神論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/14 23:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動神論(かみろん)は聖書論、人間論、キリスト論、救済論、教会論、終末論とともに、組織神学の一部門で神を直接対象としている学問である。聖書に啓示されているところに従って教理としてまとめていく。
内容
- ギリシア正教では、人間の概念を否定したところでしか捉えられないとした否定神学である。
- ローマ・カトリック教会では、神自身を肯定的に、積極的にとらえられるとした肯定神学である。
- プロテスタント教会でカトリック教会と同じように、肯定神学を継承して、「聖書のみ」という原則を明確にすることによって、神論の方法を確立した。その意味で聖書論が神論の前提になった。このことによって神についての思弁的な議論を避ける事ができる。
- 聖書に啓示されているところから神を知っていく時に、伝統的には神を人格と働きの二つの面を捉えていくことがなされてきた。
参考文献
- 上沼昌雄「神論」『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年
「神論」の例文・使い方・用例・文例
- 理神論的視点を持った哲学者
- 信心深い人々は無神論を虚無主義や犯罪に結びつけがちである。
- 彼は汎神論者だと非難された。
- 両親は有神論者だが、私は神の存在を信じない。
- 伝統的な有神論者の中には理神論者を無神論者とみなす者もいる。
- その島の原住民はもともとは多神論者だった。
- 無神論者が司教の説明をあざけった。
- 彼は自分が無神論者だと告白した。
- ソクラテスは主神ゼウスを信じなかったので無神論の罪に問われた。
- 彼は自分が無神論者だと告白した.
- 万有精神論
- 有神論者
- 鬼神論
- 無神論者
- 精神論
- 無神論者さえ終末論的な考えになることがある
- 17歳までには、私は完全な無神論者だった
- 無神論に関する、無神論に特徴づけられる、または、無神論の傾向がある
- 無神論者傾向
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