サーキットの狼
サーキットの狼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:58 UTC 版)
'70年代半ば、1/24シリーズで発売されていたロータス・ヨーロッパの売り上げが急に伸びた。これは池沢さとしの連載漫画サーキットの狼の主人公の愛車だったことが原因と判り、ニットーでは版権を取って作中登場するランボルギーニカウンタックLP400、デトマソパンテーラGTSなどを1/28スケールで商品化、全29種類を発売した。スーパーカーブーム時のピーク時には月産200万個を越えるヒットを記録した。精密さより「走らせて遊ぶ」作り易い低年齢向け仕様だったのもヒットの要因の一つだった。パーツ数は少なく、ワイパー・バンパーはボディと一体成形。単三電池は別売りだったが、クリアーパーツや、モーター(FA-130)、デカールも付属し、定価は400円と手頃だった。このシリーズのスーパーカーは殆どが共通の上げ底シャーシーで作られており、後に金型が台湾に渡り、ニットーの古い戦車モデルを販売していたブルータンクのブランドで販売された。
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