キャラクタープラモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 05:12 UTC 版)
「マルサン商店」の記事における「キャラクタープラモデル」の解説
最初に発売されたキャラクターモデルは1964年の電動ゴジラとバラゴンで、1966年から1967年にかけては同様のギミックで歩行する、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に登場する怪獣が10点以上発売された。『ウルトラマン』で発売されたメカはジェットビートルと特殊潜航艇S号のみで、続く『キャプテンウルトラ』や『ウルトラセブン』では一転してメカ中心の製品展開となり、ウルトラホークやポインターはそれぞれ大、中、小の3タイプが発売されている。海外の映画やTVドラマからも、『宇宙家族ロビンソン』のジュピター2号やスペースタンク、『2001年宇宙の旅』のオリオン宇宙船、『ミクロの決死圏』のプロテウス号などのメカが発売されている。また、トッポ・ジージョやミッキーマウス、ドナルドダックなどのディズニーキャラクター、ターザンなどのフィギュア系のキットも発売された。これらの内、電動のウルトラマン、パゴス、ペギラの3点はUPCブランドで米国内でも発売されている。1968年の倒産後、ジェットビートルやポインターなど一部ウルトラメカの金型はブルマァクに引き取られ生産が続けられたが、その他のキャラクターモデルの金型は、電動ゴジラやマスコット怪獣などごく一部を除いて溶解処分された。ゴジラの金型も失われたと考えられていたが、レトロ玩具販売店のノスタルジック・ヒーローズの手で30年ぶりに復刻された。続いて電動ウルトラマンも復刻された。 再建後のマルサンの製品は50円ないし100円の小型キットが中心となった。1972年から1974年にかけて『ウルトラマンA』、『ウルトラマンタロウ』、『ウルトラマンレオ』に登場する怪獣やメカを製品化している。第2期ウルトラシリーズ終了後の1975年にはアニメ『宇宙の騎士テッカマン』に登場するメカも製品化した。1970年代半ば以降、一部の商品は商標をプラモデルからプラ模型に変え、袋パッケージで駄菓子屋などで販売された。また1980年以降、童友社から一部の商品が無版権のオリジナルメカとして再発売された。
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