イロウス
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「バトルガール ハイスクール」の記事における「イロウス」の解説
イリス 声 - 伊藤静 イロウスの支配者であり、一連の事件における黒幕。第2部から登場。心の闇に取り込んで新型イロウスを生み出していた。人間に依代を移すことで永久の時を生き永らえている。 普段は白髪の黒いドレスの姿の女性をしているが、茶髪の女性の姿でいることもある。後者は「七嶋葵」の体を依代として利用している姿であるが、前者も元を正せばかつて最強の星守と呼ばれた「酒出茉莉」の体を依り代としたものであり、茉莉の面影も残らないほどに変貌を遂げている。 その正体は絶望に堕ちた星守の魂のなれの果てで核として構成していた部分は瘴気を纏う黒い華のような姿としてる。その後数多くの星守を絶望に堕としめて喰らい続け絶望の大樹と化していた存在だった。 イロウスによる世界襲撃の祭に、葵の体を乗っ取り、最終的にはその世界を滅ぼした。その後神樹は輝きを失い、街にはイロウスが溢れるようになり、星守も瘴気に犯されて立ち上がれなくなったことを頃合いと見なして"別の世界"への侵攻し、数々の世界を滅ぼしていき、最終的にみきたちの住む世界へと渡ってきた。「七嶋葵」の姿でイロウスに襲われたと見せかけて茉莉に接触し、最終的に「審判の日」に茉莉の体を乗っ取り、イロウスに地球を乗っ取らせることによって住む人間たちをコロニーへと追いやった。 星守たちによって地球を奪還された後は、七嶋葵の姿で名門女子校である奏乃宮女学院の教師になりすまし、花音たちの担任をしていた。一見するとおっとりのほほんした頼りなさげな女性だが、イロウスが出現する位置を正確に予測できる有能な人物を装い、花音に「葵ちゃん」と呼ばれていた。花音と一緒にいることに自信を持てない詩穂に目をつけ、アルルと共に彼女の心を追い込んで闇へと堕とし、再び「審判の日」を起こそうとしたが、花音の必死の行動により詩穂は元に戻り、「審判の日」も星守たちの活躍によって阻止されたが、第4部ではミサキの世界に渡り神樹を闇に堕とすなどと暗躍していた。そして第5部終盤、「酒出茉梨」の姿で樹たちの姿で現す。 第6部にて本格的に侵攻し神樹ヶ峰女学園を壊滅状態に貶めるもエリカ・葵の最後の抵抗で二人は犠牲になったものの星守は新たなる星衣の覚醒へと導いたがイリスは無抵抗な民を攻撃することで消滅させるが今度は落胆しない人々の助けで再度装備したことでイリスは驚愕した、だが一瞬の隙を突き今度はみきを新たなる依代にすべく取り込み、みきを絶望の淵に堕とそうと試みる、だがそれはみきの呼びかけに応じた茉梨を覚醒することにつながる、そしてみきは茉梨の支援によりほかの星守及び元星守を呼び寄せイリスを討滅する事で取り込まていた数々の歴代の星守たちの魂が解放された。七嶋 葵(ななしま あおい) 声 - 伊藤静 誕生日:6月20日、身長:166cm、体重:51kg、3サイズ:83/55/85、血液型:AB型、部活動:バスケットボール部 イリスの依り代となった少女。エリカの幼馴染で、一番の友達であり理解者であった。 第5部3章終盤で星守に目覚め、たった数ヶ月で覚醒にまで至り、星守のリーダー候補にまで推薦されるほどであった。最後までエリカを守るために星守として戦っていたが、イロウスによる世界襲撃の際に茉梨のように協会でイリスにその身体と魂を渡してしまう。イリスによると死んではいないらしく、同一の存在となり、「七嶋葵=イリス」と化した。イリスとなった後、葵の体で「エリカと一緒に生きたい」と願ったことにより、エリカもイロウス側につくことになった。 第6部前半終盤にてミサキの世界に渡る際に彼女の魂を使われた為ボロボロになっていたことがエリカの魂との会合での彼女の口から明らかとなり、エリカに自らの星守の力を託してイリスへの最後の抵抗を行うも敗れる。 酒出 茉梨(さかいで まり) 声 - 千本木彩花/伊藤静 七嶋葵の次にイリスに依代として取り込まれた少女。詳しくは同項を参照。 エヴィーナ 声 - 大西沙織 第1部第6章にて登場した、サドネと同種族の女性。耳以外にも手甲と足甲も一致しているが、これらについては不明。 自らを「最も高貴な種族」と呼び、人類を下等生物と蔑む傲慢な性格。地球で記憶を失って目覚めたばかりのサドネを拾い、彼女が有する「イロウスを操る能力」に気づくと、彼女の孤独につけ込んで思うままに操り、最終的にその力を奪って捨てた。計略に長けているだけでなく、月と火星が送り込んだドローン兵器を改造したことから、相当な技術、もしくは能力を持っていることが伺える。 髪はピンクのロングヘアで、露出度の高い衣装を着ている。第1部・第2部ともに星守たちの敵として立ちはだかる。 第2部4章にてf*fのライブを襲撃するも、星守たちの活躍により失敗に終わり逃走。逃げた先でイリスに見限られ、機械の耳を破壊される形で始末されてしまう。皮肉にも自身がサドネが捨てたのと同じ道をたどることとなった。雨谷 エリカ(あめや えりか) 声 - 大西沙織 誕生日:2月25日、身長:170cm、体重:56kg、3サイズ:107/57/89、血液型:B型 エヴィーナの本来の姿である人間の女性で、神樹ヶ峰女学園の生徒であった。 イリスの手で破壊されたことにより機械の耳がなくなっており、それに関連してか記憶喪失となっている。しかし、神樹ヶ峰女学園のことはなぜか覚えており、それだけを頼りに学園までやって来た。また、七嶋葵のことを知っているような様子を見せている。 エヴィーナとは逆におしとやかな性格だが、少女時代は快活かつオシャレ好きで、ギャルっぽい性格をしていた。七嶋葵とは幼馴染であり、同じクラスメイトであった。 エリカは幼い頃から葵と共に星守を夢見ていたが、中学に上がる頃に葵は「パン屋になる」という新しい夢を見つける。高校生の頃は、「ハズい」という理由から表向きにはエリカ自身も星守になる夢を捨てたとしていた。しかし諦めきれておらず、葵に言われた通り神樹に祈ってみようとしたり、トレーニングの一貫としてランニングを毎日している(現在ではプロポーション維持の面が強い)など、葵曰く「素直で頑張り屋」な一面が出ている。葵が試作品のクロワッサンを作ってくるという約束をした翌日に葵が星守に選ばれ、星守クラスに編入した後、彼女を嫉妬などの感情から避けるようになり、さらに「星守にならなくて良かった」と言われたことでケンカ別れしてしまう。その後葵がイリスへと変貌していたこと、最後に「エリカと一緒に生きたい」という願いを聞いたことにより、共にイロウス側になる。 イロウス側になったことにより、イリスと共に数多くの世界を滅ぼしていき、最終的にみきたちの住む世界へと渡ってきた。そこで当時、星守に選ばれた茉莉を自分と重ねていたが、彼女の姿を見ているうちに自信が星守に憧れていただけだったために星守になれなかったこと、イリスが話した葵との約束は偽りだということに気づき、「審判の日」にイリスに反旗を翻す。しかし、星守でない自身がイリスに敵うはずもなく、彼女がある研究機関で手に入れた機械の耳を装着させられ「エヴィーナ」へと変貌し、エリカとしての記憶は失われてしまう。 後に葵との思い出を見つけて、高校生時代のこと、エヴィーナとしてイリスに従っていたことなど、すべてを思い出す。星守の敵として多数の世界を滅ぼしたことから、星守の手にかかることを望むが、星守たちはエリカを倒すことを是としなかったが、サドネは「終わらせる」と武器を構え、『エヴィーナを倒した』とエリカを倒すことはしなかった。そして「贖罪の方法は別にある」と明日葉に諭され、イリスとの繋がりを持つことから、イリスにたどり着く唯一の手がかりとして星守に協力することを決める。その後、神樹ヶ峰女学園に保健医として就任。また茉梨がイリスに身体を差し出した時のことも樹、風蘭、牡丹に「贖罪」として自ら話した。 すべてを思い出したため、エヴィーナのような口調にこそなっているが、心根は穏やかで優しい人物と捉えられている。保健医になったことで「エリカ先生」と呼ぶことを強要するが、サドネは相変わらず呼び捨て。 最終決戦前盤にてイリスから星守たちを逃がすために、鉄パイプを持って単身に挑むも敗れ、魂となりイリスの中で葵の魂と再会する。その中でイリスの襲撃に遭うも、葵より譲渡された形ではあるものの星守に目覚める。しかし必死の抵抗もむなしく、エリカはそのまま死亡する。 サドネら星守たちは、エリカを喪った悲しみで動揺するが、彼女の遺した言葉で立ち直る。 アルル 声 - 田中あいみ 白いぬいぐるみのような見た目をした生物。第2部で登場し、エヴィーナやイリスたちと手を組み、星守たちと敵対する。 見た目はマスコットのように愛らしいが、自らの姿を利用して油断させ、術中に陥れる策略家。相手に策を見破られると、普段の「〜でしゅ」という口調が崩れて関西弁になる。 第2部終盤にて『デウス・アルレカン』に変貌し、星守に対抗するも力及ばず敗北、消滅する。
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