みつとは? わかりやすく解説

み‐つ【三つ】

読み方:みつ

数の名。二つの次、四つの前の数。さん。みっつ。

3歳

物の順序で、3番目。

㋑昔の時刻で、一刻四等分した第三。「丑—」

「三つ」に似た言葉

みつ【密】

読み方:みつ

[音]ミツ(呉) [訓]ひそか みそか

学習漢字6年

閉ざされ内部わからない。人に知られない。ひそか。「密会密教密航密告密使密室密約密輸隠密(おんみつ)・機密枢密内密秘密

すきまがない。ぴったりとくっついている。関係が深い。「密集密生密着密度密閉密林過密気密緊密親密稠密(ちゅうみつ)」

細かく行き届いている。「厳密・細密周密精密綿密

密教。「顕密台密東密

名のり]たかし

難読舎密(セイミ)


みつ【密】

読み方:みつ

[名・形動

すきまがないこと。ぎっしりと詰まっていること。また、そのさま。「人口が—だ」「網の目を—にする」⇔疎(そ)。

関係が深いこと。親しいこと。また、そのさま。「—な間柄」「連絡を—にする」

きめこまかいこと。細部わたって行き届いていること。また、そのさま。綿密。「—な計画」「—に調べ上げる

こっそりと人に知られないようにすること。また、そのさま。ひそか。秘密。「謀(はかりごと)は—なるをもってよしとす」

密教」の略。

顕に付け、—に付け、その悟りやすからず」〈浄・大原問答


みつ【御津】

読み方:みつ

古代難波(なにわ)の港。官船の船着場として尊んでいう。難波の御津。

葦が散る難波の—に大舟にま(かい)しじ貫き」〈四三三一


み・つ【満つ/充つ】

読み方:みつ

【一】[動タ五(四)打消しの語を伴って用いる)ある基準数量まで達する。「定員に—・たない」「10歳に—・たない子」「意に—・たない」

【二】[動タ上二]「みちる」の文語形

【三】[動タ下二

いっぱいにする。満たす

「玉敷かず君が悔いて言ふ堀江には玉敷き—・てて継ぎて通はむ」〈四〇五七

望みなどをかなえる満足させる

その本尊、願ひ—・て給ふべくはこそ尊からめ」〈源・東屋

決められ時期達する。一定の期間を終える。

重き物忌みも既に—・てぬ」〈読・雨月吉備津の釜

[補説] 【一】中世以降、「耳にみつる物は鳴り下る(いかづち)の音」〈盛衰記・七〉のように上二段にも活用し、更に上二段活用上一段活用「みちる」に変化し、現在にいたる。また【三】は、下一段化せず衰えかわって「みたす」が用いられるようになった


みつ【蜜】

読み方:みつ

常用漢字] [音]ミツ(呉)

はちみつ。甘い液汁。「蜜腺(みつせん)・蜜蜂(みつばち)・蜜蝋(みつろう)/餡蜜(あんみつ)・花蜜糖蜜水蜜桃

はちみつのように甘い。「蜜月蜜語

難読蜜柑(みかん)


みつ【蜜】

読み方:みつ

植物分泌する甘味のある液。「花の—」

蜂蜜(はちみつ)のこと。

糖蜜(とうみつ)のこと。


みつ【×褌】

読み方:みつ

《「三つ」から》相撲のまわしで、腰に巻いた部分縦に股下をおおう部分とが交差する所。三つ結いまた、まわし・締め込み同義にも用いる。「前—」「たて—」


みつ

  1. 白痴者。〔第二類 人物風俗
  2. 白痴者を云ふ。
  3. 白痴

みつ

  1. 娘ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・岡山県

分類 岡山県


読み方:みつ

  1. 〔的〕秘密のこと、又春画のことに云ふ、或は之を売る者のこと、「幼稚園」「夜のもの」「枕草紙」に同じ。
  2. 春画類似のもの秘密のことが画いてあるところより。〔香〕 ②三ツ葉省略語。〔業〕

分類 的、香/業


読み方:みつ

  1. 春画
  2. 春画を云ふ。

分類 露店商香具師


読み方:みつ

  1. 〔相〕褌のこと、褌をすると力が満るの意。

分類 相撲

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三津

名字 読み方
三津みつ
見津みつ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

見津

読み方
見津みつ

三津

読み方
三津みつ

ミツ

(みつ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/11 14:23 UTC 版)

ミツ

ミツ

mitsu

  • mitsu - 日本の作曲家・作詞家。
  • MITSU - 日本の音楽家。

関連項目



みつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 15:02 UTC 版)

夏目影二郎始末旅」の記事における「みつ」の解説

二郎の母。料理茶屋『嵐山』一人娘で、常磐秀信の妾だった。影二郎14歳時に死亡

※この「みつ」の解説は、「夏目影二郎始末旅」の解説の一部です。
「みつ」を含む「夏目影二郎始末旅」の記事については、「夏目影二郎始末旅」の概要を参照ください。


みつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 08:01 UTC 版)

しろばんば」の記事における「みつ」の解説

文太末娘洪作にとっては「同年叔母」になる。

※この「みつ」の解説は、「しろばんば」の解説の一部です。
「みつ」を含む「しろばんば」の記事については、「しろばんば」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「みつ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

みつ

出典:『Wiktionary』 (2021/11/27 05:59 UTC 版)

動詞

みつ満つ充つ

  1. 打消しの語を伴って満ちるとどく

活用

語源

古典日本語みつ」(満つ

名詞

みつ

  1. (相撲) 相撲のまわしの、縦の部分と横の部分背面交差する所。

語源

古典日本語みつ」(三つ

発音(?)

み↘つ

名詞

みつつ】

  1. みっつ。
  2. 一刻四分した第三時刻

諸言語への影響

動詞

みつつ、充つ

  1. ちる。充満する。一杯になる。
  2. 願いなどが)かなう。
  3. 満月になる。
  4. 満潮になる。
み-つ 動詞活用日本語活用
タ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

みつ満つ充つ

  1. 充満させる一杯にする。
  2. 願いなどを)かなえる。
み-つ 動詞活用日本語活用
タ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
つる つれ てよ

諸言語への影響



  • 画数:8
  • 音読み:サン
  • 訓読み:みつ

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