anthem
「anthem」の意味
「anthem」とは、国歌や讃美歌を意味する英単語である。国歌は、国家の象徴として、国民が一体感を感じるために歌われる歌であり、オリンピックや国際試合などの際に演奏されることが多い。一方、讃美歌は、宗教的な場で歌われる賛美の歌であり、キリスト教の礼拝などで用いられることが一般的である。「anthem」の発音・読み方
「anthem」の発音は、IPA表記では/ˈænθəm/であり、IPAのカタカナ読みでは「アンセム」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「アンセム」と読むことが一般的である。「anthem」の定義を英語で解説
An anthem is a song that represents a country or a group, often expressing its values and beliefs. It can also refer to a religious hymn sung during a worship service, particularly in Christian traditions. The term "anthem" can be used to describe both national anthems and religious hymns.「anthem」の類語
「anthem」に類似する言葉として、「hymn」や「national song」が挙げられる。「hymn」は、讃美歌を意味し、宗教的な場で歌われる歌を指す。一方、「national song」は、国歌を意味し、国家の象徴として歌われる歌を指す。「anthem」に関連する用語・表現
「anthem」に関連する用語や表現として、「patriotic song」や「choral music」がある。「patriotic song」は、愛国心を表現する歌を指し、国歌や民謡などが含まれる。また、「choral music」は、合唱曲を意味し、讃美歌や国歌など、多くの人が一緒に歌う曲を指す。「anthem」の例文
1. The national anthem was played at the beginning of the sports event.(スポーツイベントの始めに国歌が演奏された。) 2. The choir sang a beautiful anthem during the church service.(礼拝中に聖歌隊が美しい讃美歌を歌った。) 3. The audience stood up and sang the anthem together.(観客が立ち上がり、一緒に国歌を歌った。) 4. The anthem was composed by a famous musician.(その国歌は有名な音楽家によって作曲された。) 5. The school has its own anthem, which is sung at special events.(その学校には独自の校歌があり、特別なイベントで歌われる。) 6. The anthem has a powerful melody that inspires patriotism.(その国歌には愛国心を鼓舞する力強いメロディがある。) 7. The lyrics of the anthem express the values of the nation.(国歌の歌詞は国家の価値観を表現している。) 8. The anthem was sung in a solemn atmosphere.(厳かな雰囲気の中で国歌が歌われた。) 9. The anthem is an important part of the country's cultural heritage.(国歌はその国の文化遺産の重要な部分である。) 10. The anthem has been passed down through generations.(その国歌は世代を超えて伝えられてきた。)アンセム
「アンセム」とは・「アンセム」の意味
「アンセム」とは、「賛歌」や「聖歌」などの意味を持つ英単語「anthem」に由来するカタカナ語で、日本語では「応援歌」や「団体を代表する定番曲」という意味で用いられる。夏になると必ず流れる定番曲を「サマーアンセム」と言ったり、サッカーのワールドカップの公式ソングのことを「ワールドカップ公式アンセム」と言ったりする。FIFAワールドカップのアンセムとしては、1994年からドイツの音楽家のフランツ・ランベルトの行進曲が採用されていたが、FIFAが主催するトーナメントや試合以外で流すことが禁じられていた。2020年にアンセムが「Living Football」に変わった後は、「Living Football」はFIFA主催以外の国際試合で流すことができなくなった。「アンセム」はネット用語や若者言葉、スラングとして一般的に用いられており、ヒップホップでは人気の高い曲のことを「アンセムソング」と呼んだり、クラブにおいてフロアを盛り上げる曲のことも「アンセム」と言う。
「アンセム」の熟語・言い回し
ナショナルアンセムとは
「ナショナルアンセム」とは「国歌」のことである。「国」という意味を持つ「ナショナル」と「応援歌・代表曲」という意味の「アンセム」から構成されており、日本語だけでなく英語でも「Natioanl anthem(国歌)」という意味で用いられている。
アンセムラップとは
アンセムラップとは、ラップ業界でアンセムとなっている曲のことである。アンセムラップとなる曲は、オーディエンスの年代によっても異なる。
ロイヤルアンセムとは
ロイヤルアンセムは、アメリカで飼育され、主にイギリスで訓練されたサラブレッドの競走馬および種馬である。1995年に生まれ、2018年に死亡した。12勝6敗と好成績を残し、生涯獲得賞金は143万USドルであった。参加した最初の2つのレースで優勝し、1998年にアスコット競馬場でキングエドワード7世ステークスを獲得したことで、一躍人気の競走馬となった。2000年のレースを最後に引退してからは、アメリカのケンタッキー州とアイルランドの2ヶ所で種馬として活躍した。ロイヤルアンセムの子孫として有名なのは、G1レースでの優勝経験のあるプレシャスパッションである。また、ベルモントステークで優勝したパレスマリスもロイヤルアンセムの子孫である。
アンセムは止まないとは
「アンセムは止まない」は、HoneyWorksによる告白実行委員会アイドルシリーズに登場するダンスボーカルユニットのFull Throttle4のリーダーIVのキャラクターソングである「LOVE ANTHEM」の歌詞の一部である。何らかの病気を抱えるIVが、たとえ年老いても、死んでも「アンセムは止まない」と音楽への情熱や世界への愛を歌った楽曲である。
「アンセム」の使い方・例文
・この曲はクリスマス時期になると必ず街で流れるクリスマスアンセムだ。・DJがアンセムソングをプレイすると、フロアは一気に盛り上がった。
・日本の選手は、国民の期待を背負いスタジアムでナショナルアンセムを歌っている。
・誰もが口ずさみやすい楽曲は、世界中のアンセム曲になる可能性がある。
・韓国の音楽業界が大きな話題となるための新しい方法を継続的に模索する中、次世代のK-POPをリードするガールズ グループが最新シングルで70 年代のディスコアンセムに立ち返っている。
・パレードの後の拍手が収まると、敬礼のポーズでナショナルアンセムを斉唱した。
・これはヒップホップアンセムとして、長年ヒップホップ業界で愛されている曲である。
・彼はまだ世に知られていないアーティストであるが、才能に溢れているためいつかアンセムソングとなるような偉大な曲を作るだろう。
・夏になると必ずコマーシャルでこの曲が流れていたため、いつの間にかサマーアンセムとして用いられるようになった。
・人気アイドルグループが、商品のキャンペーンアンセムを歌っている。
アンセム(NYSE:ATH)
住所: | 120 Monument CircleIndianapolis, IN 46204United States |
電話: | 1- (317) 488-6000 |
FAX: | |
ウェブサイト: | http://www.anthem-inc.com |
業種: | 金融 |
業界: | 保険(医療・事故) |
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アンセム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 07:37 UTC 版)
アンセム(anthem)とは、次のような意味を持つ。
- 元々は聖公会の教会音楽の一種。聖歌、交唱賛美歌。
- 特定の集団のシンボルとしての賛歌、祝いの歌、祝曲。「国歌(national anthem)」、「応援歌(sports anthem, stadium anthem, arena anthem)」など。
語源
アンティフォナの語源でもある、ギリシャ語の「αντιφωνα、antiphōna」から、ラテン語の「antefana」が派生し、その後、サクソン語の「antefn」に変化した[1]。
教会音楽のアンセム
教会音楽、とくにイングランド国教会の礼拝(サーヴィス)におけるアンセムは、朝・夕両方の祈りで第3の特祷の後に行われることが、ルブリカ(Rubric)によって定められている。アンセムの中にはイギリスの戴冠式のものもある。歌詞は聖書や儀式文集から取られる。曲は一般に、賛美歌より凝っていて、変化に富んでいる。イングランド国教会のアンセムは、会衆のためでなく訓練を積んだ合唱隊のために作られカトリック教会およびルーテル教会のモテットと似ているが、基本的に歌詞は英語である。
アンセムは、聖母マリアなどの聖人への祈祷に付属して歌われるカトリックの「votive antiphon」の代用として発展した。エリザベス朝(1558年 - 1603年)には、ウィリアム・バード、トマス・タリスらがアンセムを作曲したが、祈祷書に「アンセム」という語が出てきたのは1662年が最初だった。
多くのプロテスタント教会では、「アンセム」という語を礼拝式の中での短い合唱曲に対して用いている。聖公会の文脈では、アンセムは英語の歌詞に曲がつけられたものである。そこから、「アンセム」という語は現在のように広義に使われるようになった。
音楽理論
初期のアンセムは、言葉がはっきり聞き取れるように、歌詞は単純でホモフォニーにする傾向があった。16世紀後期には、独唱パートと合唱パートが交互に歌われるヴァース・アンセムが登場し、王政復古期にはそれが主流になった。たとえば、ヘンリー・パーセルやジョン・ブロウといった作曲家たちは、チャペル・ロイヤルのために、管弦楽の伴奏付きのヴァース・アンセムを作曲した。19世紀、サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(Samuel Sebastian Wesley)は当時のオラトリオの影響を受けた、数楽章に広がった20分以上のアンセムを作曲した。19世紀後期には、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードがより簡潔かつ統一感をもたせるために交響曲の技法を使ってアンセムを作曲した。それ以来、この方法による多くのアンセムが生まれた。作曲したのはプロの作曲家というより、主にオルガニストで、スタイルは保守的な場合が多かった。プロの作曲家がアンセムを作曲するのは、委嘱を受けて、特別の行事のためだった。例としては、エドワード・エルガーの『主は偉大なり(Great is the Lord)』や『主に捧げよ(Give unto the Lord)』(ともに管弦楽伴奏付き)、ベンジャミン・ブリテンの『キリストによりて喜べ(Rejoice in the Lamb)』(現代の複数楽章アンセムの例で、今日では主に演奏会用として歌われる)、それに小規模作品だが、エリザベス2世の戴冠式のためのレイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『O taste and see』などがある。
その他の現代のアンセム
現代では、「アンセム」という語は、「国歌」や「応援歌」など特定の集団を祝う曲に対して用いられている。ポピュラー音楽の中にも、クイーンの『伝説のチャンピオン』はスポーツ応援歌に使われている。フリートウッド・マックの『牙(タスク)』もそれを前提に作られた。また、ある音楽ジャンルやあるバンドやグループの代表曲という意味で使われる場合もあり、ある映画の主題を代表する劇伴(主題歌とは異なる)を指すこともある。感動させる音楽を表すのに「anthemic」という造語も生まれた。
脚注
- ^ “anthem | Search Online Etymology Dictionary”. www.etymonline.com. 2020年7月30日閲覧。
参考文献
- Chisholm, Hugh, ed. (1911), , Encyclopædia Britannica (英語), vol. 2 (11th ed.), Cambridge University Press, p. 93
- Peter Le Huray "Anthem" in Stanley Sadie, ed. The New Grove dictionary of music and musicians (London: Macmillan, 1980) ISBN 0-333-23111-2
関連項目
- List of anthems(英語版のアンセムの一覧)
- 国歌
- 国際機関のアンセム
- 有名なアンセム
- ラ・エスペーロ
- 欧州の歌
- インターナショナル (歌)
- FIFA Anthem
- UEFA Champions League Anthem
- オリンピック賛歌
- パラリンピック賛歌
- NATO賛歌 - NATO関連行事の時に流される曲であるが、歌詞はない。1989年に作曲され、2018年1月に正式採用されたが、それ以前から非公式に使われていた。
アンセム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:36 UTC 版)
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」の記事における「アンセム」の解説
リスヴァレッタに出回る違法薬物。バッジ型にパウチされており、首に貼って摂取する。致死率は30%と高いが求める者が後を絶たない。遺伝子に直接作用して人間のあらゆるリミッターをはずす「オーバードライブ」という現象を起こす。オーバードライブした人間は体が巨大化し怪力で暴れるようになるが、2話の脱獄囚ヘンリーや8話のカミラのように美男美女になることもある。アンセム使用者の案件は使用疑いのフェイズ1、使用確定のフェイズ2、オーバードライブのフェイズ3に分けられ、フェイズ2でSEVEN-Oに捜査権が移譲する。
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