ビザンティン・ハーモニー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/26 16:34 UTC 版)
ビザンティン・ハーモニー(ビザンチン・ハーモニー、シンフォニア、ロシア語: Симфония, 英語: Byzantine harmony, or Symphonia)とは、国家と教会の関係のあり方を指す、正教会における神学・政治学上の基本的概念。国家と教会の両者を対立関係(いずれかが上位であるか、両者が同等なものであるかを問わない)にあるものとしてではなく、互いに立場を尊重・理解して支え合い、この世を来世の写しとするために共に歩むものとして位置づける[1]。
- ^ a b c d e f g h i j 高橋(1980: 87-91)
- ^ a b The Eastern Orthodox Church Its Thought and Life. By Ernst Benz. Edited by Bishop Alexander (Mileant).
- ^ a b Teaching the world to sing in perfect symphonia
- ^ ロシア語: Симфонияはシンフォニヤと転写し得る。
- ^ John Erickson (英語)
- ^ 高橋(1980: 78-79)
- ^ 高橋(1980: 80)
- ^ a b 4世紀の古くからグルジアも正教国であり(グルジア正教会)、バルカン半島にも歴史の長い正教会が多数存在するが、「ビザンティン・ハーモニー」を扱う際には東ローマ帝国、ロシアがメインに扱われる事が多い。
- ^ a b c 高橋(1980: 142-145)
- ^ СВЯЩЕННОСЛУЖИТЕЛИ О "СИМФОНИИ" ГОСУДАРСТВА И ЦЕРКВИ (ロシア語)
- 1 ビザンティン・ハーモニーとは
- 2 ビザンティン・ハーモニーの概要
- 3 参考文献
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