王族関連とは? わかりやすく解説

王族関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:12 UTC 版)

ベルサイユのばら」の記事における「王族関連」の解説

オルレアン公フィリップ エピソード1登場。自ら「フィリップ平等公(エガリア)」を名乗るが、ルイ16世亡き後自身出番だとマリー・クリスティーヌ青ざめるほどの野心持っているルイ16世 エピソード2 - 5登場本編同様、エピソード2では王太子時でのパリ訪問エピソード3はマリー・テレーズ会話のみ。エピソード4ではヴァレンヌ事件後にパリへ移動時にかなり小さく登場エピソード5エピソード7ではフランス戴冠式時に登場するマリー・テレーズ エピソード3に登場表紙が彼女単独になっている。アントワネット刑死により1人残されタンプル塔投獄されていたが、母の死2年後人質交換オーストリア引き取られ数年後フェルゼン再会する誰かはわからなかった。フェルゼン評して曰く出会った当時アントワネット瓜二つ美貌ルイ・シャルル エピソード3に登場回想シーンのみ登場。父ルイ16世死後、母アントワネットや姉マリー・テレーズ引き離されシーンが再び描かれた。 エリザベート内親王 本編では「エリザベス内親王」とされた。エピソード3ではマリー・テレーズ回想で死が語られる中で名前を呼ばれただけだが、史実通りに「エリザベート」に変更された。マリー・テレーズオーストリア送られる前の年に処刑された。 フランツ2世 エピソード3に登場オーストリア国王マリア・テレジア亡き後皇帝ヨーゼフ2世の弟レオポルト2世息子で、アントワネットの甥でマリー・テレーズ従兄弟である。マリー・テレーズ解放のために人質交換する役目を果たす。オーストリア滞在時のマリー・テレーズドレス贈っている。フェルゼンとの対面前に顔を出すグスタフ4世 エピソード3に登場スウェーデン国王グスタフ3世暗殺後13歳即位した若き国王摂政団の一員であるグスタフ4世叔父カール・ヨハンはフェルゼン家を良く思っていなかったが、後にフェルゼン対面しオーストリア大使任命する。父グスタフ3世の力であったフェルゼン助けて欲しいと告げた。しかし、ロシアとの戦争敗れて以来精神病んでしまいフェルゼン側近諫言効果無くなってしまう。1809年3月失政原因起こったクーデターにより幽閉され王子グスタフ(グスタフ・フォン・ホルシュタイン=ゴットルプ)の継承否定され廃太子とされ、王妃や他の子供らとも引き裂かれた。追放後貧困の中で欧州諸国放浪した末に精神に異常を来しスイスザンクト・ガレンホテル脳卒中没するアルトア伯 エピソード4で名前だけが出ており、未だにパリ残留するジャルジェ将軍見かけ脱出進めた際、既に主だった貴族共々亡命していることがアランの口より語られた。エピソード8では後に暗殺されマラーと関係があることが語られた。 マリア・テレジア エピソード6登場オーストリア女帝アントワネットの母。15歳皇女時代描かれ周辺諸国野心標的にされる。幼い頃からフランツ恋しており、当時王侯貴族としては奇跡に近い恋愛結婚結ばれることになる。当初婚約者とされたクレメンスは健康で利発美し王子評判だったが、年が離れていてフランツ恋心抱いていたこともあり彼のクレメンスとの結婚望んではいなかった。1994年同筆者が描いたエカテリーナ2世からは恵まれた恋愛王位継承子宝などで嫉妬に近い感情抱かれていた。父カール6世死後勃発したオーストリア継承戦争一歩譲歩することなくプロイセン断固戦う決意固めており、オーストリア軍脆弱さを知るフランツ条件次第では和睦考え交渉の場で少しでも譲歩しそうになる介入したフランソワ・ステファン・ド・ロレーヌ エピソード6登場するロレーヌ公国の第2王子アントワネットの父。陽気で親しみやすい性格で、卓越した財政才能有している。再従兄妹(はとこ)の幼馴染マリア・テレジアとはお互いに好意持っており、彼女にフランツ呼ばれるマリア・テレジアの父である父方従伯父神聖ローマ皇帝カール6世お気に入りでもあった。兄クレメンス急死後を追うように父が亡くなったことにより、ロレーヌ公になる。フランスマリア・テレジアとの結婚認め代償にと、領地ルイ15世の舅に譲渡させられた。結婚後、相思相愛恋愛結婚とはいえ妻の家臣オーストリア国民からは添え物扱い侮蔑され、男児誕生を望む臣民期待反して女児ばかりなのは夫の所為だと非難され、その他数え切れない嫌がらせを受けるという屈辱人生を送ることになる。しかし、徐々に寛大陽気な人柄良さに気づいた臣民慕われるようになり、ルイ15世故国引き換え押しつけられた赤貧国家トスカーナ大公国財政改革行ってオーストリア支え金庫とし、カール6世残した借金清算した上で戦費国債発行における保証人になれるほど莫大な財産作りオーストリア支えた1765年8月18日夕刻急死した際には悲しむ人々が葬儀参列した自身知らぬことながら、その名がオスカルミドルネームに付けられた。 ルイ15世 エピソード6登場するが、強国ゆえにロレーヌ公国オーストリアの手に渡るのを嫌悪しロレーヌ公フランソワオーストリアマリア・テレジア結婚認め代わりにロレーヌ公国統治権自身正妃の父であるポーランド国王譲渡させる条件押しつけた。ロレーヌオーストリア・ハプスブルク家所領になれば欧州均衡崩ればかりかフランスロレーヌ戦争にもなり、どうしても結婚したければ条件呑めレニエ通じて迫った。その代償としてフランソワ大公国とは名ばかりトスカーナ大公国君主の座を与えた名家であるジャルジェ家当主の妻に異国の貧乏貴族の娘などとんでもないと最初結婚許可求めレニエジョルジェットとの結婚許さず別の良い縁談探そうとしたが、ルイ13世宮廷画家務めたラ・トゥール曾孫だと知り結婚許したカール13世 グスタフ4世叔父で、彼に代わるスウェーデン新たな国王となった。しかし、60歳過ぎた高齢であり病弱世継ぎとなる男児がいなかったのでデンマークより皇太子カール・アウグスト迎えるが、軍事演習中の落馬事故で失う。新たにナポレオン麾下ベルナドット将軍摂政王太子とする。

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