RD-857とは? わかりやすく解説

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RD-857

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/14 14:48 UTC 版)

RD-857
用途: PT-20P
推進剤: UDMH/四酸化二窒素
開発年: 1963年
大きさ
全高 2100 mm
直径 930 mm
乾燥重量 185 kg
推力重量比 73,68
生産台数 12基
性能
海面高度での比推力
真空中での比推力 327.5 in (3212.7 m / s)
海面高度での推力
真空中での推力 137.3 kN (14 ton)
燃焼室圧力 130 kg / cm ² (12,75 MPa)
設計者
製造会社: ユージュマシュ
推進技術者: Ivan Ivanov
設計チーム: KB-4

RD-857 ( GRAU Index - 15D12)はKB-4(ユージュノエ設計局) DB-586のIvan Ivanovが開発した初期のロケットエンジンである。8K94 ICBM 8K99 (PT-20P)の2段目に使用する為に設計されたが、量産されずRD-862 (15D169)の原型となった。RD-862(15D169)は出力と信頼性が向上してMR UR-100 (15A15)の2段目として使用された。

RD-857は単一の燃焼室の非対称ジメチルヒドラジン四酸化二窒素を推進剤とする二段燃焼サイクルの液体燃料ロケットエンジンである。燃焼室内にガスを噴射する事で推力偏向制御を行いピッチ軸とヨー軸の制御を行う。ロール軸の制御ではターボポンプで生成されたガスが4台の噴射ノズルから噴射される事によって行う。




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