呪具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:07 UTC 版)
「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の記事における「呪具」の解説
どんなに一流の呪術師であれ、呪術を使用するには必ず呪術的媒介となる「呪具」を必要とする。呪具は「裏市(アンノウンバザール)」で買う事が出来るが、恐ろしく高い。 呪術人形 相手を攻撃する事ができる唯一の呪術でひとつひとつが固有の呪術を持つ。呪術的媒体である「心臓」(コア)が破壊されると、相手にかけようとした呪術が使用者にそのままはね返る。コアにする物は何でも構わない。また、コアを生きた肉体に埋め込むことで、人自体を呪術人形にすることも可能。 MEIFU-606 携帯電話型の呪具。衝撃を吸収する「捕獲(キャッチ)」とそれを解き放つ「解放(リリース)」という呪術を使用することができる。 ルサンチマン 窓辺の男、そしてアルシド・クローサーがキリマンジャロ奥地で偶然発見した人類最古の呪具。その正体は遥か昔、幾重もの偶然が起こった末に一人の少女が「お呪い」をかけた鳥の卵で、ありとあらゆる負の感情を詰め込んだまま何万年を経た現在もなお膨張し続けており、間もなく飽和の時を迎えて孵化するという。その呪いは窓辺の男が持つ渇望を叶えられると確信し、アルシドが「世界の終わりが来る」と恐怖するに十分な程の力を持つ。 しかし、春瓶たちがついた時にはすでに遅く、ついに卵が羽化してしまった。その正体は、巨大な赤子だった。使用できる呪術は、「天地腐乱論(ランド・オブ・ザ・デッド)」。呪いの巨大樹になる。 その巨大樹から果実を落とし、ルサンチマン本体より少し小さいが、それと同じ赤子を産む。その赤子たちに、全人類を喰い殺させる。また赤子は攻撃を受け、分裂しても、その分裂した部分からまた再生する。それどころか、分裂したそのひとつひとつから再生するため、攻撃をするほど、赤子は増える。 悪夢濾過(ドリームキャッチャー) バイクのヘルメットの様な形状をしており、自分の呪力を最大限に引き出す呪具。自分の精神世界で恐怖や偏見など、呪術の基本である「信じる力」の妨げとなる感情を具現化した化け物(黒兎はムカデのような化け物だった)と戦う事で呪力を高める仕組みの様だ。ちなみに黒兎は自分の最も信じている存在であるハイドを具現化し、化け物を倒した。現実世界では、専用コードをテレビに繋ぐ事で状況を見たり、付属のマイクで精神世界にいる者と連絡をとる事が可能の様だ。しかし黒兎の場合、石がスピーカーにあたって壊れてしまい、連絡がつかなくなってしまった。
※この「呪具」の解説は、「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の解説の一部です。
「呪具」を含む「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の記事については、「呪法解禁!! ハイド&クローサー」の概要を参照ください。
呪具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/21 00:51 UTC 版)
持ち主に呪いの力を与える道具。呪具にはそれぞれ宿った感情があり、願いがある。それに呼応する願いを持ったものが現れた時、呪具はその能力を発揮する。持ち主は呪具に宿った感情と同調する必要があるため、どんどん呪具に宿った感情に引き込まれて、最悪、自我が崩壊する可能性がある。呪いの大元であるため、呪具そのものの呪いが消えれば、その呪具によってかけられた呪いも自然に消える。呪具の発生には、人間一人が死の間際に抱く強さくらいの感情があれば充分であるため、呪いの大きさの違いこそあれど、気付かずに呪われている人は、とても多い。同時にいつの間にか呪いが風化し解消していることも多い。怒りや哀しみ心残りからは負の力を持った呪具が、喜びや希望周りに託すものがあるなら正の力を持った呪具が生まれる。
※この「呪具」の解説は、「ダイス・マカブル」の解説の一部です。
「呪具」を含む「ダイス・マカブル」の記事については、「ダイス・マカブル」の概要を参照ください。
呪具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:55 UTC 版)
友人帳(ゆうじんちょう) 夏目レイコが作成した、妖達を統べる契約書の束。レイコが打ち負かした妖の名が書いてある。 この紙に名が書かれている妖は、友人帳の持ち主に名を呼ばれると逆らうことができない。また、名が書かれている紙を燃やされたり破かれたりすると同じ目に遭う。そのため、名を奪われたものは命を握られたも同じであり、友人帳を手にすれば多くの妖を従えることができることとなり、持ち主は狙われやすい傾向にある。真に友人帳を扱えるのは夏目レイコおよびその血族の夏目貴志だけであり、少なくとも「名を返す」という行為には本来の持ち主であるレイコ(もしくは血族である貴志)の唾液と息を必要とし、名を返した後にはひどく疲れを催す。 名取曰く「禁術」 紙人形(かみにんぎょう) 名取がよく使用する呪術道具。パターンが2通りあり、「基本編」と「応用編」に分かれている。「基本編」は低級な妖を乗り移らせて自在に操るための、依代として使う。離れた場所に飛ばして情報を得たり、失せ物探しに使ったりと、妖退治以外にも用途は広い。 後者の「応用編」は、いくつもの人形を繋げて作れば、目的の相手を捕まえることができる。 また、巨大な紙人形を作れば、妖に攻撃を加えることもできる。 巻物(まきもの) 式を呼び出す。本来「式」とは、契約によって従う妖を指すが、巻物を使うことで、1回限りの式を呼び出すこともできる。ただし、それなりの妖力と体力が必要のため、扱いは難しい。 魔除け(まよけ) 呪術師が施すもの以外に、身近な物にも魔除けの効果がある。「魔除け文字」、「招き猫」など。 封印具(ふういんぐ) 封印の呪術を施した入れ物や道具。例として「魔封じの壺」、「縄」、「魔封じの鏡」、「箱」など。
※この「呪具」の解説は、「夏目友人帳」の解説の一部です。
「呪具」を含む「夏目友人帳」の記事については、「夏目友人帳」の概要を参照ください。
呪具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 15:59 UTC 版)
天石笛 - あまのいわぶえと読む。自然界に存在する穴の空いた石。吹き鳴らすことで妖怪を呼び寄せる。 木槌(偽) - 稲生物怪録の主人公、稲生武太夫が幽冥界のオオクニヌシ(大黒天)から授かったと豪語していた木槌。後に平賀源内の手に渡る。 木槌(真物) - 稲生武太夫が山ン本五郎左衛門の所有していたものを偽者と摩り替えて自宅に保管していた。 生首細工 - アテルイの斬首された生首を模して平賀源内が制作したもの。目が開くからくりが仕込んである。 生首 - 水戸藩で代々魂鎮めの儀式を行っているアテルイの生首そのもの。強大な怨念が篭っている。 万年時計 - 太陰暦による和時計の時間と太陽暦による西洋時計の時間を同時に表示する時計。時間の隙間を埋めることで魔の侵入を防ぐ。
※この「呪具」の解説は、「帝都幻談」の解説の一部です。
「呪具」を含む「帝都幻談」の記事については、「帝都幻談」の概要を参照ください。
呪具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 07:20 UTC 版)
瑠璃尺 - 魔物の内裏を築くために将門が三女の女蔵尼に持たせた国産みの物差。陸奥国慧日寺に保管されていたが乾退助(板垣退助)により接収され、その後加藤に奪われてしまう。 つぼのいしぶみ 七支刀 - 現存する七支刀とは違い、作中では陸奥の川に溜まる米鉄(おもひかね)で作られた錆びぬ刀とされる。瑠璃尺と組み合わせて使う、国産みのコンパス。後に天沼矛(あめのぬぼこ)と判明する。かつてはアテルイが神刀として愛用していた。 アブラサタブラ - 篤胤が西洋の書物から見つけてきた。abracatabra(アブラカタブラ)の文字を逆三角に配列した護符。加藤は遠山景元との戦いでこの護符に敗れた。 平新王将門尊像 - 平田家に安置されている平将門の魂が宿る神像。
※この「呪具」の解説は、「新帝都物語」の解説の一部です。
「呪具」を含む「新帝都物語」の記事については、「新帝都物語」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から呪具を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から呪具 を検索
- >> 「呪具」を含む用語の索引
- 呪具のページへのリンク