『伝説巨神イデオン』
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「ニュータイプ」の記事における「『伝説巨神イデオン』」の解説
詳細は「イデ」を参照 1980年に富野が監督を務めた『伝説巨神イデオン』には、人類の集合無意識を集積し、それをエネルギーに変換する「イデ」というシステムが登場する。劇中においてイデは自己進化を目的に、人類を高次の知的生命体へと進化させようとする存在として、あたかも試練を課す神のように振る舞い、過去に、そして本編の結末で、その試練を乗り越えられなかった人類を滅亡させてしまう。 評論家の宇野常寛は、イデが人類に要求する高次の知的生命体とは、おそらくはニュータイプ的なものであり、劇中におけるイデのふるまいからそれは明らかであるとし、1979年の『機動戦士ガンダム』から1985年の『機動戦士Ζガンダム』までの間の富野のニュータイプ観の変遷を追う中でイデオンを論じた(#宇野常寛による解釈も参照)。また『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダムNT』のシナリオを手掛けた小説家の福井晴敏は、『イデオン』に登場する、人間の意思に反応し集合無意識を取り込む性質を持った装甲材質「イデオナイト」は、劇中の描写から、富野が監督した1988年の映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を初出とする材質「サイコフレーム」と同一の物質であるとし、ニュータイプとの関連を論じた。 なおガンダムシリーズと『イデオン』のクロスオーバー作品としては、長谷川裕一による1990年の漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』がある。『逆襲のギガンティス』の設定では、宇宙世紀シリーズの世界のニュータイプは、150億年前にイデオンの世界を滅ぼしたイデが、人類を「良き力」に目覚めさせるために分け与えた力であるとされている。
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『伝説巨神イデオン』
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「ブラックホール砲」の記事における「『伝説巨神イデオン』」の解説
イデオンの装備「波導ガン」(テレビアニメ版後半や劇場版では「イデオン・ガン」)として登場する。胸部シャッター内にマイクロブラックホールを発生させ、砲身にエネルギーチューブで接続して発射する。
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