ヒーロー記事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:50 UTC 版)
アニメ作品は、2022年現在は『週刊少年マガジン』『モーニング』などの自社作品のみ掲載。まれに『ケロロ軍曹』(KADOKAWA)、『デジモン』シリーズ(集英社)などの他社作品が本誌で掲載されることもある。 『ガンダムシリーズ』や『マジンガーシリーズ』『トランスフォーマー』シリーズなどのロボットアニメには積極的に特集記事を組んでいる。『マジンガーシリーズ』と同じく永井豪原作のロボットアニメだった『ゲッターロボ』は、小学館の掲載であったため、テレビマガジンには掲載されなかったが、『東映まんがまつり』における劇場映画でマジンガーとゲッターが共演する作品が公開された際には、映画公開にあわせて、ゲッターシリーズの記事を特別掲載していたことがある。 『機動戦士ガンダム』シリーズは80~90年代は講談社がほぼ独占掲載していたため、兄弟誌『コミックボンボン』と共に、アニメの情報のほか、ガンプラの情報も掲載していた。武者ガンダムや騎士ガンダムも含めて『SDガンダム』も積極的に掲載していた。2000年代以降からは『ガンダム』シリーズの雑誌掲載の主導権が『ガンダムエース』『電撃ホビーマガジン』の角川グループ、2010年ごろには『コロコロコミック』『てれびくん』など小学館の雑誌でも掲載されるようになり、他社のガンダム作品を掲載できない講談社は、事実上ガンダムシリーズの雑誌掲載権を手放すことになった。その後は『復活ボンボンシリーズ』で『SDガンダム』関連の漫画が復刊されたことを期に『SDガンダム』のみ雑誌掲載権を復帰。2022年現在も不定期に関連本を刊行している。 『聖戦士ダンバイン』『装甲騎兵ボトムズ』『勇者シリーズ』などサンライズ制作のロボットアニメは、『魔神英雄伝ワタルシリーズ』『エルドラン三部作』などの小学館主導の作品をのぞいてほぼすべて掲載していた。『伝説巨神イデオン』はテレビ版放送時は掲載していなかったが、1982年の劇場版公開時に初掲載した。 バンダイの『マシンロボ』と『ムゲンバイン』シリーズに関しては、小学館の掲載のため、一切掲載していない。ただし、1992年に展開した派生シリーズ『CGロボ』はテレビマガジンのみ掲載していた。また2003年のテレビシリーズ『出撃!マシンロボレスキュー』ではテレビマガジンでも掲載していた。 タカラトミーの『トランスフォーマー』シリーズは、1985年放送の『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』から長い間雑誌掲載が続いており、現在も『トランスフォーマー キスぷれ』『トランスフォーマー レジェンズ』などの15歳以上対象の商品や、小学館主導の『参乗合体 トランスフォーマーGo!』(侍チーム編)などの一部のシリーズを除き、本誌のメインコンテンツとして掲載している。また、東映制作のTVアニメシリーズのコミカライズ(『トランスフォーマー ザ☆コミックス』参照)も連載されていた。2015年展開のアニメ『トランスフォーマー アドベンチャー』以降の作品から本誌主導で玩具付録を出しており、2019年に展開されたネットアニメ『トランスフォーマー サイバーバース』からはテレマガ独占掲載に戻った。『トランスフォーマー』は、2021年現在、講談社が唯一扱うタカラトミーホビーとなっている。なお、『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド-機動救急警察-』『トミカ絆合体 アースグランナー』『新幹線変形ロボ シンカリオン』シリーズなどの『トミカ』と『プラレール』のメディアミックスアニメに関しては、小学館の児童誌中心に掲載しているため、本誌および『おともだちゴールド』などの講談社幼年誌では掲載していない。 ウルトラシリーズは、長年小学館の独占掲載状態が続いていたため、1980年代まではアニメ作品の『ザ☆ウルトラマン』、およびその後番組とになる実写作品『ウルトラマン80』のテレビシリーズ放送時のみの掲載であったが、過去のシリーズの再編集で構成された帯番組『ウルトラ怪獣大百科』の放送が開始された1988年を境に、過去のウルトラシリーズの記事を掲載するようになった。90年代からは、海外で制作された作品群および平成シリーズの初期3部作を独占掲載した。また、後にビデオドラマシリーズ化される『ウルトラマンネオス』も、1995年のキャラクターデビュー時期から特集していた。2007~09年度に展開された『ウルトラマンメビウス外伝』シリーズ、2010~13年度展開の『ウルトラマンゼロ』は、競合誌のてれびくんと共に雑誌掲載していたが、オリジナル怪獣が登場するてれびくんとは違い、オリジナル怪獣は登場しなかった。 『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』以降のウルトラシリーズ関連の映画は、小学館が製作委員会に加わっているのに対し、講談社は広報協力としての参加である。 2022年現在も続いている『ニュージェネレーション』の公式外伝『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズなどのネットムービーは、小学館主導の掲載のため、本誌は掲載していない。
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