総理退陣後とは? わかりやすく解説

総理退陣後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:18 UTC 版)

田中角栄」の記事における「総理退陣後」の解説

1976年昭和51年2月 - ロッキード事件発生アメリカ合衆国の上院外委員会で、ロッキード社による航空機売り込み国際的リベート疑惑浮上7月27日 - ロッキード社による全日本空輸対す売りこみにおける5億円の受託収賄罪外国為替・外国貿易管理法違反容疑により、秘書榎本敏夫などと共に逮捕される。また全日本空輸ロッキード販売代理店丸紅社長以下数人社員逮捕された。なお、総理経験者政治家逮捕されるのは昭和電工事件芦田均以来逮捕時に自民党を離党し、以後無所属に8月 - 保釈12月 - 第34回総選挙トップ当選するが、自民党大敗し三木内閣総辞職福田赳夫内閣発足1978年昭和53年12月 - 第1次大平内閣発足田中強く支持1979年昭和54年10月 - 第35回総選挙トップ当選するが、自民党大敗しその後の「四十日抗争」で田中大平正芳支持党分裂危機へ。 1980年昭和55年6月 - 第36回総選挙参議院とのダブル選挙トップ当選し自民党圧勝その後鈴木善幸内閣発足支持。この時、同じ新潟3区から、元越山会青年部長の桜井新自民党公認初当選1982年昭和57年11月 - 第1次中曽根内閣発足田中全面的な支持を受け、「田中曽根内閣」と揶揄される。上越新幹線暫定開業大宮 - 新潟)。 1983年昭和58年10月 - ロッキード事件一審判決東京地方裁判所から懲役4年追徴金5億円の実刑判決を受け、即日控訴(「不退転の決意」)。 12月 - 第37回総選挙11月28日衆議院解散田中判決解散)。22票の圧倒的支持集めて当選田中批判唱えて新潟3区から立候補した参議院議員野坂昭如落選直紀福島3区から初当選。ただし、自民党大敗し中曽根康弘総裁が「いわゆる田中氏政治的影響一切排除する声明発表1984年昭和59年10月30日 - 自民党総裁選田中派木曜クラブ会長二階堂進副総裁擁立する構想起こり田中中曽根再選支持12月 - 田中派内の中堅若手により、「創政会」の設立準備進められる1985年昭和60年2月7日 - 創政会発足出席者40名。 2月27日 - 脳梗塞倒れ入院言語症や行障害残り以降政治活動不可能に6月 - 田中事務所閉鎖9月 - ロッキード事件控訴審開始田中欠席10月 - 関越自動車道全通1986年昭和61年7月 - 第38回総選挙トップ当選田中選挙運動が全く行えず、越山会などの支持者のみが活動自民党圧勝4年近く任期中田中一度登院できなかった。 1987年昭和62年7月4日 - 竹下経世会旗揚げ田中派大半参加二階堂グループ木曜クラブ留まり中間派も含めて田中派分裂7月29日 - ロッキード事件控訴審判決東京高等裁判所一審判決支持し田中控訴棄却田中側は即日上告10月 - 竹下田中邸を訪問眞紀子門前払いされる。後に皇民党事件として表面化11月 - 竹下内閣発足1989年平成元年10月 - 直紀次期総選挙への田中角栄不出馬発表1990年平成2年1月24日 - 衆議院解散より政界を引退衆議院議員勤続43年当選16回。各地越山会解散2月 - 第39回総選挙。元越山会員で前小千谷市長の星野行男自民党公認当選1992年平成4年8月 - 中国訪問中国政府招待20年ぶりに訪中し、眞紀子などが同行12月 - 経世会分裂1993年平成5年7月 - 第40回総選挙眞紀子が自らの選挙区だった新潟3区から無所属出馬し初当選田中自らも病をおして新潟入りし、眞紀子応援をする。後に自民党入党選挙過半数下回った自民党下野し元田中所属日本新党細川護熙による非自民8党連立内閣発足12月16日 - 慶應義塾大学病院にて痰が喉につかえたことからくる肺炎のため75歳死去戒名は政覚院殿越山徳栄居士墓所新潟県柏崎市(旧西山町田中邸内ロッキード事件上告審審理途中で公訴棄却となる。内閣総理大臣1年以上在任した人物には正二位大勲位菊花大綬章以上に叙されることが慣例となっているが、田中有罪判決受けた刑事被告人のまま死去したため位階勲章与えられなかった。

※この「総理退陣後」の解説は、「田中角栄」の解説の一部です。
「総理退陣後」を含む「田中角栄」の記事については、「田中角栄」の概要を参照ください。

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