組織神学とは? わかりやすく解説

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そしき‐しんがく【組織神学】

読み方:そしきしんがく

キリスト教教義体系的論理的に把握しようとする神学一部門。


そしきしんがく 【組織神学】

(英Systematictheology)キリスト教教義を、聖書根本として、神による天地創造キリストによる救い聖書通して恩恵経験教会の建設信者の生活・倫理といった順序系統で、組織的に扱うもの。系統神学神学大全神学綱要などとも。

組織神学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 21:22 UTC 版)

組織神学(そしきしんがく、英語: Systematic Theology)はキリスト教神学の科目(聖書学歴史神学、組織神学、弁証学実践神学)の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である信条などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と伝道の働きに用いることを目的とする学問である。主に、英米系の神学者によって用いられる名称である。序論、神論人間論キリスト論聖霊論救済論教会論終末論によって構成される。




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組織神学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 06:53 UTC 版)

ヴォルフハルト・パネンベルク」の記事における「組織神学」の解説

パネンベルクのライフ・ワークは、やはり組織神学である。彼は1988年から1993年にかけて『組織神学』全3巻著した。そこで彼は普遍的歴史的意味経験解釈学という枠組みで、キリスト教信仰真理性弁明した。神の啓示は神の歴史的行為全体において間接的に示されるというのがパネンベルクの基本的な立場であり、これはバルト直接的な啓示から出発する教義学対す批判含んでいる。そのようなパネンベルクの歴史意識には、特にヘーゲル歴史哲学影響認められる。 『組織神学』全3巻目次以下の通り第1巻第1章 組織神学の主題としてのキリスト教の教理真理性 第2章思想とその真理性についての問い 第3章 諸宗教の経験における神と神々現実性 第4章 神の啓示 第5章 三位一体の神6章 神の本質統一性とその属性 第2巻第7章 世界の創造 第8章 人間の尊厳悲惨 第9章 人間論キリスト論 第10章 イエス・キリスト神性 第11章 世界和解 第3巻第12章 霊の注ぎ神の国教会 第13章 メシア教団個人 第14章 選び歴史 第15章 神の国における創造完成

※この「組織神学」の解説は、「ヴォルフハルト・パネンベルク」の解説の一部です。
「組織神学」を含む「ヴォルフハルト・パネンベルク」の記事については、「ヴォルフハルト・パネンベルク」の概要を参照ください。

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