電気電子機器とは? わかりやすく解説

電気電子機器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 21:16 UTC 版)

「ばね」の記事における「電気電子機器」の解説

電気機器類や電子機器類においても、ばねが活用されている。ばね自体電気回路一部となる場合もあり、そのような用途では導電性のよい銅合金ばねが使われる電気を得るためのコンセントには銅製薄板ばね組み込まれており、この薄板ばねプラグとの電気的接続およびプラグ保持行っている。これによってプラグ容易に取れないようになっており、なおかつ適度な力でプラグを抜くこともできるようになっている電気回路電子回路中のリレースイッチでも、電気的な接点をばねが担っているノートパソコン携帯電話といった電子機器類は高度な軽量化小型化求められるため、それらの中にあるリレー・スイッチ・コネクタなどで使われる薄板ばねにも同様に軽量化小型化求められ結果として懸架装置用ばね並みの高強度を持つばねが使われることもある。 照明リモコンなどのスイッチも、その動作にばねを利用している。ばねが無いとすると、スイッチをゆっくり押される電気接点もゆっくり近づき接触するので、接点間でアーク長く発生しやすく、損傷に繋がる。ばねを利用することで、スイッチがゆっくり押されたとしても瞬間的に端子接触させている。圧縮コイルばねゴムを使う機構接続する端子自体板ばねとなっている機構などがある。 コンピュータの例では、操作を行うキーボード中にばねが組み込まれている。古い型のキーボードでは金属製コイルばねがそれぞのキーの下に組み込まれキー押し戻すようになっているゴム復元力キー押し戻す方式もあり、2008年現在ではこの方式のキーボード主流となっている。記憶装置ハードディスクドライブでは、磁気ヘッドという部品磁気ディスク上を移動してディスク情報読み書きする。このとき、サスペンションよばれる薄板ばね磁気ヘッド一定荷重与え磁気ヘッドディスク数十nm位置維持されるのに寄与している。

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電気・電子機器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 02:51 UTC 版)

タンタル」の記事における「電気・電子機器」の解説

タンタル主な用途は、電子機器製造であり、主にコンデンサキャパシタ)や高出力抵抗器などに金属粉末の形態用いられるタンタル電解コンデンサ英語版)は、タンタル表面保護酸化被膜形成する性質利用しタンタル粉末ペレット状の形態焼き固めたものを一方極板とし、酸化物 (Ta2O5) を誘電体とし、電解液または伝導性のある固体をもう一方極板したものである。誘電体の層が非常に薄くなる同様のアルミニウム電解コンデンサなどに比べてもかなり薄い)ことから、小容積でも大きな静電容量実現できる大きさ重量利点から、携帯電話パーソナルコンピュータ自動車エレクトロニクス英語版)、カメラといった用途適する。 また、表面弾性波フィルターSAWフィルター)の材料としても用いられる。これは特定の信号波のみを選択的に通すフィルターであり、携帯電話などにおいて決められ送受信周波数以外の周波数成分カットするために用いられる電気信号圧電効果利用して一旦機械的な振動変換し固体表面伝搬する弾性表面波とした上で、その圧電結晶基盤の上形成されパターン構造により選択的に周波数フィルター適用し、再び電気信号変換する仕組みとなっている。このため圧電単結晶としてタンタル酸リチウム (LiTaO3) またはニオブ酸リチウム (LiNbO3) が用いられている。 スパッタリングによって薄膜形成する際に、ターゲット材(薄膜材料)としてタンタル五酸化タンタル)を用いことがある。これによって高誘電率・高絶縁耐圧薄膜形成が行われる。 かつて白熱電球フィラメント製造タンタル利用されていたことがあるフィラメント当初炭素カーボン)のものが使用されていたが、その性能向上させるために様々な金属フィラメント開発が行われ、1902年ドイツジーメンス・ウント・ハルスケ技術者ヴェルナー・フォン・ボルトン(ドイツ語版)がタンタル利用したフィラメント開発した。この電球効率良く明るく白い光を出すことから好評であったアメリカゼネラル・エレクトリックライセンス生産権利買って1910年まで生産しており、ジーメンス自体1913年まで生産していたが、1904年発明され1906年商品化されたタングステンフィラメント利用した電球がより効率高く寿命長かったことから、タンタル電球時代遅れとなったタンタル無線送信機極超短波真空管製造広く用いられている。タンタルは、窒化物酸化物形成して窒素酸素捕獲できるので、グリッドプレートといった真空管内部部品使って真空管内に必要な高い真空度維持するためのゲッター英語版)としても利用できる

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