サクラ王国(旧・ドラム王国)
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「ONE PIECEの登場人物一覧」の記事における「サクラ王国(旧・ドラム王国)」の解説
ワポル 元ドラム王国国王。現在は悪ブラックドラム王国国王。詳細は「#ワポル」を参照 チェス、クロマーリモ ワポルの部下たち。詳細は「海賊 (ONE PIECE)#ブリキング海賊団」を参照 ドルトン 声 - 小野健一 ドラム島民間護衛団団長→サクラ王国国王。元ドラム王国守備隊長。 ドラム王国出身。33歳→35歳。誕生日は6月10日。身長218cm。ふたご座。血液型X型。好物は栗ご飯。 国を想う気持ちが強く、実直で真面目な性格をしており、民衆からの信頼も厚い。何か質問されると、どうでもいい情報を付け加える癖がある。国王となって以降もドラム城ではなくふもとの村「ビッグホーン」に住んでいる。ルフィからのあだ名は「どんぐりのおっさん」。 動物系悪魔の実「ウシウシの実 モデル"野牛(バイソン)"」の能力者。高い脚力と豪腕が特徴。「フィドル突撃(バンフ)」という突進技を持つ。能力の影響で若干気性が荒くなるが、修練で気性をコントロールしている。 ドラム王国先代国王の時代から国に仕えており、ワポルの代には守備隊長を務めていた。先代国王とは正反対のワポルの悪政に反感を抱きつつも、いつかは真っ当な王になってくれると信じ見届けていた。8年前の「世界会議」で10歳にして国を想いワポルの嫌がらせに耐える強い心を持つビビの姿に感銘を受けたことで、ドラム王国の将来を不安視するようになる。7年前、ヒルルクの死を嘲笑った事で遂にワポルに反旗を翻し、投獄される。ドラム島編の数か月前に黒ひげ海賊団が襲撃した際は国を守るため命懸けで戦い、ワポルが国を捨て逃げた後は、国民のまとめ役を務め復興を主導していた。 ドラム島編で帰国したワポルに立ち塞がりかつての部下を圧倒するが、国民想いの性格をチェスにつけこまれて民間人に放たれた矢を受け、さらにラパーンが起こした雪崩に巻き込まれてしまう。イッシー20の治療によって冷凍状態から回復すると、重症の身を押してワポルと刺し違える覚悟でドラム城に向かう。ルフィとチョッパーによってワポル達が倒されたことを知ると、ドラム王国が生まれ変わることに感謝した。 ルフィ達が旅立った後、選挙によって「サクラ王国」の国王となった。世界会議編ではマリージョアでビビと再会し、レベッカらとはルフィの話で盛り上がる。ビビに冷やかしを入れるワポルを牽制し、その後もワポルを警戒している。 Dr.ヒルルク 声 - 牛山茂 かつてドラム王国に住んでいたヤブ医者。チョッパーの名付け親で、チョッパーに医者としての心を教えた人物。故人。 ドラム王国出身。68歳没。誕生日は1月12日(いしゃ=「1」「4+8=12」)。身長213cm。やぎ座。血液型F型。好物は大根の桜漬け。 手術や調合もろくに出来ないなど医術の腕は皆無だが、誰よりも気高い医者の心を持つ。ドラム王国の鼻つまみ者だったが、国を救おうとする強い信念はドルトンやイッシー20にも大きな影響を与えている。笑い声は「エッエッエッエッ」。 元は西の国の大泥棒で、心臓に重い病を抱えあらゆる名医を尋ね回ったが、全く治すことができなかった。死を宣告され荒れていたが、ある山で見渡す限り広がる桜を見たことで心からの感動し、奇跡的に病が治った。この体験から「この世に治せない病気はない」と確信し、桜の花びらをちりばめた海賊旗を部屋の壁に飾るようになった。そして、ドラム国民の心の病を治すため降り積もる雪を染色して桜の花を再現させる研究を行っていた。 8年前、人間に襲われ重傷を負っていたチョッパーを保護した。自身が病によって身体を蝕まれていたことから、チョッパーが再び仲間を失い絶望しないようにと、彼の怪我を治した後一度は彼を拒絶する。自分の病を知ったチョッパーが万能薬と信じていた毒キノコ「アミウダケ」をボロボロになりながらも採ってきた姿を見ると、チョッパーの純粋な思いを受け入れる。アミウダケで作った毒薬を恩に報いるためにあえて服用し、イッシー20全員が病にかかったというワポルが仕掛けた罠の中へ病人がいると信じて飛び込む。真相を知らされても、病人がいなかったことに安堵し、笑いながら爆薬を飲んで自ら命を絶った。 ヒルルクの海賊旗は後にサクラ王国の国旗に採用され、彼の研究は国名の由来になっている。 Dr.くれは 声 - 野沢雅子 130歳を超える老女医であり、チョッパーの第2の師。愛称は「ドクトリーヌ」。 ドラム王国出身。139歳→141歳。誕生日は9月8日。身長188cm。おとめ座。血液型S型。好物は酒と梅干。 「マスターオブ医者」と称されるほどの医術の持ち主だが、患者に莫大な報酬を請求するため、人々からは「魔女」と呼ばれ恐れられている。かつてはギャスタの町のはずれにある大木に住んでいたが、ワポルが逃亡してからはドラム城に住んでいる。明朗快活でスタイルが良く、年齢を全く感じさせずサンジに負けず劣らずの蹴りを見舞う。彼女の前で「ばあさん」や「ババア」などと年寄り扱いする言葉は御法度で、耳にすると不機嫌になり包丁を投げつけて大暴れする。笑い声は「ヒーヒッヒッヒ」。口癖は「ハッピーかい?」「若さの秘訣かい?」。病気を「ハッピー」と呼ぶが、これは「病気でない時がいかにハッピーなのかが良くわかるから」らしい。若さの秘訣はハッピーでいること。「Dの意志」について何か知っている模様。 ワポルの医者狩りから逃れた唯一の生き残り。8年前、余命わずかだったヒルルクからチョッパーを託され、息子のように思い医者としての技術を叩き込んだ。 ドラムロックをよじ登りドラム城に辿り着いたルフィ達を治療した。チョッパーが麦わらの一味に入る際、湿っぽいのは嫌いなため表面上は多数の武器を投げながら追い立てたが、彼らが下山に使ったソリに医療道具入りリュックを忍ばせ、ヒルルクの“桜”を再現させて涙を流しながら見送った。 新世界編では、医療センター「イッシー100(ワンハンドレッド)」を立ち上げている。世界会議編では船医としてドルトンに同行する。 イッシー20(トゥエンティ) 声 - 田中大文など ワポルお抱えの20人の医師団。医療大国ドラムの精鋭。 ワポルの権力に屈していたことで国民からは反感を買われていたが、ヒルルクの死に様を目の当たりにしてからは良心の呵責に苛まれ、密かに民のための医療を目指していた。雪崩に巻き込まれ生き埋めになったことで冷凍状態となったドルトンを見つけると、自分たちの意志で彼を治療した。 ワポル失脚後は、くれはと共に人数を100人に拡大し、サクラ王国の医療を支えている。 ネギ熊まりあ 声 - 吉竹範子(80話、81話)、日比愛子(292話) ビッグホーンに住む、ネギを買ってきた主婦。得意料理はネギケーキ。43歳→45歳。誕生日は11月14日。ルフィとウソップにハイキングベアと間違えられて一礼された。 タマチビ 声 - 吉竹範子 ココアウィードに住む少年。「STOOL」という店の息子。足に炎症を起こし、Dr.くれはの治療を受けた。誕生日は6月17日。 ドラム王国先代国王 ワポルの父親。本名不明。故人。 生前は、息子のワポルを甘やかしすぎていることをドルトンから指摘されており、本人もそれを悩みの種だと語っていた。
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