オルトス
オルトロス
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オルトロス(古希: Ὄρθρος, Orthros, ラテン語: Orthrus)あるいはオルトス(古希: Ὄρθος, Orthos, ラテン語: Orthus)は、ギリシア神話に登場する怪物である。双頭の犬で[1]、ゲーリュオーンの牛の番犬とされる[2][1]。
その名はオルトロスが「速い」を[3]、オルトスが「真っ直ぐな」を意味する[4]。
ゼウスを打倒するために生みだされた怪物テューポーンがエキドナとの間にもうけた子で、ケルベロス、ヒュドラー、キマイラ[5]、ネメアーの獅子[6]、不死の百頭竜(ラードーン)[7]、プロメーテウスの肝臓を喰らう不死のワシ[7]、パイア(クロミュオーンの猪)といった怪物たちを兄弟に持つ。また、母であるエキドナとの間にネメアーの獅子、スピンクスをもうけたとされる[8][4]。
エリュテイア島でゲーリュオーンの雄牛を守っていたが、牛を求めてやって来たヘーラクレースを発見して跳びかかり、棍棒で殴り殺された。さらにオルトロスを助けに駆けつけた牛飼エウリュティオーンも倒された[1][4]。
系図
脚注
参考文献
オルトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 01:30 UTC 版)
オルトスの実によって変身する。カンケルを倒せる唯一の最終形態。一族の中でもオルトスの実に耐性を持つ選ばれた者しか変身できない。体を構成する細胞は、寿命なしで分裂し続ける生殖細胞で出来ており、カンケルの死滅細胞の攻撃を相殺できる。頭部のファイアリングサーベルを発射し、対象の全ての遺伝情報を一気に引き出し消滅させる「サイコバース」が必殺技。
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