スペースシャトル固体燃料補助ロケットとは? わかりやすく解説

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スペースシャトル固体燃料補助ロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 16:44 UTC 版)

スペースシャトル固体燃料補助ロケット(スペースシャトルこたいねんりょうほじょロケット、英語: the Space Shuttle Solid Rocket Boosters, SRBs)は、スペースシャトルの発射時、離床とそこから2分間の間その推力を生む固体ロケットブースターで、2基(2本)ひと組で使用される。[注 1] 発射時には赤茶色の外部燃料タンクの両側に装着され、スペースシャトル全体の推力(つまりオービタが備えるSSMEと当ブースタとを合計した推力)のうち、その83%が当ブースタによるものである。(またその1基の推力を比較した例としては、アポロ計画で使用された史上最大のロケットサターンVの第一段ではF-1エンジンを5基も使用して発生していた推力の、40%にも相当する)。SRBは固体燃料ロケットとしては史上最大のものであり、また人間が搭乗するロケットに固体燃料が使われるのもシャトルが初めてであった[1]。使用済みの機体はパラシュートで海に着水したあと回収され、点検し、燃料を再充填して再使用される。




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