航空宇宙技術研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 05:44 UTC 版)
航空宇宙技術研究所(こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうしょ、通称:航技研、National Aerospace Laboratory of Japan, NAL)は、総理府(現内閣府)科学技術行政協議会により1955年(昭和30年)に設立された日本の研究所。当初は「航空技術研究所」の名称で設立され[注釈 1]、8年後の1963年(昭和38年)に科学技術庁(現文部科学省)「航空宇宙技術研究所」と改称された[1]。 省庁再編により2001年(平成13年)1月1日より「文部科学省航空宇宙技術研究所」となったが、独立行政法人化により同年4月1日より「独立行政法人航空宇宙技術研究所」と組織が変更された。2003年(平成15年)10月1日に文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)と統合され、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発足し現在に至る。
- ^ 現在存在する「海上・港湾・航空技術研究所」とは(近所ということ以外は)無関係である。
- ^ このため、郵便の宛名書き的には「調布の分所」が三鷹で、「三鷹の本所」が調布、という逆転現象になっている。なお、鉄道駅からは京王の調布駅、国電の三鷹駅のどちらからも等距離程度に遠く、バスの便が良いのは三鷹駅よりも吉祥寺駅である。
- ^ ちなみに、ロシア連邦では、既にSuper Jet 100と呼ばれる機体が初フライトしているが、将来この機体と競合することはない。なぜならば、Super Jet 100は100人搭乗の商用機であり、ボーイング社の737クラスの機体である。本研究センターで開発している機体は、YS-11の後継であることからわかるように、40人から50人搭乗の機体のため、離島便や途上国でのプロペラ機を置き換えるなどの用途を目指して、省エネルギーかつ低コストの機体の開発を進めている。
- ^ “JAXA | 航空宇宙技術研究所(NAL)沿革”. 2007年10月26日閲覧。
- ^ 浮上実験に成功 垂直離着陸機『朝日新聞』1970年(昭和45年)12月19日朝刊 12版 22面
- 1 航空宇宙技術研究所とは
- 2 航空宇宙技術研究所の概要
- 3 場所
- 4 現在
- 5 脚注
Weblioに収録されているすべての辞書から航空宇宙技術研究所を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から航空宇宙技術研究所 を検索
- 航空宇宙技術研究所のページへのリンク