おう【翁】
おきな【▽翁】
おきな【翁】
能で、別格に扱われる祝言曲。翁・千歳(せんざい)・三番叟(さんばそう)の三人の歌舞からなり、正月初会や祝賀能などの最初に演じられる。翁役は白色尉(はくしきじょう)、三番叟役は黒色尉(こくしきじょう)という面をつける。→式三番(しきさんば)
おう〔ヲウ〕【翁】
おきな 【翁】
翁(白式尉) Okina
翁
翁とは、能の演目のひとつ。
「能にして、能にあらず」と言われ、通常の物語を演ずるものとは違い、数種類の歌や舞を集めたものです。
この祝いの演目を演ずる能楽師は、かつて「別火(べっか)」という儀式で心身を清めたそうです。
「別火」とは、女と火を分けるということであり、女を絶った生活をするという意味です。
現代では、どこまで厳密に「別火」できるかわかりませんが、そうした考えは残っているようです。
「とうどうたらりたらりらたらりららりららいどう」という謡の意味も、諸説があり、定まっていないようです。
なんとも不思議な、それでいてとても重んじられている演目です。
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▼関連用語
能/謡
翁
姓 | 読み方 |
---|---|
翁 | うん |
翁 | お |
翁 | おう |
翁 | おお |
翁 | おきな |
翁 | おん |
翁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 10:13 UTC 版)
翁(おきな)は、年取った男、老人を親しみ敬って呼ぶ語。他人を呼ぶ時に使うと敬う意味になり[注釈 1]、自身を呼ぶ時に使うとへりくだる意味になる。
- ^ 『大辞泉』[要ページ番号]
- ^ 中沢 2003, p. 26.
- ^ a b 中沢 2003, p. 31.
- ^ 中沢 2003, p. 34.
- ^ 中沢 2003, p. 165.
- ^ 中沢 2003, p. 166.
- ^ 金春 2007, p. 4.
- ^ 中沢 2003, pp. 165-166、322(巻末付録 現代語訳『明宿集』).
- ^ a b c 中沢 2003, p. 167.
- ^ 中沢 2003, p. 184.
- ^ 中沢 2003, pp. 184-185.
- ^ 中沢 2003, p. 185.
- ^ 金春 2007, p. 5.
- ^ 中沢 2003, pp. 185-186、328-329(巻末付録 現代語訳『明宿集』).
- ^ a b 中沢 2003, p. 186.
- ^ 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト 2017, p. 「宿神」.
- ^ 中沢 2003, pp. 56-57.
- ^ a b c 中沢 2003, p. 57.
- ^ 中沢 2003, pp. 57-58.
- ^ a b c d 中沢 2003, p. 58.
翁
翁
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