赤蟻三天王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:34 UTC 版)
軒猿の頭領である謙信不在の越後を襲い乗っ取ったとされる赤蟻軍団の上層部。羽黒山のクロウと同じく恐怖で手下を支配しており、犬望は一切なかったようで、奥羽軍の襲撃と宗史たちの離反もあって、200匹もいたとされる部下を全員失い敗走した。 後の回想で二つ前の冬に三兄弟と共に大陸から船で運ばれていたが、荒波の影響で檻が壊れ、船員を食い殺し脱出したという過去が明かされた。 朱王(しゅおう) / チベタンマスティフ 赤蟻三天王のひとり。三天王のうち「三の王(参乃王)」を自称する。また、三兄弟の末弟。部下を率いて石川県にいるノアを襲う。山彦・アンディ・ボンの三人組の力量を見抜いたり、体格のわりに俊敏であるなど特徴が多い。笑う事もあるが無礼を指摘するノアを半殺しにするなど残虐性は兄たちと同等である。不意討ちながらもオリオンに敵わず、数倍も体格差があるにも関わらずひきずられ崖へと落とされた。しかし運よく越後の本拠地に流れ着き、2匹の兄と合流した。 紅王(べにおう)/ チベタンマスティフ 赤蟻三天王の「二乃王」で次男。木から落ちかけたり間抜けそうに思われるものの、未知数である。重傷を負ったウィードをいち早く食い殺そうとするなど、見世物の死のためにそれまで生かそうとした王王よりも容赦がない。 王王(ワンワン)/ チベタンマスティフ 「王乃王」と名乗っており三天王の首座で赤蟻軍団の首領。詳細な発動条件は不明だが、オリオンの抜刀牙が直撃した際には目つきが変わるほどの変貌がなされ、逃げだした部下を一瞬で虐殺するほどの際立った残虐性を露わにした。顔の傷は日本に来た当時から存在している。 第二・第三の隕石の災害すらも兄弟と共に生きのびていたが、第三の隕石が落ちた場所が避難先の隠れ家と近い事もあり、自衛隊が操作していたドローンや軍事捜索ロボットと遭遇、これを破壊する。その後、隕石を調査しに来た自衛隊、米軍兵士を襲ったため、オリオン達に妨害され、そのまま射殺されるが、謎の生物に寄生されて復活する。その状態でも兄弟たちを認識はしているが、謎の生物を「魔王様」と呼んでいる。
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