宮城移転関連年表
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「セントラル自動車」の記事における「宮城移転関連年表」の解説
前史 1955年(昭和30年)豊田章一郎が東北大学から工学博士の学位を授与される。 1992年(平成4年)豊田章一郎がトヨタ自動車の代表取締役会長に就任。 1993年(平成5年)11月 - 関東自動車工業が岩手県胆沢郡金ケ崎町(北緯39度12分28.2秒 東経141度5分8.5秒 / 北緯39.207833度 東経141.085694度 / 39.207833; 141.085694 (関東自動車工業岩手工場(トヨタ系)))に岩手工場(現・トヨタ自動車東日本岩手工場)を竣工。 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災発生。 セントラル自動車が、工機部門の宮城工場(後のトヨタ自動車東日本若柳工場、2013年3月31日閉鎖)を宮城県栗原郡若柳町(現・栗原市)に新設。 1997年(平成9年)7月1日 - トヨタ自動車東北(現・トヨタ自動車東日本宮城大和工場)が宮城県黒川郡大和町の第一仙台北部中核工業団地内(北緯38度27分48.1秒 東経140度55分33.3秒 / 北緯38.463361度 東経140.925917度 / 38.463361; 140.925917 (トヨタ自動車東北))に設立された。 2005年(平成17年)9月5日・6日 - 岩手県および宮城県が合同で、愛知県刈谷市においてトヨタ自動車グループ各社への展示商談会「いわて・みやぎ自動車技術展示商談会in刈谷」を開催。 2006年(平成18年)7月14日 - 岩手県・宮城県・山形県にある企業・大学・自治体など500以上の団体が参加して「とうほく自動車産業集積連携会議」を設立。 7月31日 - 仙台都市圏環状自動車専用道路の一部である仙台東部道路に仙台港最寄りの(仮称)仙台港ICを設置するため、用地買収に着手。 8月29日・30日 岩手・宮城・山形の3県合同で、愛知県豊田市のトヨタ本社にて「いわて・みやぎ・やまがた新技術・新工法展示商談会」を開催。 2007年(平成19年)5月30日 - 「とうほく自動車産業集積連携会議」に青森県・秋田県・福島県も加わり、東北6県全域を対象とした団体となる。 セントラル自動車の本社移転 2007年(平成19年)10月23日 - 第二仙台北部中核工業団地及び近接地に本社・工場を移転すると発表。 2008年(平成20年)9月15日 - リーマン・ショックが発生し、世界金融危機が深刻化。 11月 - 第二仙台北部中核工業団地内に44haの土地を取得。 12月22日 - 新本社屋および新工場の起工式を執り行った。 2009年(平成21年)4月7日 - 宮城工場の新工場棟の完工式を挙行。 10月1日 - ミヤコーバス(仙台市)が、東北自動車道経由の特急バス仙台 - 加美線を第二仙台北部中核工業団地を通る経路に変更。「クリエートパーク・セントラル自動車前」バス停を新設。 9月18日 - 東北自動車道・三本木PAに設置したスマートICを供用開始。 10月4日 - 東北自動車道・大衡ICが、本体工事の起工式を挙行して着工した。 11月 - 当社新本社工場向けに東北電力が送電線を延長し、電力の供給を開始した。周辺の関連工場向けにも同様に送電施設を延長・拡充。 12月1日 - 新本社工場の建物完成。 12月18日 - 当社新本社工場やパナソニックEVエナジーなどがある仙台圏北部の3工業団地に仙台市ガス局が天然ガスパイプラインを延長・開通させた。 12月25日 - 新本社工場の前を通り、国道4号や大衡ICなどと接続する宮城県道57号大衡落合線が全線4車線化。 2010年(平成22年)3月27日 - 富谷JCT等の供用開始により仙台都市圏環状自動車専用道路(ぐるっ都・仙台)が全線開通。これにより、東北地方で生産される完成自動車の89%(2008年実績)を既に取り扱っている仙台塩釜港と、新本社工場との間が高速道路で接続された。 4月1日 - 新本社工場と周辺地域の計152haの住居表示が実施され、造成前の大衡村大衡・奥田・松の平から、セントラルを和訳した日本語に因んで「中央平(ちゅうおうだいら)」に変更。同地に郵便番号981-3609を新規付与。 10月22日 - 仙台都市圏環状自動車専用道路(ぐるっ都・仙台)の利府JCTがフル化。 11月2日 - 仙台港において、雷神埠頭の水深を7.5mから9.0mにする浚渫工事、および、新中野地区モータープールの拡張工事が完成し、年間50万台の完成自動車の積出が可能になった。 11月30日 - 「いわて・みやぎ自動車輸送特区」が認定され、新本社工場と積出港である仙台港との間で運行出来る自動車運搬用トレーラーの全長の上限が、道路法に規定される19m(最大積載台数6台)から21m(同8台)に規制緩和された。 12月17日 - 相模原工場での輸出用の「ヤリスセダン」(日本名:ベルタ)の生産を終了。 12月18日 - 大和ICよりさらに新本社工場に近い大衡ICが供用開始。 2011年(平成23年)1月6日 - 新本社工場が本格稼動。輸出用の「ヤリスセダン」(日本名:ベルタ)の生産を開始。 1月12日13時過ぎ - 新本社工場での第1号車のラインオフ式が行われた。 1月18日 - 新本社工場で生産された輸出用「ヤリスセダン」(日本名:ベルタ)30台が初出荷され、仙台塩釜港(仙台港)から船積みされた。 2月16日 - 新本社工場の開所式が開催され、国内外から約110人の報道陣が集まった。 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により操業休止。出荷のため仙台港新中野地区モータープールに集積していた完成車が、津波にのみ込まれて流された。新本社工場の生産ラインや設備の被害は比較的軽微で復旧に時間はかからなったが、仙台市ガス局からの天然ガス供給が停止したため、完成車の生産再開時期が遅れる事態となる。 3月21日 - プレス部品の製造を再開。 4月18日 - 新本社工場の操業再開。 5月16日 - 新本社工場にて「カローラアクシオ」の生産を開始。 6月20日 - 本社所在地を宮城県に移転。 7月13日 - トヨタ自動車の豊田章男代表取締役社長が、関東自動車工業(神奈川県)、トヨタ自動車東北(宮城県)、および当社を2012年(平成24年)7月を目標に統合し、東北地方を中部地方、九州地方に次ぐ国内第3の生産拠点にすると発表した。 12月14日 - 3社統合後の社名を「トヨタ自動車東日本」とし、2012年7月1日に経営統合すると発表。 2012年(平成24年)7月1日 - 関東自動車工業に吸収合併され解散するが、合併会社・トヨタ自動車東日本の本社は、当社の本社跡に設置される。これに伴いセントラル自動車宮城工場はトヨタ自動車東日本宮城大衡工場に改称。
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