チタン酸塩
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化学 において、チタン酸塩(チタンさんえん 英: titanate)とは、通常は酸化チタンを構成要素とする無機化合物を指す。 [TiCl6]2− や [Ti(CO)7]2− などのいくつかの場合で、この用語はチタンを含むアニオンを構成要素とする化合物に使われることがあるが、この記事では酸化物に限るものとする。
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- 1 チタン酸塩とは
- 2 チタン酸塩の概要
オルトチタン酸塩
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オルトチタン酸塩は M を二価カチオンとして、組成式 M2TiO4 をもつ化合物である。例としてはスピネル型構造をとるチタン酸マグネシウム (Mg2TiO4) などが挙げられる。 Li2TiO3 は岩塩型構造をとり、チタンアニオンがみられないためチタン酸塩とはみなされない。オルトチタン酸塩において TiO44− 中心が識別されることはほぼ無く、例外としてオルトチタン酸バリウム(英語版)が挙げられる。
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