井田の来歴&日本プラモデル業界史とは? わかりやすく解説

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井田の来歴&日本プラモデル業界史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/01 23:34 UTC 版)

井田博」の記事における「井田の来歴&日本プラモデル業界史」の解説

1939年昭和14年)、19歳模型店を開業学校教材として素材紙飛行機ゴムグライダーの「模型飛行機」を複数学校採用など前途洋々スタートを切る1942年昭和17年)、軍隊召集激戦ビルマ(現ミャンマー)戦線配属1943年負傷帰国の途となり1945年終戦福岡県迎える。 1946年昭和21年)、学校での科学教材として、再度模型飛行機着目され福岡県八幡地区小学校中学校から講師招かれ報酬代わりにライトプレーン木製模型注文を得る 1947年昭和22年)、模型を扱う「博巧社」を開業ゴム動力ライトプレーン玩具電気機関車などで模型店を再開1949年昭和24年)、九州小倉井筒屋デパートから出店要請を受け模型部(テナントコーナーとして出店出店期間1949-1995年)、当時デパート商売している「信用力」は絶大で、井田模型業界での飛躍していく分岐点となった1958年昭和33年)、マルサン商店から国産プラモデルノーチラス潜水艦模型発売された。 1959年昭和34年)、井田経営する井筒屋模型部で、東京から仕入れて来た初めてのアメリカ・レベル社プラモデル販売される1959年昭和34年)、日本模型(※以下ニチモ)、ゴム動力自動浮沈装置付きのニチモプラモデル・伊号潜水鑑が100円発売され井田店舗でも好調な売れ行き日本全国で約100万個を売り上げる爆発的な人気に、形勢ライトプレーン木製模型から、プラスチックモデルへの流れ進んで行くこととなる。 1960年昭和35年)、三共製作所(※以下三共模型)、三和模型の2社が他社との競合避けた低価格路線打ち出した価格を1個30円とし、井田店舗では単価安さ当初取り扱いをしなかったが売り出して見ると爆発的人気に。当時の子供達にプラモデル作る楽しみ・集める楽しみを浸透普及させる入門モデルとしても大成功収め三共模型の約1/150スケールピーナッツシリーズはピーク時月商1000万と言う、1個100円モデルでは驚異的な売上げ叩き出した 1961年昭和36年)、田宮模型戦車模型第一弾モーター動力「パンサータンク」が発売良く走る走行性能人気集中1966年昭和41年)、井田発案で「九州プラモデル博覧会」を同業模型10店と共同開催しプラモ競技会や、模型メーカー製品紹介ブース協力得て盛大に開かれた1966年昭和41年)、井田尽力で、航空機関連出版手がける出版社協力得て日本初めての模型雑誌専門誌モデルアート創刊される。定価100円創刊号2万発行された。 1966年昭和41年)、キャラクタープラモデル需要沸騰し今井科学サンダーバードマルサン商店怪獣シリーズなど。井田店舗では、単独店舗として今井科学サンダーバード登場する「ゼロエックス号」プラモデル日本全国売上げ1位となり表彰される1970年昭和45年)、井田企画し、グンゼ・ハセガワ・フジミのメーカー協賛得て「プラプレーンコンテスト」のイベント日本全国規模開催される1977年昭和52年)、日東科学サーキットの狼スーパーカープラモデルブームが起こる。 1978年昭和53年)、バンダイ模型宇宙戦艦ヤマトプラモデルが発売、ヤマトブームに乗り需要拡大する1979年昭和54年)、プラプレーンコンテスト、第10回開催をもって終了1981年昭和56年)、機動戦士ガンダムプラモデルバンダイ模型より発売され記録的なヒットとなり、マスメディアにも取り上げられる社会現象になる。 1995年平成7年)、ミニ四駆プラモデル田宮模型から発売され記録的なヒットミニ四駆売上げ空前500億円を超えるヒットとなり、この売上げ活用して田宮模型の1/35MMシリーズの完全新作発売されていく。 2001年平成13年)、長年経営携わった有限会社モデルアート社長職を退任後任井田次男就任する2003年平成15年)、日本科学技術振興財団からの依頼航研機(こうけんき)復元プロジェクト関わり井田助言の元・完成2003年平成15年)、井田著作、「日本プラモデル興亡史 -わたしの模型人生- 」が発売される2006年平成18年5月13日死去86歳。

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