エスピナス
エスピナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/09 16:14 UTC 版)
エスピナス
- アルフレッド・エスピナス - フランスの社会学者、哲学者。
- モンスターハンターシリーズに登場する架空のモンスター。詳細は飛竜種 (モンスターハンターシリーズ)#エスピナスを参照。
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エスピナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
「飛竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「エスピナス」の解説
別称:棘竜(いばらりゅう)/(亜種)棘茶竜(きょくさりゅう)/(希少種)棘白竜(きょくはくりゅう) 登場作品:MHF(シーズン2.0より) 全長:約1700センチメートル 太古の昔から生息している樹海の主とされ、全身に堅い甲殻と無数の紅く鋭い棘を持つ飛竜種。頭部にひときわ巨大な棘を持つ。表記の棘竜は「いばらりゅう」と読む。飛竜種でありながら、人知を超えた存在である古龍種ともまともに縄張り争いをしていたとされており、いわゆる古龍級生物と言える。エスピナスが何の古龍と縄張り争いをしていたかの設定は明かされていないが、樹海では化石化したクシャルダオラの鱗である「鋼龍石」を発見できる。普段はアプトノスやカンタロス、モスなどの動きが緩慢な小型モンスターを捕食している。緑色の体色に加えて身を丸めて身を潜めているが、これはあくまでも意図的な擬態ではなく、体色が周囲と似ていてエスピナス自身がそこまで身動きしないためである。よって、通常はリオレウスなどに見られる積極的な『狩り』を行うことはない。保護色に加えて身動きしない性格ゆえに種族の発見が遅れたという設定がある。 全身の棘は優れた防御でもあり、優れた攻撃でもある。縄張りを侵してくる者がいても、それを能動的に排除しようとするよりも、「堅い甲殻と棘で身を守りつつ外敵が諦めるのを待つ習性」がある。樹海の主であるエスピナスにとって、人間など取るに足らない存在であり関心を示すことは無いとされている。しかし、エスピナスは「身の危険を感じた場合は敵に対して積極的に攻撃を加えて排除しようとする習性」も併せ持っており、ハンターを脅威と感じて怒り出すと凶暴化して全身を紅潮させ、全身の棘を武器に助走もなく瞬時に加速し驚くほどの俊足で突進を仕掛けてくる。この突進は時速50km以上とされる轟竜ティガレックスの突進をも上回る速度である。興奮状態では甲殻に張り巡らせている血管が浮かび上がって肉質が全体的に柔らかくなり、攻撃が通りやすくなる。 クエスト開始時には特定のエリアで熟睡しており、ハンターが近づいても起きることは無く、攻撃しても目覚めにくい。目覚めたとしても、怒るまでは歩いたり若干身体を動かす以外の行動を取らないが、全身が棘に覆われているため、尻尾を揺らすなどの些細な行為でもハンターは傷を負うことになる。動きが緩慢であるから討伐も簡単ということは全くなく、平常時はほぼ全身の肉質が極めて堅いため、通常の斬れ味の武器では悉く跳ね返されてしまう。怒ったときは仁王立ちになって迫力ある雄叫びを放ち、これには音だけでなく風圧も伴う。体内には神経性の毒と出血性の毒を生成する器官が備わっており、棘の先からは後者がにじみ出てくる。火竜と同様に炎のブレスを吐くが、こちらも体内で生成された2種類の毒を含有させた状態で吐き出し、立ち上がったときは3連射することが可能。たとえブレスの衝撃に耐えたとしても、火傷した傷口から毒が入りこみ麻痺と毒状態になってしまう。 エスピナスの素材から作られる武器は毒属性や火属性(亜種と希少種は毒と火の双属性)を持っており、ハンマーや大剣の溜め攻撃では、怒ったエスピナスのように武器が紅潮する。また、性能的に下位となる武器の色は緑が主体だが、強化により上位武器になると色合いが紅潮した緑になるものがある。 特異個体は原種より大きな翼と巨大な頭の棘を持ち、力を溜めてからの突進や爆発を伴う5連続ブレス、薙ぎ払い→タックル→ブレスのコンボ攻撃などを出すようになる。また、原種と比べて非常に目覚めやすく、怒りやすい。激個体は眠りから覚めると同時に激情し、ブレスの爆発が通常の個体よりも強力になっている。G級エスピナスは突進の際にハンターを弾き上げるほどの強烈な旋風を纏い、これまで以上に猛スピードの突撃を連発してくる。過去のイベントクエストではハンターよりも小さなエスピナスが登場したこともあった。 MHFシーズン2.5では新たに亜種が追加。やや黒ずんだ茶色の甲殻を持ち、古塔の頂上を棲家としているが、峡谷でもその姿を見ることが出来る。別名の「棘茶竜」は「きょくさりゅう」と読む。たった一尾だけでランポス千頭分の致死量に匹敵する猛毒に加え、通常種とは異なり麻痺毒の代わりに武具を腐食させる重酸を混入させたブレスを吐き出すようになった。多少隙を晒してでも、力を溜めた技で一度に豪快に獲物を仕留ようとするやや特徴的な性格の持ち主であり、ガードを打ち破るほど超高威力の周囲への角薙ぎ払いなどを得意とする。そのなかでも棘茶竜を「エスピナス亜種」たらしめている一際豪快かつ凶悪な技に、飛び上がってから超極大のブレスを地表へ放ち、周囲超広範囲を毒や重酸の嵐と爆発で悉く吹き飛ばす即死級ダメージの必殺ブレス攻撃がある。 亜種の特異個体は、怒り時でなくてもある程度攻撃はしてくるようになり、立ち上がらずともリオレイアのように3連続で重酸ブレスを発射可能になっている。溜めブレスにも2種類あり、一つは通常の亜種と同じ溜めブレス、一つは溜めたブレスを上空に打ち上げてから爆散させることで、強力なブレスの雨を降らすことができる。また、全身の棘の先端が白くなっているなどの違いがある。亜種の激個体は常に怒り状態で、溜めブレスが着弾時に無数の小弾をばら撒くようになり、中途半端な距離で緊急回避して大爆発を避けるとその後にくる小弾に当たってしまうようになっている。G級には現在正式な形では実装していないが、後述の希少種と同時に登場する特別なイベントクエストでのみ先行して登場。突進攻撃そのものに毒だけでなく防御力を低下させる効果が追加されただけでなく、空中で重酸を充填した後、亜種得意技の溜めブレスを3連射するという脅威の技を持つ。また、このクエストでは後述する希少種と突進で衝突してフィールドの全域を巻き込む大爆発を引き起こす攻撃を行うもある。 MHFシーズン5.5からは希少種も追加され、樹海頂部に生息する。白色に薄い紫がかった甲殻を持ち、興奮すると紫の模様がより濃く発色する。別名の「棘白竜」は「きょくはくりゅう」と読む。通常種や亜種と大きく異なるのは、短気で攻撃的なため、起き上がるとすぐさま怒り状態へ移行するという点である。希少種独特の攻撃方法として、飛び上がってからの滑空攻撃のほか、素早く後退する、振り向き時には一度に180度反転するなど、他の飛竜と異なった動きをする。亜種は麻痺毒の代わりに重酸を用いたが、希少種は通常種と同じで火と毒と麻痺を混合させたブレスを吐く。性格が異なるので亜種のような溜め攻撃は行わないが、代わりに「地獄の業火」とも形容される、エリアの半分近くもの範囲を一瞬にして火の海にしてしまう圧倒的威力のブレス攻撃を持つ。この炎は触れると急激に体力が減らされるとともに、毒状態になってしまうため、その場に踏みとどまると一瞬で力尽きてしまう。エスピナス希少種の特異個体は天高く噴き上げる毒性の大火柱を2本並べる「ファイアーウォール」という技や、巨大な火柱を噴き上げ周囲を延焼させる火炎ブレスと同時に上空へ舞い上がり、火柱で空中に滞留しているハンターにトドメを指す大技も繰り出すようになった。G級のエスピナス希少種は地面に滞留する毒性の水たまりを吐き出すようになっている。この毒液の上に立つと毒状態にされるばかりか地形ダメージによって体力をどんどん減らされてしまう。G級エスピナス希少種が特異個体化しようものなら、突進や翼撃などほぼ全ての物理攻撃が毒である上、火炎ブレスも毒・麻痺・地形ダメージ、特異個体やG級専用のいずれの攻撃技も何らかの形で毒や地形ダメージのエリアを出現させるなど、いわゆるスリップダメージのエキスパートと化すためかなりのパワーアップを遂げる。なお、前述したG級のエスピナス亜種と同時に登場するイベントクエストではフィールドを分断するほどの巨大な炎の海を生み出すブレス攻撃を行うことがある。 エスピナスは名前の通り「薔薇の棘」をイメージして考案されており、普段は動かず近づく者に反撃するという行動もそこから着想している。
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