白姫学園生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 00:03 UTC 版)
「キャンディポップナイトメア」の記事における「白姫学園生徒」の解説
新堂(しんどう) 生徒会副会長と茶道部副部長を兼任する。2年1組所属。 アリスを気に入っており、地球の常識に疎いアリスに様々なことを吹きこんで楽しんでいる。また、アリスとは対照的に、真希奈に対してはとことん弄り倒す。 桃園 有美(ももぞの ありみ) 漫画研究部部長。3年3組所属。通称「りみさん」。先端のカールしたショートボブにメガネの似合う落ち着いた物腰の上級生。 漫研部長の肩書きに違わず、アニメ等について語らせたら止まらない。また重度のコスプレ好きであり、そのスジの生徒からの人気が非常に高い。ニャーさん捜索の過程で彼女の下を訪れた真希奈に、猫のコスプレを強制している。 栗林 アコ(くりばやし アコ) 新聞部部員。2年4組所属。真希奈のことを「マッキーナ」と呼んでいるが、真希奈は嫌がっている。 ジャーナリストのはしくれとしてそれなりの情報網を持っているが、性格が適当な部分と相まってその情報もわりと適当な部分が多い。部長の高木が発端でUNKNOWN事件に巻き込まれ、高木が消えたあとは後輩の白石まゆと2人で活動を継続している。 椎名 みく(しいな みく) 科学部部員。2年4組所属。自称科学者の卵で、アコとともに4組の日常パートではメインキャラ。 科学の申し子然とした考え方を持っており、UFOなどサイエンスミステリーな話題には破顔一笑する反面、魔法や忍法などの空想・非科学的事象に対してのアレルギーが半端ではない。 風祭 良子(かざまつり りょうこ) 美術部部員。2年4組所属。 進路に悩みを募らせており、進路相談での教師からの叱責にストレスが限界に達し、偶然身に着けていた夢幻の心臓がUNKNOWN・月を覚醒させてしまう。 自身が生み出したUNKNOWNによって、教師や上原を傷つけてしまったことを覚えていたが、上原の配慮によりその記憶を消されている。 白石 まゆ(しらいし まゆ) 新聞部部員。1年1組所属。適当な先輩・栗林アコと、趣味の偏った部長・高木に冷静で辛辣な口調で諫言を呈する。 近日オカルト研究会の発刊紙のほうが部数の伸びがよくなっていることにアコ共々イラつきを隠せないでいる。 武梨 愛(たけなし あい) 模型部部長。3年3組所属。通称「ラブ先輩」。模型部に似合わぬグラマラスな容姿と凛とした雰囲気の美女で、校内には教師から下級生まで幅広い彼女のファンがいる。 模型部の活動に便利なために常にエプロン姿なのが半ばトレードマークとなっている。相手に反論の余地と機会を与えない会話ペースから、真希奈は彼女に逆らうことが出来ない。 宮本 武蔵(みやもと むさし) 飼育委員。2年1組所属。同名の剣豪とは全く対照な肥満体の男子生徒で、煽り文は「日本一の名前負け」。 激太りしたアスカとは互いにシンパシーを覚えて以降仲良くなっており、飼育委員の活動の傍らだべっている。 八神 久遠(やがみ くおん) 八神アスカの姉。八神家最強の能力者だったが、突如行方不明となる。現在は大人気アイドルとして芸能活動を行っている。 アスカをはじめとする八神一族の中では行方不明になっていると思われていたが、それは久遠が自ら情報を操作しており、芸能活動していることを厳格な身内に悟られないようにするためのフェイクだった。クラスメイトや学園の生徒達も、アスカに対しては久遠がアイドルであることを単に隠していただけであったことが判明し、それまで久遠を追って孤軍奮闘してきたアスカを大いに絶望させた。 山田 タイ子(やまだ タイこ) 1年4組所属。前髪を短めに切りそろえ、黒縁メガネをかけた傍目には大人しい雰囲気の下級生。物腰こそ柔らかいが、かなりの毒舌家で歯に衣着せることが全くなく、上級生であろうと辛辣な罵倒を容赦なく浴びせる。「髪の毛が変な色の人に悪い人はいない」という信条を持っており、アスカからは強く共感されている。 アスカと同時期に海外から転校してきており、同じ飼育委員の先輩にあたる上原や武蔵、また飼育委員と仲の良いアスカともよく接している。 「教授」の依頼により、「夢幻の心臓」の回収を目的に暗躍しており、UNKNOWN事件にまつわる真希奈やアリスの動きを一定距離を置いて見守っている。アスカが落とした財布を拾い彼の元に届けたために、アスカを狙っていたUNKNOWN・傲慢と化した学園のアイドルに襲われた際には、返り討ちにしているほか、御影舞の異質性を見抜いていることを言動に臭わせるなど、ただの転校生ではないことが見て取れる。 上原 蓮(うえはら れん) 声 - 平川大輔 2年4組所属。両肩まである長髪の男子生徒。苗字つながりでガリ勉といじられ、同じく似たようなメガネを着用しているが、関連性は不明。 その正体は魔法少女を狩る存在である「魔法使い」。能力発動時にはつば広の帽子と仮面を装着した姿に変わる。UNKNOWN事件に関しては傍観のスタンスをとっており、あくまで魔法少女の抹殺を第一として動いている。UNKNOWN・月に襲撃された際には力を使い撃退しているが、本人曰く「文系」で、強力な攻撃魔法は使えないため、アスカからはポンコツ呼ばわりされている。魔法少女の行方を探索する中で接触することとなったアリスやタイ子からは、本人はいたって普通に会話しただけのつもりでも「キモイ」、「殺す」等の罵倒を浴びせられ嫌われている。 居眠りをしていたアスカの夢を通じて探りを入れていたが、直接の利害関係には無いことから互いにつるむ様になる。共に行動する中で出会った魔法少女ミライの姿に心打たれ、それまでの認識や行動スタンスも軟化し、ミライを応援したり、サイクロプス姿の魔法少女ミコトと共に真希奈の再覚醒を見届けている。 神代 仁(かみしろ じん) 3年1組所属。放課後の図書館で悩んでいる生徒へ「夢幻の心臓」をばらまき、UNKNOWN事件を裏で操っている。 魔法少女マキナとアリスの戦闘により自分の住む街が失われてしまった憎悪から、「夢幻の心臓」を利用してカオティックに対抗しうる戦闘集団メサイアを創り上げるために行動している。 UNKNOWN・審判を発現させた霧島ルイに襲われ自身も怪我を負うが、同じく入院していた真希奈とアリス達をメサイアへ勧誘しようと接触する。アリス自らのカミングアウトと、アリスが霧島を瞬殺したことを知り、アリスがカオティックであることを確信するとメサイアを率い蜂起し、その初陣として真希奈をカオティックの協力者と見なし挑みかかる。 UNKNOWN・正義を生み出すために、正義に対する悪役としてUNKNOWNを仕立てあげるという、いわば正義のマッチポンプを演出していた自身のやり方も、決して正義と呼べるものではないことを自覚しており、真希奈に敗北した後は夢幻の心臓の反作用により入院した被害者たちの世話をしている。
※この「白姫学園生徒」の解説は、「キャンディポップナイトメア」の解説の一部です。
「白姫学園生徒」を含む「キャンディポップナイトメア」の記事については、「キャンディポップナイトメア」の概要を参照ください。
- 白姫学園生徒のページへのリンク