セイミ【(オランダ)chemie】
舎密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/27 07:22 UTC 版)
舎密(せいみ)とは江戸時代後期の蘭学者の宇田川榕菴がオランダ語で化学を意味する単語 chemie [xeˈmi] ( 音声ファイル) を音写して当てた言葉[1][2]。
注釈
- ^ 『Elements of experimental chemistry』とも。当初『Epitome of chemistry』という題名で出版されたのち、『Elements of experimental chemistry』という名に改めて出版された。
出典
- ^ a b c d e 奥野久輝『江戸の化学 (玉川選書)』玉川大学出版部、1980年、54-67, 130-132, 142-143, 146-150, 199。ISBN 978-4472152115。
- ^ a b 塚原東吾「化学と能吏:驚異のマルチ人間宇田川榕菴の謎にせまる (特集 大江戸化学事情(日本の化学の先駆者宇田川榕菴とその時代:生誕200年によせて))」『化学』第53巻第10号、化学同人、1998年10月、 14-20頁。
- ^ “An epitome of chemistry, in three parts”. 2017年7月18日閲覧。
- ^ 芝哲夫「日本の化学を切り拓いた先駆者たち(2) : 川本幸民と化学新書(日本化学会創立125周年記念企画 8)」『化学と教育』第51巻第11号、日本化学会、2003年、 707-710頁。
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