元となった資料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 10:18 UTC 版)
原著 『舎密開宗』の原著はイギリスの化学者ウィリアム・ヘンリーが1799年に出版した『 Epitome of Chemistry』のドイツ語訳したものを、さらにオランダ語訳したものである。J・B・トロムスドルフ(ドイツ語版)がドイツ語に翻訳、増補した 『Chemie für Dilettanten』 から、さらにオランダの アドルフス・イペイ(英語版)がオランダ語に翻訳、増補した『Chemie voor Beginnennde Liefhebbers, 1803』(『依氏舎密』)を翻訳している。 参考資料 上記の原著を骨格に、24種類以上の西洋(主にオランダ語)の化学書を参考として使用している。また西洋の書物だけでなく中国書も参考にされたとされる。代表的なものには以下の文献が挙げられる。Traité élémentaire de chimie(フランス語版) - 著:ラボアジエ(オランダ語翻訳版) Sijstematisch handboek der beschouwende en werkdaadig Scheikunde(『依氏広義』)- 著:イペイ(英語版) Leerboek der Scheikunde(『蘇氏舎密』)- 著:スマレンビュルフ (F. van Catz. Smallenburg) Beschouwende en Werkende Chemie - 著:カステレイン (P.J. Kastelein)
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