天候・自然災害とは? わかりやすく解説

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天候・自然災害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 05:01 UTC 版)

2005年の気象・地象・天象」の記事における「天候・自然災害」の解説

今冬は、前年(2004年)12月気温異様に高く1月2月はたびたびの寒波襲来により、気温異様に低い月となった新潟県では新潟県中越地震被災地19年ぶりの豪雪襲い多数死傷者出した。しかし、平均気温からみると北日本西日本では「並冬」、東日本南西諸島は「暖冬」となり、結果的に暖冬となった3月から4月にかけては、西日本南西諸島中心に大陸から強い寒気南下しやすく、季節外れ寒さ降雪交互に訪れ太平洋側でも珍しく積雪した。このため春の訪れ遅く全国的に開花平年より3~6日程度遅くなり、1996年以来9年ぶりの「寒春となった3月低温西日本1994年以来11年ぶり、南西諸島1995年以来10年ぶりである。 5月オホーツク海高気圧低気圧通過後の寒気影響で、 月平均気温北日本では1996年以来9年ぶり、東日本1993年以来12年ぶりの低温となった。ただし、西日本では1996年から10年連続南西諸島では2002年から4年連続高温となった6月から7月はじめにかけて西日本少雨東日本(特に北陸)で豪雨となったが、その後西日本でも降り渇水解消された。しかし7月終わりから8月にかけて再び西日本少雨東日本豪雨となり、四国では水不足深刻化していたが、9月台風14号もたらした大雨でようやく解消した9月から10月にかけては高温続き10月日本平均気温10月としては(1898年からの)観測史上最も高かった気象庁統計では世界全体でも9・10月の平均気温が(1880年以降で)過去最高となった12月は期間を通して強い寒気が度々日本付近に南下するようになり、日本全域低温大雪被害関東甲信から九州にかけて12月としては観測史上最低の平均気温記録北海道東北南西諸島でも20年ぶりに低い平均気温だった。1995年以来10年ぶりの「寒冬」となりこの大雪は「平成18年豪雪へいせい18ねんごうせつ)」と気象庁命名した前年12月31日2005年1月2日 - 数年ぶりの正月寒波関東地方でも大雪となり、1日山口県福岡県北九州では平野部でも15cmを越え大雪となったところもあった。 1月31日2月2日 - 大寒襲来日本各地大雪に。種子島でも数年ぶりに雪が降る高知鹿児島でも積雪3月4日3月6日 - 春の寒波。この時期としては珍しく太平洋側平野部でも積雪観測東京都内では2cm関東3月における積雪8年ぶり。九州地方でも大雪となり、福岡で4cmと3月としては10年ぶりの積雪九州南部種子島屋久島地方でも1977年以来28年ぶりに3月降雪と、各地降雪積雪記録更新3月13日3月14日 - この時期としては非常に強い真冬並み寒波南下し各地降雪一部では積雪観測された。西日本各地では真冬以下の異常低温となった。特に山陰では1987年以来18年ぶりの3月としては記録的な大雪で、鳥取市で51cmの積雪観測した。日最高気温鳥取市1.2松江市2.5それぞれ3月の日最高気温の低いほうから2位記録更新した3月25日 - 愛知県長久手町愛・地球博開幕したこの日、季節外れの非常に強い真冬並み寒気流れ込み東海近畿中心に西日本でこの時期としては異例降雪一時観測名古屋市3月下旬降雪観測したのは12年ぶりで、この年3月は月を通して降雪路面凍結見舞われた。なお、名古屋市平年終雪日3月7日ごろ(1971~2000年平年値より)と平年昨春比べ観測史10以内に入る記録的に遅い終雪となってしまった。 4月28日4月29日 - 南から暖かい空気入りフェーン現象影響全国各地真夏日観測28日には鳥取県米子市4月観測史最高気温となる33.7記録した6月21日 - 夏至のこの日、梅雨前線本州南海上に下がって全国的に晴れ間広がり兵庫県豊岡市で35.5記録したほか、鳥取市新潟県魚沼市長野県飯山市などでも最高気温35上の猛暑観測した7月1日7月6日 - 西日本東日本中心に広い範囲大雨各地浸水被害が相次ぎ死者行方不明者が出る。山口県愛媛県で400mmを超す大雨が降る。 7月26日7月28日 - 台風7号房総半島上陸8月25日8月26日 - 台風11号関東地方上陸9月4日 - 台風から湿った空気流れた影響大気の状態が不安定になり、東京都埼玉県神奈川県一部1時間100mmを超す大雨住宅浸水道路冠水被害続出9月6日9月7日 - 台風14号長崎県諫早市付近に上陸九州地方中国地方道路陥没土砂崩れなどの被害多数死傷者を出す。 12月4日12月6日 - 全国的に平年よりやや早め初雪平野部でも積雪観測平年より早く前年比べて大幅に早い初雪となった12月中旬 - 真冬並み寒波断続的に南下し北陸から山陰では大雪日本海側では家屋重み潰れたりによる死者負傷者多数出た太平洋側地方でも降り全国的な低温に。18日広島県広島市(17cm)は観測史上最高となった。特に2122日には温暖な西日本太平洋側でも積雪し、高知県高知市(5cm)では12月積雪としては32年ぶり、愛知県名古屋市(23cm)では58年ぶり、が大変稀な宮崎県宮崎市(1cm)では60年ぶり、鹿児島県鹿児島市(11cm)では88年ぶり、種子島でも40年ぶりと、各地歴史的な降雪積雪記録更新観測。 表 話 編 歴 2000年以降気象・地象・天象 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029

※この「天候・自然災害」の解説は、「2005年の気象・地象・天象」の解説の一部です。
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