ヒーロー育成校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:17 UTC 版)
「僕のヒーローアカデミア」の記事における「ヒーロー育成校」の解説
国立雄英高等学校(こくりつゆうえいこうとうがっこう) 本作の舞台で、ヒーローを養成する学校。制服は男女共にブレザー。校訓は「Plus Ultra(更に 向こうへ)!!」 オールマイトを始めとした名だたるヒーロー達を輩出し、偉大なヒーローには雄英卒業が絶対条件と言われるほどヒーローになるための登竜門として認知されている。ヒーロー科のほかにも普通科やサポート科、経営科が各3クラスあり、一学年11クラス構成のマンモス校である。 広大な敷地面積を有し、学内にはさまざまな施設がある。学校の正面入り口などには、雄英の関係者以外の人間が敷地に入れないようにするためのセキュリティが施されており、一般には「雄英バリア」の名称で知られている。学習内容はヒーローらしい戦闘・救助などの演習から、一般授業など多岐にわたる。 また雄英体育祭や職場体験などプロのヒーローと交流する機会が多く設けているのも大きな特徴。ヒーロー科 ヒーロー養成を目的とするコース。A・B組の2クラスで、1クラス20人。推薦入学枠を2つずつ設けているので、一般入試の定員は36人。 プロのヒーローに特に直結する大人気の学科で、入試倍率は300倍と超難関である。 普通科 C組からE組の3クラスに分かれている、通常カリキュラムのコース。 ヒーロー科とは併願が可能で、ヒーロー科入試で不合格になり入学した生徒が多い。そのため、ヒーロー科に対して屈折した感情を持つ者も存在する。 サポート科 F組からH組の3クラスに分かれている、プロヒーローに提供するアイテムやコスチュームの開発を行うデザイン事務所への就職を目指すコース。 経営科 I組・J組・K組の3クラスに分かれている。 被服控除 要望する機能とデザインを学校に提出することで、各生徒専用のオリジナルヒーローコスチュームを学校のサポート会社が用意してくれる制度。 ウソの災害や事故ルーム(USJ) 13号が作った雄英高校の演習場。水難事故、土砂災害、火事など、あらゆる事故や災害を想定している。 テーマパークのような風貌に生徒たちは「USJかよ!!?」と驚いていたが、本当に“USJ”と命名されていたため、生徒たちは困惑していた。 雄英体育祭 雄英高校が開催する体育祭。開催時期は4月。 “個性”の出現後「スポーツの祭典」であるオリンピックはすでに衰退・形骸化したこともあり、日本においてはかつてのオリンピックに変わるスポーツの祭典として楽しまれている。 全国ネットでテレビ中継され、プロヒーローも将来のサイドキック候補を探すため観戦しに来るなど注目度が大きな大会。 ヒーロー科の生徒にとってはプロヒーローにも実力を見てもらえるメリットがある反面、テレビ中継されることで全国の高校で唯一“個性”を世間に知られるため、ヴィランに“個性”や戦法を知られ、ヒーロー資格試験などでは真っ先に標的にされることになるなどデメリットもある。 職場体験 プロヒーローの事務所に出向き、その活動を肌で感じさせるプログラム。期間は1週間。 雄英体育祭の活躍を見て、プロヒーローが2票の指名を入れる。指名のあった者はその中から選び、指名の無かった者は予め雄英がオファーした全国の受け入れ可の事務所から選ぶ。 夏の林間合宿 生徒達は旅行気分であるが、その実は通常2年前期から行う「緊急時における“個性”行使の限定許可証 ヒーロー活動認可資格仮免」修得のための研修。期間は1週間予定だった。 雄英の生徒がヴィラン連合に襲われるなど、ヴィランの動きが活発化したために1年時に前倒しされた。 各々の“個性”の能力強化や弱点克服も研修プログラムに取り入れている。 ハイツアライアンス 夏休みが明けて全寮制となった生徒たちが住む豪華な建物。生徒たちの安全を図る目的と、未だ発見できていない内通者を探る目的のために全寮制となった経緯がある。 地下付の5階建ての建物で、1クラスにつき1棟与えられる。1階は食堂・風呂・洗濯・応接間・中庭など共有スペース。2階から5階は生徒の部屋になっていて部屋の数は1フロア男女それぞれ4部屋の計8部屋。 トレーニングの台所ランド(TDL) 100話に登場。体育館γの通称。セメントスが“個性”で生徒一人一人に合わせた地形や物を用意する特訓の場。生徒の“個性”を伸ばしつつ必殺技を編み出す圧縮訓練に使用。 校外活動(ヒーローインターン) 主にヒーロー科2年・3年が行う校外でのヒーロー活動。職場体験の本格版で、仮免取得後に行われるため、実質一人のサイドキックとして扱われる。インターン先は体育祭で得た指名をコネクションに使うが、授業の一環ではなく生徒の任意で行う活動のため、指名が無かった生徒は活動自体が難しいとされる。元々は各ヒーロー事務所が募集する形だったが、雄英生徒引き入れのためにイザコザが多発したことで現在の形になった。出久ら1年生は、元々1年生での仮免取得は前例が少なく、敵活性化の影響もあり教師陣の中には反対意見も多かったが、保護下方針では強いヒーローは育たないという意見から、「インターン受け入れの実績が多い事務所に限り1年生の実施を許可する」という結論となった。 士傑高校(しけつこうこう) 「東の雄英」「西の士傑」と並び称される、雄英高校に匹敵するヒーロー科の難関校。活動時には制帽の着用が義務付けられ、クラス委員長は成績や将来性を考慮して教師が任命するなど、雄英とは対照的に規律が厳しい。 傑物学園高校(けつぶつがくえんこうこう) プロヒーロー仮免試験編から登場した高校。劇中ではMs.ジョークが受けもつ2年2組が、1-Aと共に仮免試験に望む。 勇学園(いさみがくえん) 万偶数羽生子が通う高校。オリジナルアニメ「Training of the Dead」では、万偶数を含む生徒4名が1-Aのヒーロー実習に参加する。 誠刃高校(せいじんこうこう) アニメオリジナルの高校。仮免一次試験では、忍者の格好をした受験者数名が轟を襲撃するが、返り討ちにされる。 聖愛学院(せいあいがくいん) アニメオリジナルの高校。メンバーとコスチュームから女学校と思われる。ヒーロー仮免資格試験では印照才子が率いる受験者チームが蛙吹、八百万、耳郎、障子を襲撃する。
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