共通シーズン(FIRST CLASS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 14:15 UTC 版)
「ファーストクラス (テレビドラマ)」の記事における「共通シーズン(FIRST CLASS)」の解説
MIINA → 鈴木 良子(すずき よしこ)〈25 → 26〉 演 - 佐々木希 No.1専属モデル → 『ファースト・クラス』編集部員。 危険なワガママピュア女。群馬県高崎市出身。ギャル時代の雑誌モデルから『ファースト・クラス』のセンターモデルにまで登りつめた。幼少期はショップはおろかコンビニもないような片田舎で育ち、稀に手に入るファッション雑誌を読み耽る地味な少女だった。傍若無人かつ自己中心的で突飛な言動も多いが、根は純粋なため周囲を畏怖・困惑させる。ERENAから敵対視されており、彼女から「オバサン」と呼ばれる。 実は過去に肥満体型だった為に虐められていた事があり、太ることを恐れるあまり摂食障害に陥り、発売禁止になった海外のダイエット・ピルを過剰に摂取している。ちなみの連載企画のトップを務めるはずだったが、摂食障害とサプリ依存による肝機能の低下で倒れる。 さらに強制入院したことがマスコミの報道で明らかになり、モデルとしての地位を失う。その後病院からも姿を消すが、失踪している間今までの自分を振り返り、ちなみや白雪の説得もあり、マウンティングに囚われない自分らしい生き方を目指したいと考えてちなみや白雪と和解。新体制の『ファースト・クラス』でモデルとして再出発することを決意する。 『ファースト・クラス』廃刊の危機に陥った時、モデルとしての人生を掛けて、人気投票に出る。『ファースト・クラス』再始動後はモデルを引退し、ERENAのマネージャーとなる。 マウンティングランキングは3位 → 4位 → 3位 → 7位 → 7位 → JOKER → JOKER → JOKER → JOKER。 第2期では『ファースト・クラス』編集部員。モデルを引退したことで本名に戻り、エディターに転向した。Tシャツのデザインが決まらないというちなみに春夏アイテムの読者アンケートを送る。 川島 レミ絵(かわしま レミえ)〈24 → 25〉 演 - 菜々緒 正社員。『ファースト・クラス』編集部員。 腰掛系の腹黒コネ入社。アメリカ・ロサンゼルス出身。美人だが、腹黒い性格。2歳の時に帰国したため英語は話せないが、あくまで自分は「帰国子女」だと言い張る。大手商社の役員である父親の縁故採用で詢香社に入社した。ERENAの熱愛報道をでっち上げるために父親経由で相手の男性を紹介するなど、徹底的にコネを利用している。ファッションや雑誌は好きだが、熱心に仕事をする事を軽視しており、『ファースト・クラス』の仕事も腰かけぐらいにしか思っていないため、仕事熱心な白雪とは互いに嫌いあっている。 利用価値の有無で人付き合いをし、ビジネスパートナーのERENAとは表向き親しいが、実際は利用していただけだった。樹に対しても「カメアシごときが」などと見下す発言をするが、彼が大企業の御曹司だと知ると態度を一転させ、言葉巧みに樹に取り入ろうとする。ちなみに対しては当初眼中になかったが、次第に頭角を現す彼女を妬み、罠を仕掛ける。 ERENAのスキャンダルについて全てを明かし、結果的に『ファースト・クラス』を潰す原因を作るも、仕事に関しては有能だったため、最後には再び『ファースト・クラス』編集部に復帰している。 内心では強烈な罵詈雑言を吐いており、特にちなみに対する罵倒の語彙は豊富で、ファースト・クラス増刊号として『悪女レミ絵の金言・暴言・罵詈雑言』などの動画がアップされている。 マウンティングランキングは5位 → 5位 → 7位 → 5位 → 5位 → 4位 → 5位 → 2位 → 2位。 第2期では「雑誌社時代にちなみの息の根を止めなかった」ことを姉・ナミ絵に責め立てられ、姉妹でタッグを組んでちなみを潰そうとする。ナミ絵の事は畏怖しているが、彼女の弱みを握った途端、腹黒い本性を見せている。雑誌の「ショップ店員体験」を押し付ける形で久々にちなみに嫌がらせをするが、結果的に彼女が再起するきっかけを作っている。最終的には心の声がだだ漏れになるほど動揺していた。彼氏が何人もいるという設定だが本編にその彼氏は1度も登場していない。 木村 白雪(きむら しらゆき)〈31 → 32〉 演 - 田畑智子 契約社員。『ファースト・クラス』編集部員 → フリーライター。 叩き上げハングリーモンスター。京都府出身で普段は関西弁で会話する。入社当初に壮絶ないじめに遭った経験からハングリー精神と上昇志向が強く、現在の契約社員としての立場に不満を抱える。 努力をしない無能な正社員が許せないため、レミ絵とは不仲。MIINAとはビジネスパートナーで、レミ絵・ERENAペアの上を行くべく奮闘している。 自分の地位を脅かす可能性のあるちなみを妬み、様々な嫌がらせをするが、MIINAの一連の騒動の際にちなみの働きにより窮地を救われたことで「仲良くする気はないが、対等なライバルとして認める」と言い、一旦は和解する。その後詢香社を退職し、フリーライターに転身した。『ファースト・クラス』が廃刊の危機に陥った時は、無償で働いてくれる人たちを集めてきた。 マウンティングランキングは7位 → 8位 → 8位 → 6位 → JOKER → JOKER → JOKER → JOKER → JOKER(位置的には最下位だが順位表示が消滅し、「JOKER」の文字が上書きされている。その時点において女の戦いから降りた者を指す)。 第2期では思うようなTシャツのデザインが書けず、さくらや久志の協力を得られないまま困り果てるちなみに、アドバイスを送る。 八巻 小夏(やまき こなつ)〈41 → 42〉 演 - 三浦理恵子 『ファースト・クラス』副編集長 → 『プエルト』編集長 → 「F&M Japan」グローバルコンサルティング事業部部長アシスタント。 隠れ肉食系性悪女子。大沢とは同期。東京都八王子市出身。大沢に「なぜファッション業界に入ったのか」と尋ねられた際に、『Olive』という雑誌が好きだったからと語っている。 所帯持ちで、小学6年生の娘がいる。家事と仕事の両立を完璧にこなしているが、そのためによく部下に仕事を押し付けている。明るく女性的で、いつも笑顔を絶やさないが、実は大沢にライバル心を抱き編集長の座を狙う野心家でもある。長い間大沢には面従腹背を貫いていたが、新雑誌『プエルト』を創刊するに当たり、とうとう彼女に反旗を翻す。 ちなみが自分にとって「使える人間」だと思うと何かと応援し気にかける素振りを見せるが、心の声では「私に感謝しなさい」などと恩着せがましい面が伺える。裏で金を使ってスタッフを抱えていた事が明るみに出て、その事実を知ったちなみが小夏と癒着していた秋葉に圧力をかけたことで『プエルト』は廃刊、退職した。その後、F&M Japanの社員として詢香社を訪れる。 マウンティングランキングは2位 → 2位 → 2位 → 2位 → 2位 → 2位 → 1位 → JOKER → JOKER 。 第2期では引き続き『ファースト・クラス』副編集長に就いていたが、大沢について行く形で辞職する。 大沢 留美(おおさわ るみ)〈41 → 42〉 演 - 板谷由夏 『ファースト・クラス』編集長 → 「F&M Japan」グローバルコンサルティング事業部部長。 業界の絶対的女王。東京都杉並区出身。旧姓:中山。編集部はおろか日本のファッション界の頂点に君臨するカリスマ的存在。厳格な性格で、洞察力と観察力に優れている。離婚歴があり、現在の夫は10歳年下のファッションデザイナー。 ちなみを厳しく指導しつつも、常に的確な助言をする。後に編集長の座をちなみに譲り、退職した。その後、小夏と共にF&M Japanの社員として詢香社を訪れる。実は『ファースト・クラス』がいずれ存続の危機に陥ることを予見しており、チャンスを与えた全ての社員に対し「その時の編集長に救う価値があると判断した場合には、全力で力を貸してほしい」と伝えていた。その上で、そもそもこの買収話はファッションについて真剣に考えようとしない秋葉を社長の座から引き摺り下ろし、雑誌を立て直すために自ら計画したことが判明した。 ファッション業界を志すようになったのは、小夏と同じく『Olive』がきっかけになった様子。その後、復活した『ファースト・クラス』の編集長に復帰する。その際、ちなみにも連絡を取るが応じてもらえなかった。 マウンティングランキングは1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 2位 → JOKER → JOKER。 第2期では受付嬢になったちなみに助言と警告を送っている。廣木の親友であり、彼女が作った「世界に通用する日本のファッションブランド」をメディアの側からバックアップすることを互いの約束としていた。廣木との約束を果たす為、F&M Japanを離れる。
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