XLR50とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > XLR50の意味・解説 

XLR50

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 17:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
XLR50[1]
ヴァンガードのロケットエンジン: 後部, GEの1段目のエンジン; 手前, エアロジェット ジェネラルの2段目のエンジン
原開発国 アメリカ合衆国
使用期間 1957年
初飛行 1957年10月23日[2]
最終(最新)飛行 1959年9月18日[2]
開発企業 ゼネラル・エレクトリック[1]
目的 1段目用エンジン[1]
搭載 ヴァンガード
前身 ゼネラル・エレクトリック ヘルメス A-3B[3]
現況 引退済[1]
液体燃料エンジン
推進薬 液体酸素[1] / RP-1[1]
サイクル ガス発生器サイクル
構成
燃焼室 1[1]
ノズル比 5.5[1]
性能
推力 (vac.) 134.8 kN (30,300 lbf)[1]
推力 (SL) 123.8 kN (27,800 lbf)[1]
燃焼室圧力 4.2 MPa (610 psi)[1]
Isp (vac.) 270秒(2.6 km/s)[1]
Isp (SL) 248秒(2.43 km/s)[1]
燃焼時間 145秒間[1]
寸法
直径 1.14 m (45 in)[1]
乾燥重量 191 kg (420 lb)[1]
使用
ヴァンガード 1段目[1]

GE X-405アメリカ海軍分類XLR50-GE-2 — はゼネラル・エレクトリックで開発されたRP-1液体酸素ガス発生器サイクルで燃焼するポンプ供給式液体燃料ロケットエンジンである。[4] ヴァンガードの1段目の動力に使用された。エンジンはV-2の経験を基にして開発されたのでタービンはH2O2触媒で分解する事によって生成した蒸気によって駆動され、燃焼室は再生冷却だった。[4][5] エンジンは推力偏向のためにジンバル式に装架された。同様にタービンの排気ガスはダクトでノズルに送られてロケットのロール軸の制御のためのバーニア推進器として機能した。[4]

ヴァンガードロケットが最初のアメリカの人工衛星の打上げに選択された時にマーティン社が主契約社として契約を締結した。必要な水準の推力を与えるためにヴァイキング推進器(リアクション・モーターズ XLR10)が不十分と判断され、ヘルメス計画を基にしたゼネラル・エレクトリックの提案の方がリアクション モーターズの次の計画よりも相応しく、リスクが少ない選択であると考えられた。[6] [7] そのため、1955年10月1日に55-3516-CPを受注したマーティンはゼネラルエレクトリックと推力構造体、ジンバルリング、エンジン部品、エンジン始動器具を含む自己完結型のX-405エンジンの契約を交わした。[6]

最初の2機のヴァンガードの飛行はヴァイキングの1段目を使用したものの、12基のX-405が生産されて11基がヴァンガードに搭載されて飛行した。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q X-405”. Encyclopedia Astronautica. 2015年6月24日閲覧。
  2. ^ a b Stemp, P.D. (2014). Kites, Birds & Stuff - Aircraft of the U.S.A. - MARTIN Aircraft.. Lulu.com. p. 131. ISBN 9781291940640. https://books.google.com.ar/books?id=T9v_BgAAQBAJ 2015年6月24日閲覧。 
  3. ^ Bille, Matt; Lishock, Erika (2004). “5 — The Trials of Project Vanguard”. The First Space Race: Launching the World's First Satellites. Texas A&M University Press. p. 94. https://books.google.com.ar/books?id=_IHTWCQof2gC 2015年6月24日閲覧。 
  4. ^ a b c McLaughlin Green, Constance; Lomask, Milton (1970). “Chapter 5 — Battle Over Vehicle Specifications”. Vanguard: A History (NASA SP-4202). NASA. http://history.nasa.gov/SP-4202/chapter5.html 2015年6月24日閲覧。 
  5. ^ Winter, Frank H. (1990). “3 — Rockets Enter the Space Age”. Rockets Into Space. Harvard University Press. p. 71. https://books.google.com.ar/books?id=2nyDsGkPqocC 2015年6月24日閲覧。 
  6. ^ a b McLaughlin Green, Constance; Lomask, Milton (1970). “Chapter 4 — Getting the Launch Program Started”. Vanguard: A History (NASA SP-4202). NASA. http://history.nasa.gov/SP-4202/chapter5.html 2015年6月24日閲覧。 
  7. ^ Hydrogen Peroxide - Propulsion & Power History: US - General Electric (1944 - 1966)”. Whiskey Yankee LLC. 2015年6月24日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「XLR50」の関連用語

1
12% |||||

2
12% |||||


4
10% |||||

5
10% |||||

6
10% |||||

7
10% |||||

8
10% |||||

9
10% |||||

10
10% |||||

XLR50のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



XLR50のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのXLR50 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS