生息地
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生息地(せいそくち)とは、生物が主に生息する区域を指す。陸地だけではなく海域をさすこともあり、その場合は生息域(せいそくいき)という表現も使われる。動物の名前に地名が入っている場合は生息地の名前ということが多い。植物の場合には自生地ともいう。
- ^ Tallamy, Douglas (2007). Bringing Nature Home. Portland, Oregon: Timber Press. p. 131. ISBN 978-0-88192-992-8
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棲息地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 06:16 UTC 版)
下水のまわりや河川、海岸、湖畔や湿地など、水辺や湿った土地に棲息する。人家から遠く離れた場所ではあまり見られない。泳ぎも得意で、しばしば水中に飛び込む。 市街地では、下水、台所の流し、ゴミ捨て場、地下街、食品倉庫など、水が十分に摂取できる、比較的湿った場所を好む。下水管の破れた部分や、コンクリートの下の隙間、公園、駅前、繁華街などの植え込みの地中、耕作地の堆肥の中などにトンネル状の巣穴を掘り、その中に巣室を設けるが、建物内やマンホール内、舗装道路上の物陰などに、紙やぼろきれを集めて巣とすることもある。 クマネズミと違って、高いところに登るのはあまり得意ではないため、主に地表や建物の下層階で生活し、上層階には少ない。屋根裏を走り回るネズミは、たいていの場合クマネズミだが、ドブネズミは地下鉄の線路や地下街の通路に不意に現れ、人を驚かせることがある。 野外では、河原の土手や、田畑の土が小高く盛り上がったところの斜面などに、巣穴を掘って生活する。巣穴は、巣室が1個、トンネルが1本だけの単純なものから、3つの巣室を備え、分岐した複数のトンネルをもつ複雑なものまである。入り口は直径5-10 cmと比較的大きく、同時に複数の個体が出入りできるようになっている。 主に薄暮性で、活動は一般に日の入り直前と日の出直後にピークとなるが、安全な場所では昼間も活動する。都市部では、明け方の飲食店街(特に、生ゴミの出されている周辺)や植え込みなども、観察のねらい目である。
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