石蕗

デジタル大辞泉

つわ‐ぶき〔つは‐〕【橐^＝吾／^×橐／^▽石^×蕗】

読み方：つわぶき

キク科の多年草。海岸近くに自生。長い柄のある葉が束生し、葉は腎臓形で厚く、上面は光沢がある。10月ごろ、花茎が約60センチ伸び、黄色の頭状花が多数咲く。葉柄を食用にし、葉・葉柄を民間療法で打撲・やけどなどに用いる。観賞用にも植えられる。款冬(かんとう)。いしぶき。やまぶき。つわ。《季 花＝冬》「—はだんまりの花嫌いな花／鷹女」

難読語辞典

石蕗

読み方：ツワブキ（ｔｓｕｗａｂｕｋｉ）

キク科の常緑多年草

植物図鑑

つわぶき（石蕗）

●わが国の本州、石川・福島県以南から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。海岸近くに生え、長い柄のある腎円形の葉を束生します。葉に艶（つや）があることから「つやぶき」、転じて「つわぶき」になったといいます。１０月から１２月ごろ、黄色い頭花を咲かせます。観賞用のほか、茎は食用にまた葉や根茎は民間薬として利用されます。斑入りの品種もあります。
●キク科ツワブキ属の常緑多年草で、学名は Farfugium japonicum。英名は Japanese silver leaf。

キクのほかの用語一覧

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植物名辞典

石蕗

読み方：ツワブキ（ｔｓｕｗａｂｕｋｉ）

キク科の常緑多年草、園芸植物、薬用植物

学名 Farfugium japonicum

季語・季題辞典

石蕗

読み方：ツワブキ（ｔｓｕｗａｂｕｋｉ）

暖地の海岸などに自生するキク科の常緑多年草

季節 冬

分類 植物

近代文学作品名辞典

石蕗

読み方：ツワブキ（ｔｓｕｗａｂｕｋｉ）

作者 阿部みどり女

初出 昭和57年

ジャンル 句集

石蕗

読み方：ツワブキ（ｔｓｕｗａｂｕｋｉ）

作者 武者小路実篤

初出 昭和32年

ジャンル 随筆

ウィキペディア

ツワブキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/11 22:41 UTC 版)

ツワブキ（石蕗・艶蕗・橐吾、学名: Farfugium japonicum）は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられる。観賞用に庭園に植えられることもある。

ウィキペディア小見出し辞書

石蕗（つわぶき）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/26 10:06 UTC 版)

「椿さん」の記事における「石蕗（つわぶき）」の解説

全日本家政婦技能大会で何度も優勝している凄腕の家政婦。

石蕗（つわぶき）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/28 06:08 UTC 版)

「とりかえ・ばや」の記事における「石蕗（つわぶき）」の解説

帝の従兄弟。眉目秀麗。美女に手当たり次第に和歌を送るプレイボーイ。美人と名高い睡蓮も狙っている。

Weblio日本語例文用例辞書

「石蕗」の例文・使い方・用例・文例

• 石蕗という植物