とも言う)から構成される。




  1. ^ 環境省「生物多様性条約」生物多様性センター「生物多様性条約の本文」
  2. ^ biological diversityは、1970年代から使われていた。
  3. ^ 全米科学アカデミー(National Academy of Sciences, NAS) の下部機関。同名のカナダ政府組織(NRC)とは別組織。
  4. ^ National Forum on Biological Diversity, 1986年開催
  5. ^ E.O.Wilson (ed.), F.M. Peter (associate ed.), Biodiversity, National Academy Press, 1988. ISBN 0-309-03783-2; ISBN 0-309-03739-5.
  6. ^ V.H. Heywood, R.T. Watson (executive ed.), Global Biodiversity Assessment, Cambridge University Press, 1995. ISBN 0-521-56481-6. ("Biodiversity", Glossary of terms related to the CBDの情報源。またこのサイトには biological diversity について25種類の定義が列記してある。)
  7. ^ 第3次生物多様性国家戦略(2007年) - 本文『第1部/第4章/第2節 基本戦略/ 1 生物多様性を社会に浸透させる』(58ページ / PDFとしては65ページ目)
  8. ^ K.J. Gaston & J.I. Spicer, Biodiversity: an introduction, Blackwell Publishing. 2nd Ed., 2004. ISBN 1-4051-1857-1
  9. ^ R.H. Whittaker, "Evolution and measurement of species diversity", Taxon, 21, pp. 213-251 (1972).
  10. ^ N. Myers, "Threatened biotas: 'hot spots' in tropical forests", Environmentalist, 8, pp. 187-208 (1988).
  11. ^ N. Myers, "The biodiversity challenge: expanded hot-spots analysis", Environmentalist, 10, pp. 243-256 (1990).
  12. ^ 生物多様性ホットスポット|JAPAN HOTSPOT-生物多様性情報サイト
  13. ^ 大森信、ボイス・ソーンミラー『海の生物多様性』「鉛直分布」pp.84-87。(2006年)
    * 魚類種数のみに限れば、1,000mより深い漸深海層では海表層の数分の1になるが、その他の小型動物の多様性は水深2,000m以深で多様性が最大になるものがある(C.M.ラリー、P.M.パーソンズ『生物海洋学入門』「6.6海産魚類」「8.8深海生態学」)。
  14. ^ 『海の生物多様性』「種多様性の傾き」pp.48-50,「水平分布」p.87-88
  15. ^ 日本近海は生物多様性のホットスポット ~全海洋生物種数の14.6%が分布~ [1]
  16. ^ 日本近海に海洋生物3万3000種、多様性は世界有数 [2]
  17. ^ J. Alroy et al., "Effect of sampling stanardization on estimates of Phanerozonic marine diversification", Proceedings of the National Academy of Science of the United States of America, 98, pp. 6261-6266 (2001).
  18. ^ S.L. Pimm, G.J. Russell, J.L. Gittleman, T.M. Brooks, "The Future of Biodiversity", Science, 269, pp. 347-350 (1995).
  19. ^ P. Ehrlich, Extinction, Random House, New York (1981). ISBN 0-394-51312-6.
  20. ^ 井口豊(2006)全国ホタル研究会誌,39: 37-39.
  21. ^ 日和佳政・水野剛志・草桶秀夫(2007)全国ホタル研究会誌,40: 25-27.
  22. ^ Iguchi, Y. (2009) Biodiversity and. Conservation, 18: 2119-2126.
  23. ^ Ilana Solomon: NAFTA on Steroids: What it could mean for the environment Huff Post Green 2012年7月16日
  24. ^ 環境省「生物多様性国家戦略」(2002年)生物多様性センター「生物多様性国家戦略」
  25. ^ 生物多様性基本法
  26. ^ K.E. Irish, E.A. Norse, "Scant emphasis on marine biodiversity", Conserv. Biol., 10, p. 680 (1996). - 「創始者効果」との命名は一種の言葉遊びである。生態学・集団遺伝学の用語「創始者効果」は、「個体数の少ない集団を元にして、隔離された生物集団が新しく作られるときに遺伝的浮動が起こること」を指す。
  27. ^ R. France, C. Rigg, "Examination of the 'founder effect' in biodiversity research: patterns and imbalances in the published literature", Diversity and Distributions, 4, pp. 77-86 (1998)
  28. ^ S. Nee, "More than meets the eye",Nature, 429, pp. 804-805 (2004).







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