ジャパ・ファイブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/17 22:21 UTC 版)
「超無気力戦隊ジャパファイブ」の記事における「ジャパ・ファイブ」の解説
迫り来る月人間(ゲッド)に対抗して組織された国家機密の部隊。ジャパスーツに適合(確率は500万分の1)した人物がジャパケータイを掲げ「ジャパ・○○(それぞれのカラーの名前)シフト!」と叫ぶ事により変身できる。スーツに組み込まれた筋サポートフレームにより人間の身体能力を50倍にも増加させる。それにより数十メートルほど飛び上がったりトラックを振り回したりする事も出来る。が、その変身には装着者の「やる気」が関係しており、やる気が無いと下半身丸出しなど半端な変身で戦う事になる。変身に失敗して装着できていない部分や、ダメージを受けて破れたりした部分は性能が発揮されない。基本的に機怪人が出て許可が下りたときにしか変身できない(何度か長官を騙して変身したことはある)。最近、カモフラージュのために朝の特撮ヒーロー番組として放送が開始した。ただしジャパ・レッド役は真芝である。 赤羽 太陽(あかば たいよう)/ジャパ・レッド 声 - 小野大輔 二子玉高校1年(15歳)。常にエロのことを考えており、作中における行動の大半がエロがらみである(もしくは渚のパシリ)。ただし、普通に人命救助したり意識の無い子には悪戯しないと言い切るなど一応男らしい所はある。とっさのエロ機転とエロ運動能力には油実も驚愕するほど。油実、渚と共に「写真部(覗きや盗撮の口実)」を設立したが、今ではもっぱら渚のサロンとして利用されている。勉強は全くせず、授業中もエロの事しか頭に無いので成績は最悪。ただし本気になると思いもよらない力を発揮することも。本命は南国すももだが、実は彼女から好意を持たれている事も月人間の首領・マーンの娘である月野しずくからの好意にも全く気付いていない。 父とは幼い頃から13歳上の兄(既婚・一児の父で公務員)と比べられており、そのことによる確執から毛嫌いしている。が、父は孫に「ジャパレッドが一番強い」と教えるなど、息子思いの親である。 メンバー中では最高のスーツ適合率を誇るが、よく変身に失敗して下半身丸出しで戦う事になる。ジャパ・レッド イメージはカブトムシ。パワーに特化したスーツで、一撃必殺のその攻撃はメンバー中最強のはずだったが、渚のせいで活躍はイマイチ。武器はジャパナックル。 南国すもも/ジャパ・ピンク 声 - 能登麻美子 二子玉高校1年(15歳)。天然系のおっとりした性格の少女。巨乳で、クラスのアイドル的存在。ヒーロー物好きでフィギュア等に目が無く小遣いを全部つぎ込んでまで目当てのものを取ろうとする事もしばしば。水泳部所属。実は赤羽に好意を持っている。何度戦っても弱いのでよく負ける。が、一度変身していない状態で機怪人を倒すなど、実は変身していないほうが強いと思われる節がある。ジャパ・ピンク イメージは蝶。これといって特徴の無い、いたって平凡なスーツ。武器はジャパブーメラン(ジャパブレードに変形可能)。 深海 渚/ジャパ・ブルー 声 - 生天目仁美 二子玉高校3年(17歳)。入学後2分55秒で学校をシメたと噂される不良であり、通称"青の大津波"。性格は凶暴で、校内一の爆乳を持っている。その腕力は変身した赤羽よりも強く、車のドライバーを車ごと吹き飛ばせる。典型的なヤンキーで、裏に十二支の刺繍入りの短ランを何着も所持していたり、ヤンキー御用達の雑誌を愛読していたりする。好物は焼きそば(パンも焼きそばパンしか食べない)。コンビニで絡まれたという理由で軽く族を壊滅させるなど、作中最強の人間。赤羽と油実をパシリに使っている。また、赤羽や油実のスケベな企みを阻止する役目も担っている。ジャパ・ブルー イメージは甲殻類。水中戦用に作られた脚力に重きを置いたスーツなのだが、渚が使用者のため作中最強クラスの力を持っている。武器はジャパキャノン。 油実 実/ジャパ・イエロー 声 - 水島大宙 二子玉高校1年(15歳)。かなりのアイドルオタクである。赤羽とはエロ仲間として行動を共にする。赤羽に勝るとも劣らない変態だが、赤羽よりは冷静で成績もそこそこ、性格は真面目である。暴走する赤羽を諫める事もしばしば。実家は餃子専門店の「油実飯店」を営んでおり、最近2号店オープンが決定したらしい。ジャパ・イエロー イメージは蜂。俊敏性に重きを置いているが、油実が使用者なのであまり意味は無い。武器はジャパHランチャー。 真芝 直樹/ジャパ・グリーン→ジャパ・ブラック 声 - 神谷浩史 二子玉高校1年(16歳)。アイドルグループ"スター5"のリーダー。初登場は第35話。爽やかな風貌に抜群の運動神経を有しているが、勉強は赤羽とタメを張る(下手をすれば赤羽以下)ほど出来ない上、本性は最悪で子供にも容赦しない。ナルシストで自信家な性格。すももに気があり、告白するも玉砕した。プレイボーイに見られがちだが、付き合った女性はなく、童貞である。その実態は短小な自分のイチモツ(赤羽からはブナシメジと称された)がコンプレックスとなっているからである。 ハリウッド進出のため、第68話でアメリカに旅立つ。ジャパ・グリーン イメージはカタツムリ。メンバー中最大の防御力を有し、真芝自身の戦闘力も合わさって攻防ともに優れている。武器はジャパソーサー。巨大な盾でヨーヨー型の武器にもなる。後にジャパ・グリーンは妹のめばえに受け継がれた。 ジャパ・ブラック イメージはクワガタムシ。実は先のハリウッド進出は新型スーツのテストの為でもあり、新型スーツに適合した彼はブラックとなって帰ってきた。武器はジャパキャッチャー。マジックハンドの先にクワガタの顎が付いたような武器で、相手を捕らえて挟む攻撃を得意とする。登場後5話で連載が終了してしまったため一度しか出番が無かった。 真柴めばえ/ジャパ・グリーン(2代目) ハリウッドに旅立った真芝の代わりにたまたま入隊した真芝の妹。14歳。中学2年生。小柄な小動物系の少女だが、生粋の爬虫類マニアで部屋は爬虫類(ワニやヘビなど)で溢れ返っている。その上、一度機怪人(トカ月人・エリザベス)を「お持ち帰り」してペットにしてしまった事も。兄の代わりにジャパ・グリーンに変身する。ジャパ・グリーン 南国長官 声 - 大川透 ジャパファイブの総司令を務める中年の男性で、すももの実の父親。その割には、命の掛かった任務の最中に新しいジャパファイブグッズを発注したり政府から予算を騙し取ったりと、本当に真剣に地球の事を考えているかどうか怪しい。釣りが趣味で、隣に越してきた月野満男が悪の首領マーンだとは気付かずに釣り仲間になる。若い頃は高身長の爽やか系イケメンだったが、特徴的なヒゲは昔から代わっていない。司令官のはずだが、渚に全く頭が上がらない。 南国百恵 長官の妻ですももの母親。若い頃はすももとそっくりの美人だったが、20年経って非常に残念な容姿になってしまった(赤羽から「新しいウルトラ怪獣」と呼ばれた)。すっかり夫婦の関係が冷え切っていたが、意図せず赤羽がキューピッドとなった事でまた熱い関係に戻った。 楓香 副司令官を務める若い女性。南国長官に惹かれている。長官を気遣って弁当を作ったが、そのせいで一波乱起きそうな予感がしている。
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