各シーズン別人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 15:49 UTC 版)
「デクスター 警察官は殺人鬼」の記事における「各シーズン別人物」の解説
ルディ・クーパー (Rudy Cooper)演 - クリスチャン・カマルゴ、日本語吹替 - 荻野晴朗 第1シーズン登場人物。冷凍車キラーの毒牙にかかるも生還した被害者の義手と義足を誂えた四肢形成技師。事件の捜査を通じて、デボラと知り合い、急速に仲が深まっていった。デボラの兄であるデクスターにも異様な興味を示し、不自然なほど友好的な態度を示しながら、彼に近付いていく。 ポール・ベネット (Paul Bennett)演 - マーク・ペルグリノ 第1シーズン登場人物。リタの前夫でアスターとコーディの実父。元麻薬中毒者で売人。妻に暴力をふるったことで、娘に通報され、服役していた。後に出所し、更生したかのようにふるまっていたが、暴力癖や犯罪傾向はなくならなかった。娘と息子のことは純粋に愛していた。自分のパンチを易々と受け止めたこと、リタには見せたことのない不敵な態度などから、デクスターの得体の知れなさに疑惑を抱いていた。 フランク・ランディ (Frank Lundy)演 - キース・キャラダイン、日本語吹替 - 小島敏彦 第2シーズン登場人物。冷凍車キラーを上回る大量殺人鬼「ベイハーバー・ブッチャー」事件の捜査指揮のためFBIからマイアミメトロ警察に派遣された敏腕捜査官。物腰は柔和で、冷静に穏当に捜査を牽引していく。昼食とお茶はきっかり決められた時間に取ることをモットーとする紅茶派。グルメで料理も上手い。デクスターには一目を置き、頑張り屋ながらも危なっかしいデボラに対しては、さり気ない気遣いや優しさを見せる。 第4シーズンでは、FBIを退職後に個人的に調査を行っていた連続殺人鬼「トリニティ・キラー」の捜査のため、再登場し、デボラとの愛も再燃する。 ライラ (Lila)演 - ジェイミー・マーレイ 第2シーズン登場人物。イギリス出身の芸術家。盗癖がある。デクスターが裏の顔を隠す目的でリタへ成り行きで「麻薬依存症である」という嘘をついたために、通うはめになった麻薬断薬会の参加者の美女。デクスターの正体を知らないながらも、同じような心の闇を持つ者として、デクスターの嘘の顔を見抜き理解者となるが、目的のためには手段を選ばないトラブルメイカー。 後にデクスターのことを執拗に追い回し、囚われていたドークスからベイハーバー・ブッチャーの正体が彼であるのを知るが、彼のことを思い、ドークスを殺害し、彼の恋人の子供までも殺害しようとするが失敗。そのことからデクスターの逆鱗に触れ、殺害される。 ミゲル・プラド (Miguel Prado)演 - ジミー・スミッツ、日本語吹替 - 中村浩太郎 第3シーズン登場人物。やり手の検事補だが、強引で独善的な面を持つ。デクスターが誤って殺害してしまったオスカーの長兄。ラゲルタとは同じキューバ系で昔の恋人でもあり、彼女とは一家ぐるみで付き合いがある。保身のためのデクスターのミスリードもあってフリーボを弟殺しの真犯人と思い込み、職務を逸脱した異様な執念で追い始める。その過程でデクスターとは友情関係を築く。 デクスターと親しくなってからは、彼に犯罪者を殺したいと頼み込み、実際に犯罪者を殺すことで快楽を味わうようになるが、無実のエレンを殺害し、ラゲルタまで殺害しようとしたが、行き過ぎた行為の為、デクスターに殺害される。 アントン・ブリッジス (Anton Briggs)演 - デヴィッド・ラムゼイ、日本語吹替 - 奈良徹 第3シーズン登場人物。クインの情報屋のライブ・ミュージシャン。クインに紹介されたデボラと親密になるが、そのため皮剝ぎ犯に拉致される。深手を負いながらも、懸命の捜索あって無事救出される。その後もデボラとの絆を深め、デクスターの結婚式に彼女のパートナーとして出席するなど、交際は順調にいっていたように見えたが、ランディの再登場によって、破局した。 エレン・ウルフ (Ellen Wolf)演 - アン・ラムゼイ 第3シーズン登場人物。優秀な弁護士。ミゲルには凶悪犯を野放しにするとして目の仇にされ、そのミゲルを歪んだ正義感から公正な捜査や裁判を行わないとして法的に追及しようとしていた。ミゲルが無罪に持ち込める証拠を隠滅して有罪にした被告人の弁護を担当していたことからラゲルタが接触し、職務を通じて良い友人関係を築いてゆくが、デクスターによって殺しの掟と快楽を学んだ、ミゲルによって殺害されてしまう。 ラモン・プラド (Ramon Prado)演 - ジェイソン・マヌエル・オラザバル、日本語吹替 - 白熊寛嗣 第3シーズン登場人物。ミゲルの弟でオスカーの兄であるフロリダ郡警察の優秀な警官。フリーボの顛末を知らないため、フリーボ捜査に執念を燃やす。兄ミゲルと秘密を共有しあうデクスターを嫌う。 シルビア・プラド (Sylvia Prado)演 - ヴァレリー・クルス、日本語吹替 - 水落幸子 第3シーズン登場人物。愛称はシル。ミゲルの妻で不動産の仕事をしている。ミゲルとの間に子供はなく、夫婦関係に悩んでいる。ラゲルタを夫の浮気相手として疑っていた。デクスターを通じて知り合ったリタの良き相談相手・仲の良い友人となる。第8シーズンにも再び登場。マイアミを離れるため、家を売ろうとするデクスターのために尽力する。その際、ミゲルとのことに少し触れている。 バーバラ・ジアナ (Barbara Gianna)演 - クリスティン・ダッティーロ 第3シーズン登場人物。マイアミメトロ警察の風紀課の警官。おとり捜査で娼婦になりすましていたところ、客としてバティスタと出会い、その場を温情で見逃す。その後、彼女に惹かれたバティスタの猛アタックによって、親しく付き合うようになるが、価値観の違いから長続きしなかった。 ジョージ・キング (George King)演 - ジェス・ボレッゴ 第3シーズン登場人物。ニカラグアからの移民で剪定職人。フリーボの事件とリンクして起こった連続皮剥ぎ殺人事件の第一発見者で、その後の事件でも証言を提供する。 アーサー・ミッチェル (Arthur Mitchell)演 - ジョン・リスゴー、日本語吹替 - 辻親八 第4シーズン登場人物。全米各地で、「同じ境遇の人物を、同じ方法で殺す」3パターンでの殺人を、定期的に繰り返している連続殺人者「トリニティ・キラー」。だが、ランディ以外にその存在を認めているものはいない。表向きは長年教師を務め、教会に欠かさず通い、ボランティア活動に積極的に従事し、良き夫良き父親として、理想的な人物として周囲の信頼を得ている。その殺戮衝動は、幼い頃、衝撃的な出来事によって、次々と家族を失ったことに起因している。 クリスティーナ・ヒル (Christine Hill)演 - コートニー・フォード 第4シーズン登場人物。女性新聞記者。クインと関係を持ち、彼から得た内部情報をスクープすることを繰り返す。 ルーメン・アン・ピアス (Lumen Ann Pierce)演 - ジュリア・スタイルズ、日本語吹替 - 衣鳩志野 第5シーズン登場人物。連続レイプ殺人集団に監禁されていたところを脱出した際に、デクスターの現場を目撃する。 ジョーダン・チェイス (Jordan Chase)演 - ジョニー・リー・ミラー、日本語吹替 - 佐藤拓也 第5シーズン登場人物。自己啓発セミナーをするカリスマ講演者。連続レイプ殺人事件の重要参考人として警察署を訪れた際にデクスターと知り合う。 ブラザー・サム (Brother Sam)演 - モス・デフ、日本語吹替 - 竹田雅則 第6シーズン登場人物。過去に犯した過ちを悔いて修道士となり、自動車修理工場を経営し出所した元受刑者たちに働く機会を提供している。無神論を貫くデクスターにキリスト教を通じてどんな心の闇にもやがて光が指すことを説く。 ジェームズ・ゲラー (James Gellar)演 - エドワード・ジェームズ・オルモス、日本語吹替 - 池田ヒトシ 第6シーズン登場人物。元・タラハシー大学のカリスマ的な神学の教授。「神からの命令」として、悪徳に満ちたこの世を終わらせるために、聖書のヨハネの黙示録の予言にしたがった連続殺人を行い、「終末論キラー(DDK)」と呼ばれるようになる。 トラビス・マーシャル (Travis Marshall)演 - コリン・ハンクス、日本語吹替 - 杉村憲司 第6シーズン登場人物。ゲラーの元教え子で、現在は美術品修復の仕事についている。ゲラーの教えのもと、ともに連続殺人を行う。 アイザック・シルコ (Isaak Sirko)演 - レイ・スティーヴンソン、日本語吹替 - 高岡瓶々 第7シーズンの登場人物。ウクライナ・マフィア、コシュカ(Koshka)会の幹部。キエフを拠点とするが、腹心の部下がマイアミで失踪したことからそれがデクスターの仕業であることを調べ上げ、復讐に執念を燃やす。残忍かつ冷酷な性格でデクスターにたどり着くまでに幾度もためらいなく殺人を犯す。同性愛者。 ハンナ・マッケイ (Hannah McKay)演 - イヴォンヌ・ストラホフスキー、日本語吹替 - 衣鳩志野 第7、8シーズンの登場人物。15歳のときに恋人と駆落ちし、その過程で連続殺人に加担するも警察への協力により自由の身となる。その後花屋を経営するようになるが、彼女の身辺で何件も変死事件が起こる。デクスターと互いに強く惹かれあっており、またハリソンにも懐かれている。 サル・プライス (Sal Price)演 - サンティアゴ・カブレラ、日本語吹替 - 土田大 第7シーズンの登場人物。連続猟奇殺人事件を得意な題材とするルポライター。司法取引により自由の身となったハンナ・マッケイの供述に疑問を持ち、独自に調査するとともに彼女につきまとい取材を試みる。資料収集のために訪れたマイアミ警察署でデボラと知り合い、その後二人は急接近していく。 エブリン・ボーゲル (Evelyn Vogel)演 - シャーロット・ランプリング、日本語吹替 - 水野ゆふ 第8シーズンの登場人物。年少のサイコパスを専門とする精神神経科医。殺人鬼「脳外科医」の捜査のためマイアミ警察に協力する。かつてハリーと知り合いであり、サイコパスの兆候を示していたデクスターのことで相談を受け、"ハリーの掟"を共に作成したことが明らかになる。「脳外科医」は犠牲者から切り取った脳の一部をボーゲル博士の家の前に置き続ける。 ジェイコブ・エルウェイ (Jacob Elway)演 - ショーン・パトリック・フラナリー 第8シーズンの登場人物。元警官だが現在は民間の調査機関を経営し、マイアミ警察を辞職したデボラを雇う。 オリバー・サクソン (Oliver Saxon)演 - ダリ・インゴルフソン、日本語吹替 - 東明弘 第8シーズンの登場人物。建築技師。デクスターの隣人・キャシーの恋人となる。
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