エア・ガンとは? わかりやすく解説

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エア‐ガン【air gun】

読み方:えあがん

圧縮空気圧力利用して弾丸発射する銃。空気銃

エアハンマーのこと。

エアブラシのこと。

「エア‐ガン」に似た言葉

エアガン

英語 airgun

機械工具の分野では、エアコンプレッサーなどでつくられる圧縮空気エアホース導き、その圧縮空気任意の場所に吹き付けるための道具をいう。一般に工作機械治具金型部品などの切粉、塵挨、油分水分除去洗浄清掃するために多く使われている。ノズル形状エア絞り弁有無などにより、各種のものが市販されている。エアダスター、エアノズルとも呼ばれる

エアガン

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

アクアパルス


エアガン


ノン・ダイナマイト法


バイブロサイス


非爆薬震源

読み方ひばくやくしんげん
【英】: non-dynamite source
同義語: アクアパルス  エアガン  ノン・ダイナマイト法  バイブロサイス  

地震探査波源火薬類用いない方法まとめて呼ぶ俗称である。
火薬類それ以外のものの間に区別がつけにくいこともあって範囲は明確ではない。地震探査波源としては、陸域海域問わず火薬類、それも主にダイナマイト用いることが最も多かった。現在でも陸域ではダイナマイトではないにせよ、爆発物例え硝酸アンモニウム用いているものが多い。この最大理由は、エネルギー十分に大きくて、鋭いパルス状波形火薬類爆発利用する容易に得られるからである。しかし、エネルギー大きく鋭い波形の波を出すという特色は、逆にいろいろな障害引き起こしている。陸域では地表建造物地面そのもの損傷することがあり、このためには地下数 m 以深に火薬を置かなければならず、これには作孔作業が必要となる。海域では海中生物殺傷するため、水産業重大な影響与える。いずれにしても危険物であるため保安上に心配があり、作業能率高めることができない
非爆薬震源の多くは、このような難点解決するために考え出されたものである。その発震機構から、機械的電気的空気放出放出ガス燃焼大別することができる。これまで開発され実用化されている主要な方法を<表>に示す。
非爆薬震源機械的方法のうち最も単純な方法重錘落下法である。これは名の示すとおり1トン程度重錘3m ぐらいの高さから落とすのであるが、地震探査要求される 1ms(1 秒の 1,000 分の 1 )の精度を保つために工夫こらされている。バイブロサイスVibroseis, Conoco商標)は、単に火薬代替というものではなく他の方法とは異なり、発震波形制御している点に特色がある。つまり、バイブロサイスから出る波形は表のように 10 秒ぐらいも続く振動波形であり、これを用いて記録をとり、発震波形との相互相関をとることで信号波形取り出すというものであるこの方法は発震波形既知であり、しかも制御できるという点で通信理論かなった優れた着想といえる与えた周波数帯域以外の波は受信しない利点がある。主として陸上調査用いられている。電気的方法水中での瞬間放電利用するもので、したがってほとんどが海域調査用いられている。その代表的機種スパーカーである。この方法の特色は、周波数帯域極めて高いことから微細構造解析向いていることである。そのため港湾などの底質調査にはよく用いられる通常の方法では測線直下反射波しか観測できないが、発震、受震ともに指向性持たせ、船の進行と直角方向指向性振らせることで、海底面をある幅で観測することができる。
空気放出というのは、圧縮空気瞬間的に開放しその膨張力を利用する方法で、これも主として海域用いられ、エア・ガンの名称がある。空気瞬間放出機構には巧妙な工夫なされているが、それらに必要な装置準備してしまえばエネルギー源空気がどこででも入手できるので作業上に大きな利点となり、海域の非爆薬震源としては最も多く用いられている。放出前蓄え空気圧容積および水深によって、発震波形周波数帯域変化する異なったサイズガン異なった周波数特性を持つから、さまざまな容積ユニット同時使用する総合した発震波形制御できるこのように配慮したガン配列をチューンド・アレー(tuned array)と呼ぶこともある。
一方空気代わりにピストン運動によって高速放出するウォーター・ガン最近注目され始めた放出されによって海水中に中空形成され次の瞬間これがつぶれるときに地震波発生するウォーター・ガン長所は、有害な二次的振動原因となる気泡バブル)を生じないことである。空気放出入れるのは不適当だが、圧縮空気あるいは水蒸気容器膨らませ、この状態で容器機械的に支持してから空気抜きその後機械的支持取り去って水圧により容器圧縮し、負のパルスを出すという方法がある。空気放出ガス燃焼生じ繰り返し発展気泡効果)がないことが特色である。(フレキシ・ショック)ガス燃焼法ゴムの袋や特別の容器中にプロパン・ガス酸素混合気体入れ点火栓によってガス燃焼爆発)させ、そのとき容器膨張利用する方法である。膨張熱力学的に行われるため、そのままでは水圧による圧縮膨張繰り返されいわゆる気泡効果があって不都合である。そのため点火排気弁開いて内部ガス空中放出する機構備えている。この方法は陸域でも利用できる地上においた容器の中でガス点火し容器瞬間膨張土地衝撃与えのである
陸域非爆薬震源では、プロパン・ガス酸素供給比較的容易であるので重用されている。この方法の代表的機種はダイノサイス(Dinoseis)である。これらのほかに、火薬による方法近づくものとして、導爆線地表延ばし点火する方法がある。実際に災害防止のため、30 ~ 50cm 埋設する。これは多孔爆破効果をねらうものである海域でも同様に水面下数十 cm導爆線流して点火するまた、海域において混生動物危害加わらない程度少量爆薬を非爆薬震源と同等作業能率用い方法がある。非爆薬震源は、先に述べたように主として災害防止目的したものであったが、実現できた方法エネルギー源供給自動化でき、しかも短時間10 秒~数 10 秒)に供給できるという利点持っているため、1 回あたりの発震エネルギー火薬類及ばないにしても作業能率向上に資するところが大きい。これまでのダイナマイト場合には、火薬庫からの運搬雷管爆破線の装着陸域では作孔と装填海域ではブイ取り付け投入などという人手要する煩雑な作業多かった。非爆薬震源ではこれらがほとんど省略できることで、人員節減通じてコスト低下つながっている。1 回あたりのエネルギーが小さいということは、その限りにおいては欠点であるが、多数回の繰り返し発震の結果加算することで、有効信号強調するとともにランダム雑音減衰できるという利点生んでいる。
これらの多く優位性から、非爆薬震源は今後発展する傾向をみせている。

実際には 5 ~ 50Hz くらいの周波数範囲10 秒くらいの間に出している。

表 非爆薬震源
原理 名称 適地
機械的 バイブロサイス
サンパー重錘落下
陸、海
電気的 スパーカー
SSP

空気放出 エアガン 海、陸
放出 ウォーターガン
ガス燃焼 ダイノサイス
アクアパルス
陸、海

空気銃

(エア・ガン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 04:21 UTC 版)

空気銃(くうきじゅう)とは、空気または不燃ガスを用いて弾丸を発射するの総称。子供向けの玩具から、射撃狩猟に用いるものまで、そのバリエーションは幅広い。日本では一般に「空気銃」と呼ぶ場合、公安委員会の所持許可が必要な「実銃」をさすことが多い。この項ではこの実銃としての空気銃を扱う。




「空気銃」の続きの解説一覧

エアガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 07:09 UTC 版)

人工地震」の記事における「エアガン」の解説

水中圧縮空気放出する水中では(爆薬並んで)よく使われる

※この「エアガン」の解説は、「人工地震」の解説の一部です。
「エアガン」を含む「人工地震」の記事については、「人工地震」の概要を参照ください。


エアガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 13:50 UTC 版)

フランキ・スパス12」の記事における「エアガン」の解説

SPAS12のエアガンは、日本では東京マルイKTWクラウンモデル製造・販売している。 東京マルイの物は標準的な6mmBB弾使用しショットシェル形のマガジン最大30発を装填可能。 本体ポンプアクション式のコッキング銃で、圧縮ガスバッテリー不要ショットガンらしく、1回発射同時に3発のBB弾射出するフル装填マガジン1個で10発射可能)。東京マルイ独自のホップアップ機能(弾に上向き回転与えて飛距離伸ばす)を持ち有効射程30メートルまた、ラピッドファイヤー機構があり、引き金引いたまま繰り返しコッキングすることで連射することができる(ただし、この場合狙いはほとんどつけられず「掃射」に近い撃ち方になる)。連射速度ガスガン電動ガンには劣る。

※この「エアガン」の解説は、「フランキ・スパス12」の解説の一部です。
「エアガン」を含む「フランキ・スパス12」の記事については、「フランキ・スパス12」の概要を参照ください。

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