XLT寒天培地
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XLT寒天培地(XLTかんてんばいち、英:XLT Agar, Xylose Lysine Tergitol-4)は、食品や環境検体からサルモネラを分離・同定するための選択培地である。XLD寒天培地に類似するが、この寒天培地には界面活性剤であるTergitol 4が添加されており、プロテウス属やその他の非サルモネラを阻害する[1]。サルモネラの増殖に成功すると、中心部が黒色の赤色コロニーができる。
- XLT寒天培地は以下を含む:
| プロテオースペプトン | 1.6g/l |
| 酵母エキス | 3g/l |
| L-リシン | 5g/l |
| キシロース | 3.75g/l |
| ラクトース | 7.5g/l |
| スクロース | 7.5g/l |
| 塩化ナトリウム | 5g/l |
| チオ硫酸ナトリウム | 6.8g/l |
| クエン酸鉄アンモニウム | 0.8 mg/l |
| フェノールレッド | 0.08g/l |
| 寒天 | 18g/l |
| Tergitol-4 | 4.6mL/l |
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脚注
- ^ Dusch, H. & Altwegg, M. (1995). “Evaluation of Five New Plating Media for Isolation of Salmonella Species”. Journal of Clinical Microbiology 33 (4): 802–804. doi:10.1128/jcm.33.4.802-804.1995. PMC 228044. PMID 7790441.
外部リンク
- XLT寒天培地のページへのリンク