天候棒(クリマ・タクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:45 UTC 版)
「ナミ (ONE PIECE)」の記事における「天候棒(クリマ・タクト)」の解説
アラバスタ到着前、強敵と渡り合う戦闘力を得るためウソップに頼んで開発してもらった、三本の棒形の武器で、一本の長棒として繋げることもできる。「アラバスタ編」で初使用。 吹いたり振ったりすることで、それぞれの棒の空洞から「熱気泡(ヒートボール)」「冷気泡(クールボール)」「電気泡(サンダーボール)」という、3種類の小さな気泡を出すことが可能。この気泡を組み合わせることで周りの気圧・温度・湿度を操作し、人工的に蜃気楼を発生させるなど天候を利用した戦闘を行えるようになった。 ウソップの意図としてはあくまで「宴会芸用アイテム」の域を出ず、それぞれの技も小規模なため、実用的な技の発動には条件を揃えるのに時間がかかる。最初の戦闘では説明書を読みながら使用していた。技名の「テンポ(Tempo)」とは、イタリア語で「天気」の意。 ファイン=テンポ ウソップが宴会用に考案した技。対ミス・ダブルフィンガー戦で使用。天候棒を三角形に組んでボタンを押すと、2匹の鳩が飛び出てくる。 クラウディ=テンポ ウソップが宴会用に考案した技。対ミス・ダブルフィンガー戦で使用。小銃の形に天候棒を組んでボタンを押すと、銃口の部分から花が出てくる。 レイン=テンポ ウソップが宴会用に考案した技。「アラバスタ編」で初使用。3本の天候棒それぞれのボタンを押すと、噴水のように水が飛び出る(ミス・ダブルフィンガー曰く「水芸」)。次の技に繋げるのに湿度を上げるために使った。対カリファ戦では「熱気泡」と「冷気泡」によって作り出した雨雲から雨を降らせる技に変わった。 サンダー=テンポ ウソップが宴会用に考案した技。対ミス・ダブルフィンガー戦で使用。Yの字型に天候棒を組んでボタンを押すと、ボクシンググローブが飛び出てくる。 サイクロン=テンポ ウソップが宴会後の余興(ブーメラン遊び)のつもりで考案した技。「アラバスタ編」で初使用。二本を十字に交差させた天候棒をブーメランのように投げ、「熱気泡」と「冷気泡」を利用して気流を発生させ、それを基に回転が止まると人が吹き飛ぶほどの爆発的な風を起こす。 トルネード=テンポ 「ウソップが考案した」天候棒の技の中では一番強力な技。T字型に天候棒を組むと、棒の両端から鳩のオモチャがついたワイヤーが飛び出し、相手の体に絡みつきながら棒が高速回転、発射し敵を吹っ飛ばす。対ミス・ダブルフィンガー戦で使用。馬鹿げた見た目とは裏腹に威力は高いが、一度発動するとワイヤーが絡まるため、実質1発限りのリーサルウエポンである。 サンダーボルト=テンポ 生み出した雷雲に電気泡を当てて雷を落とす。「アラバスタ編」で初使用。気象学を熟知したナミだからこそ成し得た技であり、開発者のウソップも初めて見た時は驚いていた。 フォッグ=テンポ 冷気泡を炎とぶつけて爆発的に大量の霧を発生させる。対ホトリ戦で使用。敵の「炎貝(フレイムダイアル)」によって特殊な気象環境にあったため使用できたが、天候棒のみで発生させる事は不可能、または事前に気象環境を変化させておく必要があると思われる。 蜃気楼(ミラージュ) 冷気泡の強烈な冷気を利用して周囲の空気との間に著しい温度差を発生させ、自身の「蜃気楼」を作る。敵の攻撃の回避に利用。対ミス・ダブルフィンガー戦で使用。この時点では明確な技名は無かった。 サンダーストーム=テンポ アニメオリジナル。熱気泡と冷気泡で作り出した小さな雷雲に三角にした天候棒を投げ入れて、小さな雷を落とした後、雨を降らせる。
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天候棒(クリマ・タクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 11:14 UTC 版)
「ウソップ」の記事における「天候棒(クリマ・タクト)」の解説
ウソップがナミの依頼を受けて作成した武器。3本の棒(タクト)に分かれており、振ったり吹いたりすることによってそれぞれ「熱気」「冷気」「電気」の気泡を飛ばすことができる。詳細は「ナミ (ONE PIECE)#天候棒(クリマ・タクト)」を参照
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