コレステロールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化学物質 > 物質 > コレステロールの意味・解説 

cholesterol

別表記:コレステロール

「cholesterol」の意味・「cholesterol」とは

「cholesterol」は、生物体内で見つけることができる脂質一種である。動物細胞の膜の主要な成分であり、ビタミンDステロイドホルモン生成にも関与している。しかし、血液中のコレステロールが増えると、動脈硬化原因となり、心臓病脳卒中リスクが高まる。

「cholesterol」の発音・読み方

「cholesterol」の発音は、IPA表記では/kəˈlɛstəˌroʊl/となる。IPAカタカナ読みでは「カレスタロール」であり、日本人発音するカタカナ英語では「コレステロール」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「cholesterol」の定義を英語で解説

Cholesterol is a type of lipid found in the body of organisms. It is a major component of animal cell membranes and is also involved in the production of vitamin D and steroid hormones. However, an increase in cholesterol in the blood can lead to atherosclerosis, increasing the risk of heart disease and stroke.

「cholesterol」の類語

「cholesterol」の類語としては、「lipid」、「fat」、「sterol」などがある。これらはいずれ生物体内存在する脂質関連する単語である。

「cholesterol」に関連する用語・表現

「cholesterol」に関連する用語としては、「LDLLow-Density Lipoprotein)」や「HDLHigh-Density Lipoprotein)」がある。これらはコレステロールを運搬するための脂質タンパク質であり、それぞれ悪玉コレステロール」、「善玉コレステロール」とも呼ばれる

「cholesterol」の例文

1. Eating too much fatty food can increase your cholesterol.(脂肪分の多い食事をしすぎるとコレステロールが増える
2. High cholesterol can lead to heart disease.(高コレステロール心臓病引き起こす可能性がある)
3. I need to lower my cholesterol.(私は自分のコレステロールを下げ必要がある
4. My doctor advised me to check my cholesterol level.(医師は私にコレステロール値のチェック勧めた
5. HDL is known as good cholesterol.(HDL善玉コレステロールとして知られている)
6. LDL is often referred to as bad cholesterol.(LDLはしばし悪玉コレステロール呼ばれる
7. Regular exercise can help reduce cholesterol.(定期的な運動はコレステロールを減らすのに役立つ)
8. A diet high in cholesterol can lead to health problems.(コレステロールが多い食事は健康問題引き起こす可能性がある)
9. Certain foods can help lower cholesterol.(特定の食品はコレステロールを下げるのに役立つ)
10. Cholesterol is necessary for the body, but too much can be harmful.(コレステロールは体に必要だが、過剰になると有害である)

コレステロール【cholesterol】

読み方:これすてろーる

動物性ステロール代表的なもの細胞膜構成成分で、主に肝臓生合成される。副腎(ふくじん)皮質ホルモン・ビタミンD・胆汁酸などの材料となる。血管壁多量に沈着すると動脈硬化要因となる。コレステリン。→HDLコレステロールLDLコレステロール


コレステロール

分子式C27H46O
その他の名称コレステリンCholesterinCholesterol、Cholest-5-en-3β-ol、コレステリルアルコール、3β-Hydroxycholest-5-ene、ジトール、Dythol、Cholesteryl alcohol
体系名:3β-ヒドロキシコレスタ-5-エン、コレスタ-5-エン-3β-オール、コレステロール


コレステロール ( cholesterol )

細胞膜素材ステロイドホルモン原料となる血清脂質のこと。おもに肝臓つくられますが、小腸皮膚副腎などでもつくられています。平均的な食事から取っているコレステロールの量は1日300mg程度ですが、体内つくられている総量その3程度のぼります。コレステロールには細胞膜原料となる(1)遊離型コレステロールと、体内での不足分を補うために貯蔵される(2)エステル型コレステロール(コレステロール・エステル)があります。からだに悪さをおよぼすのは(2)のコレステロールで、一定の限界超える血栓起こし脳卒中心臓病発作原因となります

コレステロール

読み方これすてろーる

 人間の体に存在する脂質のひとつ。有害物質のように見られていますが、コレステロール自体細胞膜各種ホルモン胆汁酸作る材料となる、体に必要な物質です。2割~3割が体外から取り入れられ、7~8割は糖や脂肪使って肝臓などで合成され、その量は体内でうまく調整されています。
 生活習慣病因子として取り上げられているのは、タンパク質などと結合しリポタンパク質として血液中にとけ込んでいるコレステロールです。リボタンパク質には、肝臓のコレステロールを体全体に運ぶ役割を持つLDL低比重リポタンパク質)と、体内血管壁たまったコレステロールを肝臓に運ぶ役割を持つHDL高比重リポタンパク質)がありますLDLは体にコレステロールを貯めるので「悪玉」、HDL回収するので「善玉」と呼ばれてます。このふたつのコレステロールのバランス崩れて血液中のコレステロールが過剰となるのが、脂質異常症呼ばれる状態です。
 コレステロールが不足した場合免疫力低下招き脳出血の危険を増加させます最近疫学調査米国MRFIT)では、多くて少なくて寿命短縮するといった結果出てます。
 LDLコレステロール多く含まれる動物性脂質は、一般的に取りすぎる傾向があるのでなるべく控えHDLコレステロール増やす効果のある青魚DHAIPA)やコレステロールを減らす効果のある植物性脂質バランス良く取りましょう


コレステロール

【仮名】これすてろーる
原文cholesterol

肝臓作られる様の脂肪様物質で、血液中および体内全ての細胞中にみられる。コレステロールは健康には重要であり、細胞壁組織ホルモンビタミンd、および胆汁酸生成に必要である。コレステロールは卵黄、肉、乳製品などの動物性食品摂取でも得られる血液中の過剰なコレステロールは血管壁蓄積して組織および臓器への血流遮断し心臓病脳卒中発生リスク高める。

コレステロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 04:21 UTC 版)

コレステロール: cholesterol)は、ステロイドの中で、ステロールと呼ばれているサブグループに属する有機化合物の一種である。トリテルペノイドの一つでもある。1784年胆石からコレステロールが初めて単離された。室温で単離された場合は白色もしくは微黄色の固体である。生体内ではスクアレンからプロトステロール(ラノステロールなど)を経て生合成される。




「コレステロール」の続きの解説一覧

コレステロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:39 UTC 版)

テアフラビン」の記事における「コレステロール」の解説

テアフラビンは、ヒト血中コレステロール濃度低減効果があることが確かめられている。総量にも悪玉コレステロールにも効果がある。

※この「コレステロール」の解説は、「テアフラビン」の解説の一部です。
「コレステロール」を含む「テアフラビン」の記事については、「テアフラビン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「コレステロール」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「コレステロール」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



コレステロールと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コレステロール」の関連用語

コレステロールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コレステロールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
e-血液.come-血液.com
Copyright 2024(c) Medical Science Publications,. Inc. All rights reserved
Supplement Kuchikomi RankingSupplement Kuchikomi Ranking
(C)2024 All Rights Reserved. 健康食品のあり方を考える日本サプリメント評議会の運営です。
厚生労働省厚生労働省
(C)2024 Ministry of Health, Labour and Welfare, All Right reserved.
e-ヘルスネット
がん情報サイトがん情報サイト
Copyright ©2004-2024 Translational Research Informatics Center. All Rights Reserved.
財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコレステロール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのテアフラビン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS