亜硫酸ビスマス寒天培地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/07 23:59 UTC 版)

亜硫酸ビスマス寒天培地(ありゅうさんビスマスかんてんばいち、英:Bismuth sulfite agar)はサルモネラの分離に使用される寒天培地のひとつである。グルコースを主な炭素源とする。ビスマスとブリリアントグリーン(色素)はともにグラム陽性菌の増殖を阻害する。亜硫酸ビスマス寒天培地は硫酸鉄(II)を使用して硫化水素に変換する能力を試験する。
亜硫酸ビスマス寒天培地には通常、以下の成分を含む。 (w/v):[1]
この培地はオートクレーブではなく煮沸で滅菌する。
脚注
- ^ Atlas, R.M. (2004). Handbook of Microbiological Media. London: CRC Press. pp. 68. ISBN 0-8493-1818-1
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