炭酸塩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 21:09 UTC 版)
炭酸塩(たんさんえん、英: carbonate)は、炭酸イオン(carbonate、CO32−)を含む化合物の総称である。英語の carbonate は炭酸塩と炭酸イオンの他、炭酸エステル、炭酸塩化、炭化、飲料などに炭酸を加える操作のことも指す。無機炭素化合物の一種で、炭酸塩の中には、生物にとって重要な物質である炭酸カルシウムや、産業にとって重要な炭酸ナトリウムなどがある。炭酸塩はアルカリ金属以外は水に溶けないものが多い。一般に加熱により二酸化炭素を発生して金属酸化物を生じる。
- 1 炭酸塩とは
- 2 炭酸塩の概要
- 3 酸 - 塩基化学
- 4 参考文献
「炭酸塩」の例文・使い方・用例・文例
- 炭酸塩
- 少なくとも一部において空気に触れることで炭酸塩へ転換する変化
- 炭酸塩に変わる
- 胃があまりに多量の酸を小腸に空にするときはいつも、すい臓と胆管から水と重炭酸塩の分泌を刺激する消化管ホルモン
- 酸の蓄積、あるいは体からの塩基の異常損失(下痢や腎臓病など)の結果として生じる体液中の酸血症と重炭酸塩濃度
- 銅の青い炭酸塩
- カルシウムマグネシウム炭酸塩炭酸塩から成る明るい色の鉱物
- マンガン炭酸塩から成る鉱物
- アンモニウムの炭酸塩
- 硬水の主な原因である重炭酸塩
- 炭酸塩という化合物
- 重炭酸塩という化合物
炭酸塩と同じ種類の言葉
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