シタデル砦の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:09 UTC 版)
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の記事における「シタデル砦の人物」の解説
リクタス・エレクタス (Rictus Erectus) 演 - ネイサン・ジョーンズ イモータン・ジョーの息子。搭乗車両が横転し後部荷台から放り出されても負傷しない頑強さと怪力を兼ね備えるが、低知能で幼児口調(吹き替えでは粗暴な口調)。ルガー・バケーロ及び、AA-12で武装。人形の頭部を連ねた装飾品を、首と股間に着飾る。父や他の義兄弟のウォー・ボーイズたちと違って体を白塗りにしておらず、鼻に付けたチューブを通して背中に背負った呼吸装置から呼吸している。ジョーや兄弟たちと共に、逃亡者のフュリオサたちを追跡する。 コーパス・コロッサス (Corpus Colossus) 演 - クウェンティン・ケニハン(英語版) イモータン・ジョーの息子。骨脆性疾患骨形成不全症と思しき障害を抱えるベビーカーに鎮座した寝たきりの小人の男。兄弟にあたる愚鈍で低知能のリクタスと対照的に特別な知性を持ち、父であるジョーに助言を与える。リクタスと同じように呼吸困難なため、鼻に付けたチューブを通して呼吸。 前日譚コミック『Mad Max Fury Road Mad Max #2』におけるヒストリーマンの話しの終わりでは、まだ彼は生きており、シタデルにやって来る人達の全てに水を無造作に与え続けると、侮った一部の者が砦を占領する恐れがあるという理由から、シタデルの指導者の女性に水をコントロールするように忠告している。これに対しヒストリーマンは子供たちに過去の間違いを繰り返そうとしていると警告している。 スリット (Slit) 演 - ジョシュ・ヘルマン イモータン・ジョーの武装集団ウォー・ボーイズでランサー(槍手)を受け持つ。FN ブローニング・ハイパワーを武器として使用し、衰弱甚だしい車両運転役のニュークスに代わり追撃チームに加わろうとするもマックスの供血により心身共に奮起したニュークスの気迫に気圧されて従来のランサーとしてニュークス・カー後部に搭乗。追撃最中、マックスの反撃によって追走から排除された後、シルバー・ボディの塗装を施し、オフロード仕様に改造したマックスのインターセプターに乗りウォー・リグの再追撃班として参加。右腹部と両口端の頬の裂傷にステープラーの縫合痕。名前は”切り口、裂け目”。 ドーフ・ウォーリアー (The Doof Warrior) 演 - iOTA(英語版) 行軍中に火炎放射器付きのエレキギターとサウスポー・エレキベースのダブルネック・メタル・ボディでディストーションを響かせたパワー・コード・リフ奏法を行う。潜在眼球症候群と思しき障害を持ち、乱杭歯で両瞼が無く眼窩部分は皮膚となっている。マスクで顔を覆い、黒色のスニーカーと赤色のツナギ服を着用している。マッシブスピーカー搭載のドーフ・ワゴンと呼ばれるトラック上に据えられた舞台から伸縮ロープに吊るされた状態で火炎放射器ギターを操る。 本編外のバック・ストーリーによると、音楽家の母親の下で、盲目ながら音楽の才能を持つ天才児として幸せな環境で幼少期を送っていたが、何者かに襲撃され、母親は斬首されてしまい、膝に落ちてきた母親の頭にしがみ付いて泣いていたところをジョーに発見されて養子として保護されることになった。そして、実母の頭部の皮を剥いて作ったマスクを被り、コーマ _ ドーフ・ウォーリアー(Coma-Doof Warrior)という名の闘いの奏者として育てられる。 オーガニック・メカニック (The Organic Mechanic) 演 - アンガス・サンプソン(英語版) シタデルの”生体整備士”。人間を動物や物品扱いしており、言動が狂気染みている。拡大鏡、電気彫り器、上半身の弾帯に医療器具、外科処置用肉切り包丁を持ち物としている。設定では、背中に医学情報の入墨を入れている。 ミス・ギディ(ばあや) (Miss Giddy) 演 - ジェニファー・ヘイガン 顔や体に自ら旧文明の知識を入墨で刻んでいるヒストリーメンの老女。長銃身の水平二連式散弾銃を武器として使用。イモータン・ジョーの支配下にあり、砦の一画のバイオドームに監禁されていたワイブズに世界崩壊前の昔話を聞かせたり、身の周りの世話をしていた。ワイブス逃亡の手引に加担した上に銃口を向けた事によりジョーの怒りを買い一時危篤に陥るも、当日の夜には回復し、スプレンディドの死産に立ち会う。その後の登場シーンは無いが、映像ソフト等に収録された未使用シーンではスプレンディドの死後、彼女と共に瀕死の状態で荒野に捨て置かれてしまう様子が描かれていた。 なお、2015年のゲーム版ではホープという名の娘が登場しており、ミス・ギディの夫はジョーのバイカーギャングに殺されたと示されている。 エース (The Ace) 演 - ジョン・イルズ ウォー・ボーイズのチャント係で、ウォー・リグ”精鋭”護送チームの伝令を担当する。右首筋部分に無数の瘤があり、黒色ゴーグル着用し、M79 Grenade Launcherで武装している。 モーゾフ (Morsov ) 演 - クリス・パッテン ウォー・ボーイズの1人。ウォー・リグが牽引する燃料ポッド上の捕鯨銃を受け持つ。戦闘中に負傷し、儀式を済ませた後、両手に撃雷槍を構え盗賊団バザードが乗るバギーカーに跳躍特攻し、自爆する。 最高司令官 (The Prime Imperator) 演 - リチャード・ノートン ジョー側近で、追跡の際にはギガホース後部席に搭乗し、フュリオサの行く手を阻み、戦うことになる。 ミルキング・マザー (Milking Mother) 演 - エリザベス・クーニコ、その他 計6名からなる豊満な女性達。シタデル主要取引物資である搾乳器によるマザーズ・ミルクを提供。
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