赤蜻蛉と雀蜂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:32 UTC 版)
チャラリーマンのレン 搭乗車種…SKYLINE GT-R (BCNR33)→BCNR33 爆ハン仕様 フルネームは「サクマレン」。自動車用品会社「クオックス・モーターズ 箱根店」に勤める会社員。オレンジ色の無造作な髪型で赤紫色のスーツを着ている。 見た目通りチャラチャラした軽い性格で、軽率な言動で同僚のサトミや上司のアカイとの関係を悪くしていた。 兄のジンと比べて劣等感を抱き、自信を失いかけていたが、奈美子から「自分の兄」の話を聞いたお蔭で自信を取り戻し、兄に対して向き合うようになっていく。 内心サトミに好意を寄せており、彼女のことをからかっていたのも手のひらを返したものである。 その後主人公と兄に勝つ目標を持って「GT-RED」のメンバーとなり、「ハンドリングのキレが良い」という点でアカイの手によりR33を爆ハン仕様に施される。速くなる方法に考え込んでいたが、仕事でのクレーマーだったマスミと再会し、彼との会話で「ひたすら走り込む」という答えを見つけ実力を高めていくようになった。 "爆走田舎OL"サトミ 搭乗車種…SKYLINE GT-R (BNR34)→BNR34 爆エコ仕様 自動車用品会社「クオックス・モーターズ 箱根店」に勤めるOL。額を見せた三つ編みの髪型で丸眼鏡を掛けている。青森出身で津軽弁で話す。 元々おとなしい性格で普段から方言で話していたが、同僚のレンに方言のことをからかわれたせいで控えめな標準語で話すようになり、人目が付かない場所で大声で叫んでストレスを発散していたところを主人公と奈美子と会い、相談とバトルを重ねる内に打ち解け、本来の自分を取り戻す。 ドリフトバトルとは無縁だったが、主人公とのバトルで楽しさに目覚め、才能を開花していく。 レンのことを悪いとは思わず、むしろ自信を失いかけていた彼を心配していたりと気にかけているも、彼が好意を寄せていることには気づいていない。 その後主人公に勝つ目標を掲げて「GT-RED」のメンバーとなり、「いつでも走りやすい」という点でアカイの手によりR34を爆エコ仕様に施される。自分に足りない所を自問していたが地元を走っていた頃、車との「一体感」をレンとの会話で思い出し、格段に腕が上達していった。 学者チューナーのジン 搭乗車種…SKYLINE GT-R (BNR32)→BNR32 爆高仕様 フルネームは「サクマジン」。レンの兄で横浜の大学の考古学准教授。白衣を羽織い、迷彩柄のつなぎを着ている。 冷静であるが、物事に熱中すると周りが見えないほど探究する。趣味の一環であるがドライバー、チューナーとしての腕も一流で業界でも名が知られている。 伝説のチューナー「赤蜻蛉」に興味を示し、「赤蜻蛉」が手掛けたR32を運良く手に入れ、見かけでは分からない高性能の秘密を解明していた。主人公とのバトルで車との「違和感」の謎を解き明かし、一度自らのフィールに合うチューニング仕様に施した。 アカイが「赤蜻蛉」だったことを知り、彼から車との向き合い方を学ぶためチーム結成を提案。「GT-RED」のメンバーとなり、アカイとの共同制作によりR32を爆高仕様に施した上に改良を重ね、残りの「一体感」を得る為、走り込みで更なる飛躍を遂げるようになる。 アカイ課長 / "赤蜻蛉"のアカイ 搭乗車種…SKYLINE COUPE (CKV36)→SKYLINE GT-R (BNR34) HIGH SPEC "赤蜻蛉"→SKYLINE GT-R (BNR34) HIGH SPEC "真・赤蜻蛉" 自動車用品会社「クオックス・モーターズ 箱根店」に勤める社員でレン、サトミの上司にあたる人物。七三分けで前髪の一部が白髪の眼鏡をかけた中年男性。灰色のスーツを着ている。 気が弱く、謙遜な性格。不器用であるが、ドラテクや整備の腕は高いことは確か。 実は伝説のチューナー「赤蜻蛉」と呼ばれた人物であったが、20年前にある理由で表舞台から姿を消し、自分の過去を隠していた。 彼のチューニング哲学は高性能なパーツを一切取り付けず、車とその所有者との「一体感」により性能を向上させている。また「赤蜻蛉」の名前は彼が手掛けたR34のことを指し、彼がチューンを施した車は証にドアの裏側に赤蜻蛉のステッカーが貼られている。 主人公とのバトルを重ねる内に走りへの想いが蘇り、ガレージに眠っていたR34「赤蜻蛉」に乗り出すと同時に、ジンの提案によりGT-Rのチーム「GT-RED」を結成。しばらく乗っていなかったR34をセッティングなどの調整を重ねて最高のものに仕上げ、主人公に挑む。 ヒカリとは元夫婦の関係で、彼女に技術を伝えていくうちに結婚、地道な生活を送るために二人でチューニングショップを開く予定だったが、当時新車で入手困難であったR34を手付金で手に入れたことが原因でヒカリに別れを告げられ、ショップの件も白紙となる。その後一人でR34「赤蜻蛉」を作り上げ、各地で快進撃を遂げるも喜びを分かち合ってくれた彼女が居ないことに虚しさを感じ、表舞台から消えていった。 その過去に燻ぶっていたことがあったため、ヒカリとのバトルでは本気を出せずに敗北したが、彼女と主人公とのバトルを見て、走り込みやセッティングを更に重ね、全盛期の頃を取り戻し、主人公、ヒカリとの三つ巴の対決でヒカリと互角の戦いを繰り広げ、惜敗するも悔いのない結果、自分自身と向き合えたことに安堵した。その後ヒカリと復縁し、主人公に再挑戦するために共にマシンを組み立てている。 電光石火のヒカリ 搭乗車種…S2000 (AP1) HIGH SPEC "雀蜂"→S2000 (AP1) HIGH SPEC "真・雀蜂" / RX-7 (FD3S) フルネームは「ナルカミヒカリ」。浅草のチューニングショップ「スピードショップ・ライトニング」代表。前髪の一部が稲妻の様な黄色い巻き髪に茶色のロングヘアーで、黄色いレーシングスーツを着ている。 「最速王者決定戦 in 台場」での10連覇をはじめ、数々の記録を保持する有名女性チューナー。 とある目的で「赤蜻蛉」を倒すために素性を隠し、走りのオーラが似ている主人公とのバトルでS2000「雀蜂」のセッティングやチューニングを調整、完成させていた。 彼女のチューニングは「赤蜻蛉」のチューニング哲学に反した短期決戦型の攻撃仕様となっている。 実は「赤蜻蛉」ことアカイの元妻。当時レディースで「麗泥魔鈍奈(れでぃまどんな)」の初代総長だった若い頃に単車でアカイとのバトルに敗北し、チューニングを知るために彼の元へ弟子入り。後に結婚して地道な生活を送るつもりだったが、アカイが最速を追うために手付金でR34を購入することを了承するも、それに耐えられずに彼のもとから去っていった。 現役復帰したアカイとの真剣勝負を望んでいたが、バトルにあっさりと勝利したことに落胆し、新たなターゲットとして主人公に挑んでくるが、それは未だ過去を向き合えずにいたアカイに向き合わせるためにしていた。 主人公、アカイとの三つ巴の対決でアカイと互角の戦いを繰り広げて勝利するが、彼との本気のバトルが出来たことに満足。その後ヒカリと復縁し、主人公に再挑戦するために共にマシンを組み立てている。 なお、年齢のことについてはご法度で、尋ねられたり「四十代」と言われると容赦しない。 イベント「強者どもの宴」ではベンケイには勝利するもウシワカとのバトルで「雀蜂」を奪われ、イズミからFD3Sを借りて「箱根ドリフト大会」に参戦。主人公の本戦の二回戦相手となる。
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